2011年9月17日土曜日

Hypocrisyが初のライヴDVDをリリース!

 ヤバイヤバイヤバイヤバイ!
 アカンアカンアカンアカン!

Hypocrisyが初のライヴDVDをリリース!

 -っとまあ、BehemothEvangelia HeretikaとかExodusShovel Headed Tour Machineみたいに、すげぇいい内容であるにもかかわらず日本盤の出ないDVDも往々にしてございまして、このライヴDVDも、日本では出ないんです。
 ライヴCDとして出るんです。
 しかしオイ!DVDというフォーマットが問題視されただけなのか、表向きCDなんですが、海外ではDisc Iに来ているライヴDVDがここ日本ではボーナスディスク扱いとして結局はこのライヴCDと一緒にパッケージング!!!
 こりゃー見逃すテはないでしょう!!
 ・・・いや、実はよく知ってるバンドってわけじゃないんです。
 以前メタル系レーベルのつべチャンネル巡りにハマっていたときに勿論Nuclear Blastにも出会いまして、そのとき観たビデオのひとつで、Weed Out the Weakって曲をやってたのがこのHypocrisy。
 知ってる曲もそれだけで、その後に観た、Weed Out the Weakと似た雰囲気のミュージックビデオでThe Anticosmic Overloadという曲を発表していたRelapse Records所属のドイツのバンド、Obscuraの方が正直インパクト強くて、Hypocrisyは単なる数あるちっちゃな記憶のひとつとして脳内に収められてしまいました。
 ただ名前はちゃんと覚えていて(実際Metallumでもバンドの情報収集したりしてましたから)、いつものように新譜チェックしているとヒポクリシーというアーティストがライヴ(仮)というタイトルでCDを出すことがわかって、まさかあのHypocrisyか?と心躍ったのですが、詳細が何もわからず、(仮)なんて表現もされてるし「そもそもこの情報正しいのか?」とその存在を疑ってすらいましたが、この度Nuclear Blast JPにて16日に情報が解禁、Amazon.co.jpにも新譜としてページが設けられました(一昨日まではなかったはず)。
 内容は、海外盤はDVD+2CDで、国内盤は上述の通り、2CD+DVDです。
 勿論内容はライヴですが、DVDには更に、海外盤と仕様が同じなら、90分に及ぶ、20年に亘るバンドヒストリーを振り返るドキュメンタリーが収録されます。これも観てみたいですね。
 価格は5k近くで安くありませんが、デスメタルバンドが日本でCD+DVD仕様の商品出すんですよ!? ゼータク言ってられない。
 そもそも何故よく知らないバンドに対してこんなテンション上がってるのか?
 デスメタルバンドって、やっぱ扱いづらいみたいっすからね。ここ日本でも一応CDは出てますが、映像作品となると絶望的なんじゃないですか?
 冒頭で例に挙げましたが、CDは日本盤が出てて来日もしたのにBehemothのEvangelia Heretikaは出ませんでしたし。300プレスくらいなら完売御礼じゃなかったんですか?いや採算取れねーかw 俺なら間違いなく買ってましたけどね。トレイラーで観て聴いてしただけでしたけど、音すげー良かったですもん。パフォーマンスの素晴らしさは今更言うまでもないし。
 そんなデスメタルバンドで、しかも日本で殊更知名度が高いわけでもないHypocrisyという連中が2CD+DVDという豪華仕様で商品を出す。
 なんかもう感涙モノですよ。
 勿論手がけるは日本コロムビア
 俺はもう一生ついていきますよ。
 メタルを売ってくれる限りは、だけどw
 ちなみにこれまでにもHypocrisyの旧譜の邦盤は何枚か出ていますが、同社からのリリースはこれが初。だからNuclear Blast JPサイト内にはまだHypocrisyのページはない。
 あ、このライヴCD、買いますよ。
 こうやって詳細知るまでもなく、とりあえず予約しとこう、よくわからないのが届いたら返品って感じで、とは思ってましたから。他の店のシステムは知りませんけど、uchiは月の売り上げに対して一定のパーセンテージの金額分ならなんでも返品がきくんです。
 まぁもうそんなこと考える必要まったくなくなりましたけどね!
 バッチリ感想書いちゃいますヨ。
 真剣真剣で。

 ところで、「ハイポ-」じゃね?

