2011年7月2日土曜日

QWCE-00192

♪QWCE-00192

 ハイ、というわけでEXIT TUNES PRESENTS Vocalonation feat. 初音ミクを聴いております。
 ニコ動アカウント取ったのは最近だし、つべでも海外のバンドのPVかライブ映像、他にはRusty Cooleyみたいなシュレッドギタリストの動画くらいしか観ないんで、ずっと興味はあったけど初音ミクとはあまり縁がありませんでした。
 興味があるなりに、TVのボーカロイド特集番組を観たりオススメ動画でボーカロイドものが挙がってたらクリックして観てみたりと両の手10本の指で数えられるほどではありますが初音ミク並びに他のボーカロイドの曲を聴いてきました。
 まぁ初めて聴いたときから今までもずっと、「人間の代替には成り得んわな」としか思えないのですが、どうも将来生身の人間に取って代わるとか、楽器の打ち込みは既になんでもできるが歌も打ち込み可能になるとか考えてる人もいるようですね。
 キモチワルイでしょ、ボーカロイドの歌。
 ギターは生だったり、詰め込まれた音のすべてが打ち込みというわけではない曲もあるようです。
 打ち込みにも面白い面は勿論ありますよ。打ち込み否定したらDevin TownsendStrapping Young Lad)、DarkaneMnemicDeathstarsとか聴いてられないですからね。俺これらのバンド大好きですし、むしろ打ち込み要素は生の強靭なバンドサウンドが土台にあれば大歓迎(Deathstarsはその点微妙だけど)。性分なんだと思います。昔から好きだった気がしますし。
 ただ打ち込みしていいのはSEとストリングスなどのみ。特にベース、ドラム打ち込みは許せん(ベースはギタリストが片手間に弾くことが多いので打ち込み例自体経験がないけど。ちなみにスタジオ限定とはいえ片手間プレイも大嫌いだ)。
 そもそも、George KolliasTim YeungJohn LongstrethGene Hoglanなんかのプレイ聴きゃ所詮キカイって思うでしょ、普通は。打ち込みを用いる理由は人それぞれでしょうけどね。勿論こういったレベルの人が確保できるならそうするけど見つからないからしょうがなく打ち込みとかね。それでも探せよ!
 ギター打ち込みバンドってのは聴いたことないけど、これはそもそも論外だな。
 運が悪かったのか、これまでに聴いたことのある曲はすべて歌はキモイは打ち込みは単純なものばかりだわで、ボーカロイドの何がいいのかわからない、ボーカロイドを用いて曲を作っている人のセンスの程がわからないままでした。
 まぁ色んな人がいるんでしょうけど、今回このCDのサンプルが借りられたので、いっちょ一般的なひとつのアルバムに匹敵する曲数と長さでがっつり聴いてみよおーかあーと考えたわけです。
 EXIT TUNESから出てるこのボカロコンピレーションは、最近(最初から?)ずっと以下の通りの仕様ですね。

 ●2000円
 ●グッズ入り

 uchiでもボカロモノはたまに売れます。最近出たやつあるでしょう、の。実際俺がレジ立ってるときに売ったことあるにも関わらずタイトルなんてまるで覚えてないのですが、あれも各2枚ずつくらい売れてたと思います。
 つーかこのサンプル、サンプルであるにも関わらず正規の商品とまったく同じパッケージで届きましたよ。普通、たとえばDVD付仕様の商品のサンプルならCDだけが透明のプラケースに入って届くものなんですが。CDには店頭視聴用って書いてたりとかね。
 これはSAMPLEって書いてあるシールがJAN(バーコード)の上に貼ってある。
 正規品とまったく同じものが届いた場合、「サンプルは貸与品なので返却してください」って書いてあるシールが貼ってあるものなんですけど、これはただ「SAMPLE」。
 QUAKE INC. JAPANって会社の商品らしいですけど、こんな聞いたことないような会社、普通の例からは掛け離れてるんですかね。
 ちなみに私はジャケのイラストを手がけたって人の絵が苦手でして。ボカロに興味あろうがなかろうがグッズは・・・いらないなあ^^;。フラクタルの絵はワリと良かったんですけど。
 さてまだ途中ですがちょっと述べてみますね。
 今#7のハッピーシンセサイザ
 ここまでで一番印象的だった曲は・・・#3、Nyanyanyanyanyanyanya!
 歌なしです、この曲。一応nyaとだけ書いてある歌詞らしきものがありますが。
 他は#2、千年の独奏歌(refine)。ボカロはKAITO。機械っぽさが初音ミクに比べて薄く、あまり抵抗がありませんでしたね。やるじゃんと思いました。
 とりあえずこんだけ。
 #1の歌が聞こえてきた瞬間ゲーでした。しかもこの曲では低音を中心に歌わせていてこれがまた人の声を模したものとしてはとてつもなくキモチワルイ。なんかもうガテラルとかの方がなんぼか人間的です。
 一応ね、何周かはしてみるつもりです。
 改めての感想はまた明日。

