2012年2月21日火曜日

ἆρα γράφω καλῶς;

文字の書き方を更にちょっと変えてみた。





 文字は文字でも、「ギリシャ文字」に限るんだけどね。
 さてどう変わったか、俺が何も言わずして誰かにわかるだろうか・・・。
 下の方が、罫線に密着する部分がとんがっていて、且つ、黒が濃い。
 罫線に文字が到達したら、力を入れてペンを払っているわけですね。
 ギリシャ文字をキレイに書くのは難しい。
 しかしそれが適ったときの喜びは、達成が難しいだけに大きなものがあるので、極めんが為に色々と試行してみる価値がある。
 実はこの書き方、かつてラテン文字を書く際適用していた方法です。
 前にノートへの記し方を話題にした際、それがどういったものかを説明するために交えたノートの画像からわかるように、今はやっていない。罫線に接地するとそこで筆を止める。今はそれが気に入ってるから。
 ギリシャ語でもできるといいんだけどね・・・丸みを帯びた字体のほうが、個人的にはより「ギリシャ文字らしい」と思っているので、カクカクとは書けないんだよね。
 しかし今回晒したこの方法は、丸みと角張りの折衷である。
 実は、書き易さの点ではこちらの方が分が悪い。払った線が、はっきりと濃くなっていないと、理想の形としてサマにならないからだ。なので、一瞬のこととはいえ、込める力はかなり強くないといけない。ずっとやってるとこれがシンドイ。
 書き易さを取るか、見た目を取るか・・・。後から読んだりするわけではないものの、まさに書いてる最中目に映る己の文字がキレイでないと、俺は気分が萎えるのです。

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