2013年1月16日水曜日

Γιώργος Κόλλιας μετὰ τῆς ἑλληνικῆς γλώσσης―読めなくても気にしないでいい記事

 すごい面白い動画見つけた!
 どうです?最高でしょう?
 ・・・あ、別になんてことないですか。そうですか。
 ネットで動画を漁るにあたっての俺の楽しみ方のひとつに、生まれ育ちが非英語圏であるミュージシャンが母語で喋っている動画を探す、というものがある。
 リリースされたライブ作で母語を話す様が見られる連中(Children of BodomAngraNightwishなど)はいいが、探しても探しても一向に見つからないヤツらもいる。
 デンマーク語を話すLars Ulrich、スウェーデン語を話すYngwie J. Malmsteenは興味深かった。
 一番印象深いのはヘブライ語とハンガリー語を話すGene Simmons(イスラエル生まれのアメリカ人、出生名חײם ויץ(ハイム・ヴィツ))。
 ハンガリー語の方は、アメリカ・CNN(だったと思う)の番組で、KISSと対面したハンガリー人たちの集団の中にいたある女性と突然、彼がハンガリー語で話し始め、ジーンの隣のPaul Stanleyがカメラ目線で「お前が観てるのはCNN USAだぜ!」っておどける様込みで面白かった(彼もユダヤ系(出生名Stanley Eisen)、現ドラマーのEric Singerもそう(同じくEric Mensinger))。なんの集いだったのかよくわからんが(軍人ぽい奴とかもいた)、「Kissはハンガリー人の名前なんだよ」とKISSの連中が言われたことに端を発する。ハンガリー語発音では「キシュ」。名にも姓にもなる。ふつうハンガリー語では同一子音の重なりに於いてその子音は長くなるが(kettő(ケッテー = 2)、vannak(ヴァンナク = 彼らは...である)、reggel(レッゲル = 朝))、「Kiss」は例外。逆に単一の子音を示しているが長い場合もある(egy(エッジュ) = 1(修飾語として用いられない場合); 本来なら*eggyとなるべき)。また、ハンガリー語発音で英語の「kiss」と同じような発音を表現できる綴りは「kisz」。あとは、ジーンが母親とハンガリー語で歌を歌う動画とかもあったなぁ。
 ヘブライ語の方はよく覚えてないけど、とにかくユダヤ人を前にして講演みたいなことをヘブライ語でやってた。あとラジオ番組で、ヘブライ語でインタビューを受けてたりとか。
 スウェーデンやノルウェー出身のブラックメタルバンドの連中が母語で話している動画は意外と結構ある気がする。たいかんwだけどね。だってトーク番組出てたりしてるんだもんな、あいつら。それはブラックメタルバンドの人間としてどうなんだと思わざるを得ないんだが・・・。
 George KolliasことΓιώργος Κόλλιας(ヨルゴス・コリヤス)がギリシャ語で話している動画は、ずっとあったらいいなと探していたもののひとつ。まぁ、そんな毎日毎日探しまくってたわけじゃないので、昨年3月に投稿されたというこの動画を見つけたのも今更のことと相成ったわけであるが。
 それにしても、この動画についてるコメントの中に、「これ何語?」って書いてる奴がいるのにはビックリしたなあ。知っとけよ、好きなミュージシャンの郷里くらい。ていうか彼が話し始める前にギリシャ文字が出てくるじゃんよ。知っとけよ、ギリシャ文字がどんなものかということぐらい。
 やっぱあれだね、母語だと発話の際の滑らかさが違うよね。当たり前だけどさ。
 そういえば、ギリシャといえばFirewind、でそのFirewindの元ドラマー・Michael EhréGamma Rayに入ったんだよね。Daniel Zimmermannがヤメたってのは結構意外。
 人事関係で言うと、Eduardo FalaschiAngraやめたのにもビックリしたなあ。潔く「もう歌えない」って理由を吐露してるところには好感が持てた。まぁ、誰が聴いても限界だったよね、それもかなり前から・・・。正直好きなタイプのボーカリストじゃなかったから、Aquiles Priesterの脱退ほど衝撃的ではなかったんだけど、それよりも今ライブで代わりに歌ってるのがFabio Lioneだってんだからそっちをすごい聴いてみたい!ああ、誰か動画に撮ってあげてくれないかなあ!豚肝トルキのSymfoniaは結局長続きしなかったわけだけど、まさかAndré Matos復帰とか・・・ないか。
 そしてボーカリストと言えばAnette OlzonがNightwishをやめたそうで。なんでだろうね。Tarja Turunenが永遠にNightwishのフロントマンだったらなあというのは未だに思い続けてますが、別にAnette Olzonが絶対的にNightwishに合ってなかったとは言いません。何があったんですかねー。
 あとはやめた人の後任が見つかったって話ですが、Roy Khanの脱退したKamelotですね。っつってももう新体制でアルバム出たらしいので今更な話題ですが。新ボーカリストの名前は忘れました。新人ではないそうですが。
 それからボーカリスト関係で知ってる限り訃報がひとつ・・・。
 Mitch Luckerですね。
 ちょっとどっかで改めて話題にしたいです。
 さて、ボーカリストから離れて。かねてからアナウンスのあった通りJörg MichaelStratovariusを去り、それはいいんだが、新しいドラマー・・・名前は忘れたけど、こいつの掛け持ちバンドが多すぎ!絶対Stratovariusの活動に専念できないだろ。なんでこんなヤツ入れたんだ。バンドをリリースやライブ活動の不安定なプロジェクトみたいに捉えるのやめろってマジで。それとは関係ないけど、新作のジャケがヒド過ぎる。更に先行シングルはカタルシスの欠片もないデキで早くも不安全開。Matias Kupiainenがかわいそうだ。
 更に話を繋げて新作と言えば、Soilworkがメロデス史上初(ほんとか?)のダブル・アルバムを出すそうで。こちらは公開されてるリードトラック、すごくよかったです。Soilworkにグッと強く興味を持つきっかけとなった前作の#1、Late for the Kill, Early for the Slaughterタイプのアグレッション重視型だね。その前作・The Panic Broadcastには正直タルい曲もちらほらあったので、ダブル・アルバムとなるとハズレが多く入ってそうなのがアレだが・・・買うつもりではいます。曲の尺自体は全体的に3分、4分くらいの長くないやつばっかみたいだから、しょーもない曲が結構あろうともまだマシ・・・かな?

 いつもながら・・・結局ナンの記事だったんだ、これ?w

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