 ボーカロイドの歌を聴いてると、現実で人間の生産活動が完全に機械に取って代わられることなんてありえないんだなあと安心できますわ。
 安価でCD作ってオリコン何位!とか再生回数ン万回!とか宣伝して実際ちょっと聴いてみようかなと手に取った人の中で、最終的に「やっぱ人間サイコーだわ」という結論を得た者が増えるならボーカロイドの存在価値ってのはなかなか大きなものがあると思いますね

2011年7月1日金曜日

昔は違ったと思うんですけど

 新世紀エヴァンゲリオンで最も人気の高い話でアンケートを取ったら何が上位に来るでしょうか。
 劇場版を除いたTVシリーズだと、アスカ、来日(VSガギエル)や男の戰い(VSゼルエル)、決戦、第3新東京市(VSラミエル)、最後のシ者(VSタブリス)あたりが想像できますね。
 しかし私の一番好きな話は使徒、侵入です。VSイロウル戦。
 バルディエル戦やゼルエル戦の方が戦闘の迫力は強いし、出来事、様々な描写諸々印象深いシーンが多いとは思いますが、何故か私は「使徒、侵入」がお気に入りなのです。
 昔は違ったと思うんですけど、今はこれしかない。
 こういった価値観の変化には、日記でも常日頃からつけてりゃ敏感になれたんでしょうかねえ。
 昔あれやっときゃよかったこれやっときゃよかったと思ってしまうことがあまりに多いワタクシですが、「日記」をつける習慣があればという思いはとても強いです。
 今からつけようとは思わないんだけど。

2011年6月30日木曜日

つまらないわけじゃない普通のメタルアルバム

♪Vader - Necropolis [MIZP-60016]

 Symphony XIconoclast・・・だんだん歌えるフレーズも増えてきました。
 鈍色な作風ですが、それは当然と言えば当然、コンセプトからして暗い。知ってはいましたが1作の内部を貫いているコンセプトってまず意識しながら聴くことはないので、「暗いな」と一旦思えばコンセプトがどうあれそのアルバムは俺にとってはただ「暗い」んです。
 上記は、ただ「Iconoclastというアルバムは暗い作風だね」と言っているだけです。暗いから即効性がないという意味ではないのです。
 このアルバムの問題点は暗いことじゃなくて、どの曲も雰囲気が似たり寄ったりなところ。それが「暗い」という色調の元に統一されており地味に思えちゃうわけなので、「暗さ」が地味具合増幅装置になってしまっています。
 たとえばOperation: Mindcrimeも決して明るいとは言えない作風だしコンセプト云々別にしても雰囲気が明るいと言える曲もまったくありませんが、1アルバムとして内包する色彩は非常に豊かです。Revolution Calling, The Needle Lies, Suite Sister Mary, Eyes of a Stranger, My Empty Room, Speak, それからThe Mission(個人的に同アルバムで最も好きな曲)...SEはあくまで曲ではないので省きますが、どの曲をとっても別の曲と似ているということがない。
 で、その「どの曲も似たり寄ったり」な雰囲気を生んでしまった犯人がMichael Romeo(のギター)。
 折角のMichael Pinnellaのキーボード、目立つ場面と、鳴ってはいるがギターの音圧に潰されていて音がすごく薄い場面と、極端に印象が違う。ユニゾンしてるところなんか「ちょっと後ろでキラキラいうのが鳴ってるな」程度。
 最も大きな音を出しているM. Romeoのギター、バッキングの動きが小さいせいで一曲毎のカラーに大した違いを生み出せてないんだからキーボードの多彩な音色をもっと活用させろよ。
 コイツもインギと同じく自分のギター第一という考え方なんだろうか。そもそも彼の始めたバンドだから独裁的に振る舞うのは決して間違いではないとは思うけどね。
 でもギターのせいでつまらんって言われたら?元気なのはソロのときじゃねーかって言われたら?それでも目だってりゃ本懐は遂げたってか?
 あとベースの音も殆どすっかりギターに覆われちゃってまあ。
 たまに「おお、今すげー音数詰めてメロディ弾いてた!」とふと気づくことがある。発見できたフレーズの10倍くらいはもしかしたら頑張っているシーンがあるではなかろうか。
 ベースの影の薄さはずっと彼らを追いかけているファンにもよく指摘されるものらしく、俺もこのミックスのされ方は非常に勿体なく思う。
 プログレメタル系では珍しくメンバー交代の少ないバンドだが、誰もこのギタリストに不満はないんだろうかね・・・。

