2011年10月16日日曜日

10/16、CDを6枚とDVDを1枚 Pt. I

 なんかHR/HM界の最新情報をチェックするようになってから記事の元にする話題がそればーっかりになってたけど、今日は久々にネットとは切り離されたところで起こったことが書ける!

 
② ③ ④
⑥ ⑦

 というわけで、CDを6枚とDVDを1枚、買って参りました。AVセル商品の購入はThe Dark Side of the Moon以来ですね。漫画はその後もなんか買った気がする。
 さて①から⑤まではWARNER HARD ROCK 1500という廉価盤再発企画によって発売されたものです。内訳は、

 ①Fair Warning / Fair Warning [WPCR-14260]
 ②Dokken / Back for the Attack [WPCR-14245]
 ③Skid Row / Skid Row [WPCR-14251]
 ④Dream Theater / Awake [WPCR-14259]
 ⑤Yngwie J. Malmsteen / Fire & Ice [WPCR-14257]

 この内初めて聴くバンドがFair WarningとDokken、初めて聴くCDがSkid RowとFire & Ice。
 Skid Rowからは他にもSlave to the Grindが出ていて、それも予約品として届いております。確かひとつのバンドのCDを2枚頼んだのはSkid Rowだけだったハズ。
 このシリーズのCDは全部で13枚予約していて、やたら色んな場所で名盤って声を聞くからこの安く買える機会に是非聴きたい!ってのと、前からチョット興味あったってのが混在しています。
 今日見送ったのはSkid Rowのあと1枚を除くとVandenberg(1st)、Winger(1st)、The Wildhearts(忘れた)、Harem Scarem(2nd)、Ratt(1st)とかですね。
 Skid Rowは、先日記事にしましたが元ボーカリストのSebastian Bachが今実に残念なことになっているので、「元々かっこよかった」に相対的評価と懐古感情が加わって、心の中で期待がえらいことになってるのが自分でもよくわかります。
 といっても私、40 Seasons: The Best of Skid RowというCDは持っておりまして、1stの中でも特に人気の高い曲は大体知っておるのです。
 ザンネンSebastian Bachに落胆させられた気持ちを払拭しようとつべを検索してみると、・・・Youth Gone Wildのビデオなんてあったんですねえ。当たり前ですが観てみると、聴いてみるとやはり実にカッコイイ。
 Skid Rowという曲名ではないが歌の中に"SKID ROW!"・・・これぞハードロックの醍醐味ですねえ。
 彼らも曲によってはヘヴィメタルと言ってもいいような面を見せていましたが、まぁハードロックバンドってことでいいですよね。
 ヘヴィメタルだとバンド名が曲名になってるってこと自体が珍しいですから、ましてや自らのバンド名を織り込んだ歌詞を乗せた曲がバンドのテーマのようになっているとか・・・そういうのはほぼ皆無なんじゃないですかね。Black SabbathとかIron Maidenはやってましたが、それくらい古いバンドじゃないと・・・。
 Dream Theaterは以前記事にした通り、WARNER HARD ROCK 1500を知るキッカケになった1枚。大感謝です。そしてよくぞ再発してくれたよワーナーマジ最高。
 ああ、それにしてもこれ聴くのヒサビサ。なんで手放しちゃったのかな。
 1曲目のタイコ回しから、ナニか起こるぞって雰囲気がプンプン。今思い返すだけでもワクワクしてきて早く聴かせろと耳が急かすのだ。
 あの頃ドラミングだけで己の存在価値を主張するMike Portnoyは純粋にかっこよかったなあ。
 でもまぁちょっと待ってネ俺の耳サン。アルファベティカルに聴いてくからAwakeはBack for the Attackの後なのだ。
 それからYngwie J. MalmsteenのFire & Ice。
 収録曲の内既に、ミュージックビデオのつくられたTeaserだけは聴いたことがあります。
 ボーカリストがGöran Edmanなんですよね。
 まぁワケのわからんビデオでしたが、彼の歌は実に刺激的。
 個人的に「個性的なボーカリスト」の最大の好例だと思っている元ArtilleryFlemming Rönsdorf(動画のない曲のみのアップロードは極力紹介したくないからと探すとこんなレア動画が。しかし俺がお勧めしたい彼の真骨頂はB.A.C.K.での歌なので、これはあくまでもちょっとしたサンプルです)みたいな、誰かに紹介する際その特徴について「クセのある」という一言で済ませようもんなら必ず突っ込みが返ってきそうなボーカリストも大好きですけど、Göran Edmanや、同じくスカンディナヴィア出身のJørn Landeなど、少なくともメタル的な歌ならなんでも(デス以外)歌えそうなプロ然とした人も好物です。
 このアルバムは曲数が多すぎるってところに否定的な意見が寄せられることがあるそうですね。
 確かにまあ、インギの音楽性で14曲(このWPCR-14257はプラスボートラ1曲の全15トラック)は多いかな・・・。
 こういう偏屈な人の音楽のフォロワーは、「同じのばっかじゃん。飽きた!」って人と、「同じのばっかじゃん。もっと!」って人で極端に分かれてそうですね。俺はインギのアルバム、まだ聴いてないのが結構あるんで飽きてはないですね。
 ネットがバケモノギタリストのエキシビションみたいになっている昨今ですが、それでもまだインギの動画って観たくなりますよ。
 やっぱ格が違いますよ。
 個人的な好みも加味して言いますが、一番大きな魅力は何をやっても結局ロッカーなところ。
 クラシックとかジャズとかやってましたってギタリストはやっぱなんかお行儀良く弾く人多い気がするんですよね。シュラプネルもそんなのばっかじゃないですか?指板見つめながらじゃないと単純な構成のリフも弾けないとか・・・。あと立ってギター構えたときその位置がかなり高かったりとかね。
 インギは、ソロなどの単音フレーズを組み立てる際には元々やっていたバイオリンを鳴らすが如くなのかもしれませんが、ロックにはジミヘンから入っただけあって立ち振る舞いとかはやっぱワイルド。
 悪く言えば「昔の人」なんですけど、たとえば機材のチョイスの仕方とかライヴ中のアクションが特定の誰かの影響下にあるのが見え見えだろうが、なんにせよネオクラギタリストでインギみたいにアクティヴにパフォーマンス取る人は結局今も昔もインギの他にはいませんしね。
 ライヴなんてどうせスタジオ通りに弾けないんだからスタジオ盤だけ聴いててくれ!とまで言われたら、顔がブサイクだとかパフォーマンスがイモだとかギターの位置が高いとか手元でチマチマしてるとか、プレイ以外の点を評価の対象にはしませんけどね。
 ちょっと頭は悪そうだしワイルド通りこして乱暴なところはどんな育たれ方・成長の仕方すればこんな風になるんだと呆れてしまうし、協力してくれるバンドのメンバーをこき下ろす姿勢なんかは絶対に受容できませんけど(お前が集めたんだろーが)、結局出してる音と演奏の際の佇まいがかっこよければ、そのときだけは純粋なファンになれますからね。

 さてちょっとここまでで途中でメシ食いに立ったりとかで時間を費やしすぎてしまいましたので、⑥と⑦の残り2点についてはまた明日。
 ・・・買わないと言っていた、あのCDが写ってますね・・・。

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