2011年9月16日金曜日

Nuclear Blast日本版サイト

 さて日本コロムビア(と、バウンディ)を礼賛したわけですが、ワタシはレコード会社のサイトってのは滅多に見ないのデス。
 つべのレコード会社チャンネルには以前よくアクセスしていたものですが(今はごくたまに)。
 しかしここで話題にしたのを切欠に、俺が買ったものの他にはどんなCDがカタログにはあるのだろうかと気になって、アクセスしてみました。
 なるほど、Nuclear Blast所属のバンドたちが出す作品の日本盤を製作・販売しているわけですね。
 さて日本コロムビアサイト内の「インターナショナル」ミュージシャンのページから、Nuclear Blastの日本人向けサイトがオープンしたとのことでリンクを通じてアクセできます。
 本家Nuclear Blast公式サイトに比べるとめちゃめちゃ紹介されてるバンドの数が少ないですが、日本盤を出しているバンドのみが載っているんでしょうね。
 全部見ても大した労力は費やさずに済みそうだったので、ひとつひとつ覗いていくことにしました。
 まずはAll Shall Perish
 最新ミュージックビデオもチェックしましたが、イマイチ。
 特にこのテのボーカリストはもう・・・あきた。
 次、Chrome Division・・・
 って、バンド名がでっかくAll Shall Perishって表示されててその下に「クローム・ディヴィジョン」のルビついてるじゃないですかー!やだー!
 めちゃめちゃ失礼でしょこれ。運営誰か気づけよバカ。
 もうここで萎えてしまって、バンド名を逐一つべで検索して曲聴いていこう!とか意気込んでたんですが、あとはダラダラポチポチ見てました。
 個人的に強く印象に残っているバンドが2つありまして、ひとつが、チェコ出身のSeven
 というのもこのバンド、最初「プログレメタルかな?」と思って曲聴いたんですが、めちゃめちゃなんの変哲もないパワメタ。
 ずっこけて却って印象に残っちゃったっていう。
 聴いたのはGet Itっていう曲で、なんか擬似ライブ音源なのかよくわかんなかったんですが、とにかくボーカリストがフラット気味なのに萎えました。
 フラットはダメなんですよボク~。
 なんかこのバンドの新ボーカリストのオーディションに参加した彼の歌を聴いて、メンバーは即こいつに決定だと考えたとか、求めている声に出会えたとか言ってたそうですが、よほど大したことないのばっか集まってたんでしょうね
 ソロでタッピングをやるギタリストのギターの指板を押さえるパフォーマンスにはちょっとテンションあがっちゃいましたけどねw
 ああいうの、シャレに近いパフォーマンスとしても、ギターソロ中ヒマなボーカリストに頼む必要不可欠な演奏上の協力としても非常に良いと思いますよ。
 なんか以前、あれに近いことをしている人のライブパフォーマンスを見たことがあるんだよな・・・誰だっけ・・・。
 まぁそれはそれとして。
 ところで何故俺がSevenをプログレメタルバンドだと思ったかですが・・・Symphony XParadise Lostに収録されている同名の曲が原因です・・・。浅はか極まりないですねホントに。
 さてChrome Divisionが勝手にAll Shall PerishであるということにされているNuclear Blast日本版サイト内のバンド毎の個別ページですが、メンバーの名前が仮名に転写されてあるところ・されてないところあって、これも非常につくりが中途半端である印象を受けます。
 Sevenはチェコ語による名前しか載っていません。
 何故英語よりも読み易い言語の仮名転写を怠るのか?
 俺にはホント理解できない。
 かと思えばノルウェー語Communicのページ)が転写してあったり。
 Sevenの面々は、

      Guitar:
      Honza Kirk Běhunek - ホンザ・キルク・ビェフネク

      Gesang:
      Lukáš Písařík - ルカーシュ・ピーサジーク

      Schlagzeug:
      Lukáš Kuneš - ルカーシュ・クネシュ

      Bass:
      Thomas Kuchta - トマス・クフタ

 です(まったくチェコ語読みしていいのならね)。
 ちなみにGesangとSchlagzeugはそれぞれボーカルとドラムにあたりますが、この2つだけ何故かドイツ語・・・どっかからのコピペなんだろーなー。