 ま、フレーズが歌えるようになってくるともう他のアルバムと比べてどうかっていうのは言い難にくくなるんだけどね。
 「感想」は言えるが「点数」は付けられない。
 お気に入りになっちゃってるってことですから。演奏に心預けてるのに「俺この曲好きじゃないよ」なんてヘンでしょう?
 M. Romeoはアホか?と解決されない疑問による愚痴がやむことはありませんが、それがアルバムに対する評価を下げる原因にはならんのです、私の場合。
 だからIconoclastはいい作品です。「名作」「傑作」ではないけど。そういった類の評価のできる作品は往々にして格別、独特、個性的です。
 傑作良作の違いの一例は、Judas PriestのSad Wings of DestinyPainkillerです。
 Iconoclastはつまらないわけじゃない普通のメタルアルバムです。
 キーボード専任メンバーがいるバンドらしい演奏が機能したアルバムを次は作れ!
 以上!

2011年6月29日水曜日

SFCD-0012

 久々にDIR EN GREY鬼葬を開けた。
 俺が持ってるのは初回盤(SFCD-0012)。銀色のジャケのやつね。
 高校生時分に、中学卒業以来会ってなかったDIR EN GREY好きの友だちにたまたま会って、その内鬼葬が話題になった。

 Ore: 「歌詞カードが全部英語で京が実際何言ってるのか全然わからんわ」
 Soitsu: 「え、歌詞全部日本語やろ?」

 そう、そいつの持っているのは通常盤だった。白いジャケの。
 初回盤の歌詞カードは、CDトレイを外すと出てくる。というかトレイが透明だから歌詞カードは最初からずっと見えていたわけだ。
  下、或いは上から見てみると、厚みのある小さな冊子がトレイに押し潰されていることが容易にわかる・・・が、誰にも言われず気づいた奴はどれくらいいるんだろう・・・。
 俺は誰に教わったのか忘れたが、誰かのおかげで気づいた。また、six Uglyの歌詞カードの存在も気づけていなかった。
 相変わらず京の言葉はまったく聴き取り不可であったが、six Ugly収録曲の歌メロは個人的に一緒に歌いたくなるようなものが多かった。#1のMr. NEWSMANからそうで、特にHADESumbrellaが好きだった。歌詞カードを見ながら歌えたらどんなにいいかと思ったものだったが・・・歌詞カードを発見した頃は別のCDを聴いていた。
 ちなみに秒「」深MISSAバージョンを聴いたのはこれの後。何が違うって、まあ歌がぜんぜん違うよね(笑)。
 PIERROTHEAVEN The Customized Landscapeの1曲目から逆に頭出しすると再生されるPARADOXにもぜんっぜん気がつかなかったなあ・・・。その名のシングルがあるのは知ってたけど、確か渋谷のHMVで1万枚限定発売とかで、それ知った当時は悔しかったなあ。どうやっても手に入らないじゃんって。
 だからHEAVENにシークレットトラックとして収録されてると知ったときは嬉しかったけど・・・まあ大した曲じゃなかったような。今あの曲の一部分すら思い出せないし。

 Kagrra,、インディーズベストの実物を手に取ってきました(俺のなんだが)。
 う~ん、¥3,150...高いよなぁ。
 早く聴きてー!

2011年6月28日火曜日

初Kagrra,CDです

♪Origin - Entity [COCB-60010]