 さて、あとひとつの私に強い印象を残したバンドですが・・・これはまた別の機会に語りたいと思います。
 ちょっと別格ですよ、“彼ら”は・・・。

2011年9月15日木曜日

めちゃくちゃグッジョブ

 新譜情報チェックしてたら、Arch Enemyの旧作がズラリ登場(The Root of All Evilまで)。
 もちろんまずは値段をチェック。
 ・・・¥2,400、そんな安くもないな。
 次に見ようともしてないが目に入ってきたのが、「日本コロムビア」の文字。
 あれっ、トイズファクトリーから移籍したんだ。
 それで再発なんだね。
 どこかで目にした情報なんだけど、日本コロムビアは今、主に日本盤流通のディールを持っていない海外のヘヴィメタルバンド、特に日本でディールが得られにくいということはブルータリティの強い、若しくはマニアック度の高い連中の国内盤を販売する方針をとっているらしい。
 Arch Enemyは1st発売時から日本盤が出てるし、そういうバンドと同類ではないけど、上記したような戦略を持つ日本コロムビアが自社のHR/HMカタログを充実させたくて欲しがったのかもしれませんね。
 それにしてもこの販売方針、めちゃくちゃグッジョブですよね!
 俺が最近買ったDecapitatedCarnival Is Forever)やOriginEntity)も日本コロムビア。
 ちなみにこの2点はいずれも紙ジャケにジュエルケースが覆われる形になっとるんですが、同類の商品は全部この仕様なのかな?
 Relapse Recordsの日本盤を手がけるバウンディ-しかも直輸入盤だから安価で!-といい(俺が持ってるのはNile / Annihilation of the WickedDeath / Humanのみ)、こういう会社は全身全霊で応援したいですね。
 ああ~チクショウ、俺に億単位の財産があったらこの2社にそのすべてから1割くらいを寄付したいぜ。
 まぁ、海外ミュージシャンの安価な国内盤を販売しているということに関しては、ユニバーサル東芝に比肩する会社はないわけですが、こいつらは如何せんラインナップがねえ・・・w
 出たばっかですぐ廉価盤出したりするのはステキだけど。
 MetallicaDeath Magneticは発売から1年後に再発された廉価盤を持ってます。
 とりあえずArch EnemyはBlack EarthStigmataは購入ケッテイ。

2011年9月14日水曜日

מקס פלײשר והרוטוסקוף שלו

 なんとなく聴きたくなったコレ@つべ。
 次コレにいって・・・
 最後コレ
 Culture Clubはかなり前・・・もう何年か越しですよ、CD買うことを意識してるけどいまだに買ってないなあ。
 スタジオ作のColour by Numbersがいいか、何かベストがいいか・・・。
 最後のA-HaTake on Meですが、この特徴的な絵による演出はロトスコープという手法によるものだそうで、これのミュージックビデオがリリース当時話題になったと聞いて、そうですよね、今観てもああスゲエって思いますと100%納得できますね。
 そしてこのロトスコープの開発者、マックス・フライシャーっつーんですけど、ああもしかして?
 果たしてやっぱりユダヤ人。正確にはMax Fleischer
 すげぇなユダヤ人わ。
 どこにでもいるなマジで。
 あまり活躍できてない場はスポーツくらいですか。聞きませんしね、名前。
 陸上とか水泳なんかでもイスラム教の教えに則り肌がしっかり隠れるような格好をして競技に臨んでいるムスリムのみなさんですが、まったく結果が芳しくない。
 人があれ見ると「あんなんで勝負になるわけないじゃん」と言うんですね。
 しかしユダヤ人は、彼らにもユダヤ教徒然とした格好っちゅうもんがあるみたいですが、スポーツの場では自由なようです。信仰の程度如何によるのかもしれませんが。
 だから誰かと鬼葬、いや競うという点に関しては別に不利な要素はないんでしょうが、単にユダヤ人というものがスポーツ界で権力者になることに興味がないんですかね。
 まぁ確かに、最強の競技者として名を馳せるよりは、億万長者として野球だのサッカーだののチームのオーナーになったりしてその富の大きさで有名になったりするって方が、より ユ ダ ヤ ら し い ですよね。
 ユダヤ人はヤクザとしてもバッチリですよお。
 マフィア、ね。
 俺のお気に入りはルイス・バカルターLouis "Lepke" Buchalter)。
 こいつのニックネームが「レプケ」っつーんですけど、Lepkelehの略で、Wikipedia.en曰く「"Little Louis" in Yiddish」とのこと。
 英語じゃなくイディッシュであだ名がつけられているのがイイんだ。
 ま、それだけなんですが。
 サミュエル・レヴィンSamuel Levine)は「レッド(Red)」というあだ名がありましたが、「赤毛だったから」ですよ、つまんないでしょう。
 さてそのスポーツ界を除く「どこにでもいる」ユダヤ人のひとり、Max Fleischerが考案したロトスコープを用いてつくられたアニメーションがこちら
 CG全盛の今観てもすごく思えるのはなんでなんでしょうね?
 絵ってすごいですよね。
 なんですごいんですかね。
 如何に上手に描こうとも模倣の元がある限り模倣でしかないんだからその対象になったものを見ればいいじゃんと思うのですが、それでもやっぱり絵はすごい。
 被写物そっくりに描くことの難しさを知っているから、ではないんですが・・・なぜ絵を描けることは人に感銘を与えるんでしょう?
 不思議ですね。
 絵は偉大です。

2011年9月12日月曜日

ジャトー・ユニット


 Jeff Loomisの「Jato Unit」、「ジャトー・ユニット」のように読むんだと思ってたけど、上記リンクでジェフ本人がJatoを「ジェイト」と言っている(意味は知らん)。
 何故他の読み方があると考えずにひたすら「ジャトー」と誤っていたか?
 その方が俺が思うに語感がかっこいいし。
 外国語に関しては、実際の読みを知っていても「俺が思うこっちの方が語感がイイ」というものがあれば、そう読していることがままあります。
 何が正しいかよりも、何がしっくりくるか。
 ひとつのわがままなんでしょうけど、俺はそういう考え方を愛しています。

2011年9月11日日曜日

ABBAはやっぱりスゴイ

♪8809151400262

 以前書いた、¥920で買った南朝鮮製のDVD5本の内、ABBAのものだけPCで再生しても映らなかったと書きましたが、それを売場の責任者に話すと換えの新品を用意してくれました(ちなみに他の4本はDeep Purple / 1974 California JamEric Clapton / Live in Hyde ParkGuns n' Roses / Use Your Illusion World Tour - 1992 in Tokyo IYngwie Malmsteen / Live!!、タイトルからわかるようにすべてライブ作品)。
 今日バイト先で俺の不良品と交換して持って帰ってきましたが、もしかして今回もと思いつつ再生したものの杞憂に終わり、今無事に視聴しています(上のEANがそう)。
 当然の機能なのかもしれませんが、親切にも歌詞を表示させるか否かが選択できるのがウレシイ。観ている内にふと一緒に歌いたくなってくること、ありますから。
 いやー、それにしてもABBA自体久々に聴きましたけど、Dancing Queenは本当に感涙モノの秀逸なデキの作品ですなー、いつ聴いても。
 以前に一度、聴いている内に素晴らしすぎて冗談抜きで泣きそうになったことがあります。その時点でもう何度も聴いたことあったのに。
 今回もちょっとウルっときてしまいましたよ。
 この人らまたアレンジメントが実に耳を引くんですよねー!
 歌やコーラスだけでなく、バックで鳴っているあらゆるものが魅力的。
 さて、今流れているのはKnowing Me, Knowing You 
 CDのABBA Goldの2曲目ですが、このDVDだと#10です。
 このDVD、タイトルがGreatest Hits & Storyで、トラックリストはABBA GoldとMore ABBA Goldの収録曲を混ぜたようなものになっているので勘違いしていたのですが、別にこの2枚のベスト盤に準拠した曲順にはなっていません。
 そして且つ、2枚のCDから全曲収録されているわけでもなさそうです。
 正直何が収録されていたのか完全には覚えていないのですが、More ABBA Goldには20曲入っていたのは覚えています(・・・のハズ)。
 このDVDは全30曲収録で、ABBA Goldには10トラックしかなかったってことは確実に違うと言えますので、何かが入っていないわけです。なんなのかは思い当たりませんが・・・。そして調べませんが。
 そしてそのCDのどちらにも入っていなかった曲があります。なので、私にとっては初めて耳にする曲となります。
 Bang-a-BoomerangThat's MeOne Man, One WomanHappy New Yearの4曲です。俺はABBAのCDは上記2つ以外は聴いたことがないのです。
 ちなみにBonus Tracksと名付けられたオマケビデオが5つ収録されておりまして、内訳はWhen I Kissed the TeacherEstoy SonandoI Have a Dreamスペイン語版)、FelicidadHappy New Year同言語版)、No Hay a Quien CulparWhen All Is Said and Done同)、Dancing Queen [At The Royal Swedish Opera]です。
 どうコンテンツを選択していったのか、このBonus Tracksを最初にすべて観てしまいましたので、Happy New Yearはスペイン語版を先に知ったということです。