 昨日はうっかり更新忘れ・・・再開して以降は皆勤狙ってたのにー。

 今日バイト先でお客さんの予約した新商品を保管する棚を見たら、俺が予約したL'Arc~en~Cielの「GOOD LUCK MY WAY」を発見。予約したこと全然覚えてなかったわw
 「なんで予約したか」は覚えてますけどね。
 今回のこの曲、GOOD LUCK MY WAYは鋼の錬金術師の新劇場版アニメの主題歌なのです。そうです、ハガレン劇場版アニメ第一作で起用されたよしみですね。
 で、期間限定盤にはボーナストラックとして、その劇場版のOP・EDテーマが入っているのです。前者がLink、後者がLOST HEAVENですね。それに+プラスして(曲順としてはこれらより前だが)、ハガレン第一期のOPテーマのひとつであったREADY STEADY GOも同じくボートラとして収録。
 RSGとLinkが聴きたかったので期間限定盤を選んだ、というワケです。TVで放映されたものを録画してこの劇場版第一作は1回か2回観たんですけど、LOST HEAVENはどんな曲か殆ど覚えてませんのでお目当てから外れてます。
 今思い出せる分としてはUVERworld(青のエクソシスト)や中川翔子(ポケモン)、これから出るKREVA(爆丸なんとか)とEvery Little Thing(ポケモン)など、あるアニメのテーマソングとしてタイアップのついた曲がタイトルトラックとなっているシングルには通常や初回などと共にアニメ盤という仕様がありまして、特筆すべき点はジャケと収録曲がアニメ盤とそれ以外では異なることです。
 アニメ盤はジャケがその名の通りアニメテーマソングですよとわかる絵が描いてあります。あと、大抵紙ジャケだと思います。
 収録曲については、GOOD LUCK MY WAYのように豪華に3つもボーナストラックがついているというのは過去に例がなかったのではないかと思いますが(映画のタイアップなので景気良く奮発したんでしょうね)、普通はTVサイズ版が収録されていると思います。OP、或いはEDで流れる1分くらいのショートバージョンのことですね。あとは何かちょっとしたグッズが入ってたりとか。アニメキャラの描かれたカードとかね。ちなみに、大抵アニメ盤は期間限定生産モノです。CDによって「アニメ盤」か「期間限定盤」、どちらが銘打たれているかは異なります。
 GOOD LUCK MY WAYの存在を思い出した後、明日入荷される注文品のチェックをしていると、俺がKagrra,のベストの予約注文に使った紙を発見。これもすっかり忘れてたわw。洋モノを色々注文したのはちゃんと頭に入ってるんだけど・・・。
 いやでも楽しみなんですよ、本当に。初Kagrra,CDです。ずっと欲しかったんですけどね。もたもたしてる内に解散しちゃいまして。 
 年単位でヴィジュアル系から離れていた後にガゼットと同時に知ったヴィジュアル系バンドです。なんで同時だったかっていうのは・・・まぁわかりますよね。同門ですから。
 ああ面白い連中が出たもんだなあと再びヴィジュアル系に興味を持つ切欠になった2ふたバンドで、思い入れも割と深いです。Kagrra,解散はホントに残念ですね。個人的にJUDY AND MARY解散に匹敵するくらいもったいないと思えます。LUNA SEA解散なんかプーですね。LUNA SEA、それから聖飢魔IIなんかも結局また活動していて見苦しいことこの上ないわ。
 アルバムが何作か出ていたんですけど、特に聴きたかった曲は初Kagrra,となった皐月でしたので、それが入っているものを買おうかなと思っていたのですが、ベストが出るならそっちから聴こうかなと。ちなみに「インディーズベスト」なので、流通がメジャーになってからリリースされた「皐月」は未収録です。収録曲はどっかで断片的に聴いているかもしれませんが、基本的に知らん曲ばっかです。
 リ・レコものでないのでちょっと不安な気もしますが、初めて聴く曲ばかりでしょうからまた未知の楽しみもありますね。
 ヴィジュアル系バンドにつきもののカッコつけによるサムさには割と寛容な方だと思いますが、それでも特に一聴してそれと分かるヴィジュアル系的な歌唱はニガテなんで、もし一志が過去にいかにもな歌い方をしていたら・・・。
 リマスタリングしてあるとのことですが、こればっかりはどうにもなりませんしね。

2011年6月26日日曜日

楽器のフレーズを歌の如く口ずさむこと

♪Trivium - Ascendancy [RRCY-25116]

 久々に聴いてます、TriviumAscendancy
 やっぱカッコエエ~。
 初めて聴いてからしばらくはBon Jovi7800º Fahrenheit以来の超々つまらない駄作としか思えませんでしたが、一晩中聴いてギターフレーズの大半を口ずさめるようになってから化けた。トンでもなく化けた。
 それから、歌がキャッチーでなくバックトラックがかっこよくてナンボってな雰囲気のHR/HMを聴くときは楽器のフレーズを歌の如く口ずさむことが趣味になった。
 そういえば最近こういう楽しみ方してなかった。
 Iconoclastの再評価の切欠はこの方法かもね。
 それにしてもこのAscendancy、ホント久々に聴くのに、特にキャッチーとは思えないフレーズなんかも無意識の内に歌えて自分でもビックリ。相当心に刻み込まれたんだネェ。
 昨日は何故か全然眠れなくて(クーラーつけてたから暑さが原因ではなかったのだと思う)、4時か5時くらいに床についたんだけど、その所為で昼過ぎても眠りふけて。14時20分前にバイト先からの電話で起きた。16時出勤のところが、「14時から来れないか」とのことだったので二つ返事で電話を切り、パパッと準備をして家を出た。
 iPod Shuffleにランダム再生させると、Fly from Hereが。
 う~ん・・・やっぱイイね!初っ端から組曲だけど最高のオープニングだね!
 キーボードがかっこいいのなんのって・・・もう。
 一昨日書いた通り、なんとなく予約して買ったものなので期待も何もなかったんだけど、もうヤミツキだ~。
 これに詰め込まれたフレーズも歌えたらどんだけ気持ちいいだろうか・・・。

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