 すごいのがこれ、スペイン語を歌ったパフォーマンスを、元となった曲のビデオとは別に撮っているということなんですね。
 観るまでは英語で歌った曲にスペイン語での歌を重ねただけだと思ってましたけど、口の動きがばっちりスペイン語でしたし。
 ABBAが数曲を英語以外でも歌っていることは知っていて、Waterlooのスウェーデン語版、フランス語版なんかもつべで聴きましたけど(スウェーデン語版マジ最高!)、これは国際的な販売戦略の一環だったんでしょうか?そういえばQueenLas Palabras de Amorは南米で大ヒットしたそうですし、やはりある国や地域の人々が母語にしている言語で歌われるものには、そこの人たちからの注目を集めやすく、また受け入れられやすいんでしょうね。俺は個人的にはTeo Torriatte (Let Us Cling Together)はビミョーだなと思いましたが・・・。日本語になっている部分の歌詞は好きだけどね。
 しかし販売戦略抜きにしてみても、FernandoとかChiquitita(ちなみにこのDVDのパッケージ裏面の表記ではChquititaになっちゃってます)というイベロ・ロマンス系の名前を冠する歌があったりと、ABBAはなんだかスペインにシンパシーがあったかのようです。
 まぁ、フランス語のタイトルでVoulez-Vousというものもありましたが。片やMamma Miaはイタリア語ですし。
 彼ら自身にそもそもユーモアがあったんでしょうね。
 それに見事大ヒットしていますし、実にかっこいいユーモアの結実ですよねぇ。
 こういうところも大好き。
 Dancing Queen [At The Royal Swedish Opera]は少し萎えました。
 明らかにパフォーマンスの上からCD音源かぶせてます。
 あの場で実際に生演奏を披露したのかどうかはわかりませんが、こんなビデオいらんわい。
 さて、このDVDで初めに観たWhen I Kissed the Teacherのビデオが陳腐すぎて「なんじゃこりゃ」と更に観続けることに対してやや不安になったわけですが、見事にろくでもない期待を裏切らないビデオばかりが続いてます。
 WaterlooとRing Ring、Knowing Me, Knowing YouとThat's Meのつくりが殆ど同じだったり。
 映し方からしてたぶんストーリー性を含んでいるんだろうなというビデオもあるんですが、When I Kissed the Teacherを筆頭にショボいつくりの一言。
 基本的には、だいったいAの2人と、ビデオではピアノでなくギター弾いてる方(未だにBの2人はどっちがどっちなのか知らない)の3人が終始カメラ目線で歌うというつくり。ピアノの人は4人で声合わせてる部分でカメラ目線。まぁ、CD音源でホントに4人全員で声出してたのかどうかはわからないけど。ギターの人はひとりでも歌えるんですよね、Does Your Mother Knowとか。とかって、それしか知らんけど。ていうかあの人ビデオでギター掻き鳴らしてるけど、鳴らしてる箇所全部で実際にギターは入ってないような気が・・・。
 音源が素晴らしいの一言に尽きるだけに、ビデオのデキのショボさにはギャップを楽しむどころじゃないくらいのガッカリ感を与えられますね~。
 まぁ、宣伝戦略のひとつとして大して重要じゃなかったんでしょうね、おそらく。
 今だと何億かけた!とか○○がゲスト出演!とか謳い文句にしてきますけど。曲があってのビデオなんじゃねーのかよ。
 まぁ何はともあれようやく観られたDVD。
 ビデオのデキはアホみたいだし、これはABBAだけでなくプロモビデオってのは口パク・エア演奏が普通ですが、ビデオの上にかぶせられた歌は確かにAの2人が歌ったものであり、誰とも比肩することのない圧倒的な魅力に満ち溢れた奇跡的な楽曲の数々は確かにこの人たちがつくって、歌ったものなんだなあと、聴覚のみならず視覚も通して一層感慨深くなります。
 この超人たちがなんだか身近に感じられるってだけでもこのDVDは買って良かった観て良かった、ですね。
 あと、ABBAはやっぱりスゴイと再認識させてくれたコト、CDも久々に聴こうかなという気にさせてくれたコト、これもナカナカ重要。
 スタジオ作はあまり数が多くありませんし、The Visitorsから遡って買っていってみようかな・・・。

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