2010年12月27日月曜日

最近更新頻度明らかに落ちてますね?

♪TFCK-87423

 最近更新頻度明らかに落ちてますね?
 しようとも思ってないんです、実際。
 バイトのある日はブログの更新について考えんとこーと思いまして。
 で、本日はまったくの休日なんですが、正直この時間になるまで更新について失念しておりました。
 というわけでなんの中身もなくバイバイ☆

2010年12月20日月曜日

MetallicaのRide the Lightning

♪UICR-1053

 MetallicaRide the Lightning
 かなーり久々に聴きますが、やっぱLars Ulrichって芸がなかったんだなと再認識。悪かないけど、当人はこんなフィルで満足してたんだろうか。James Hetfieldの歌い方はこのへんの時期のものが一番良かったよなぁ~。
 驚いたのは、Kirk Hammettのギターソロ。
 アレッ、こんなうまかったっけ?
 今昔比較してこれほどまでに技術が落ちてるミュージシャンも珍しいんじゃないか。みんななんとか誤魔化し誤魔化しやってるもんね。こいつは万人に向けてありのままのショボさを露呈してるってのがある意味スゴイ。
 Kirk Hammettのギターソロといえば今やワウかましまくりで歌心もなんにもないピロピロの極地みたいなフレーズに終始するものだけど、ちゃんとギターで歌ってるじゃん。ワウなしでも弾けてる。
 Metallicaの最高傑作はこのRide the Lightningだと思っているワタクシ、作風の広さやフレーズのおもしろさ、展開の妙、どれをとってもメタリカタログ中ピカ一ですな。
 Escapingはどうしようもない捨て曲だと思ってたけど、今回久々に聴いて無意識の内にフレーズを口ずさんでたし、つまりはなかなかイイと思い始めてるということなのか。
 ただ未だにCreeping Deathは・・・大したもんじゃないという印象が変わってない。

2010年12月18日土曜日

クセにならずにはいられない

 聴きました、7th Story Märchen。
 Mr. BigキャンディーズSound Horizonの3つを買ってきて一番最初に聴いたのは確かMr. Big。それ以外のCDは、Mr. Bigを聴いてる間にPCに取り込んでた。
 サンホラのCDの番になったとき、驚いたのがそのトラック数。38だったかな?けどジャケとかブックレット見てみても10曲もない。
 「「語り」とやらが曲間に挟まっててトラック数が多くなってんのかなぁ」と思った。しかし、今日コンポで再生して聴いてたんだが、ふと8曲目が流れる中ディスプレイを見ると、Tr. 8の文字。オッサンが喋ったり小芝居があったりドイツ語のナレーション(ギリシャ語の次はドイツ語・・・ブックレット内のクレジットをドイツ語で書くために必死こいて色々調べたのかなぁと想像するとすごくダサい)があったりするが、それは関連するトラック内にすべて収められていて、分かたれていないようだ。
 で、すべての曲が終わると最後のトラックナンバーを映してCDの最後のトラックナンバーが表示されるわけだが、「Tr. 38」・・・。アルェー? いつの間に?(実際に起こったことを書いてはいますが8とか38とか数字自体は正直うろ覚えなんで違うかもしれません)
 さて感想ですが・・・。

 うん、いいじゃん。
 なんかこれまでとは作風が大分異なるらしいんだけど、俺はMoiraから聴き始めたので(厳密にはなんとかの楽園とか、あと1、2曲なにかつべで聴いたことがあるが)曲の途中でも否応なしに聞かされる小芝居や、「あれ、今何曲目?さっきの終わってるの?」という感覚を持たされる曲構成にも「またか、ようやるわ」程度の感想しかなく。
 尼には「キラーチューンの1曲目以外はダメ」みたいなあるレビューがあったけど、個人的には1曲目みたいなのはMoiraの延長にしか思えないので、いらないってわけではないけど明らかに浮いてるのでキラーとは思えなかったな。なに、サンホラってメタルテイスト求められてんの?クレジット見る限り全曲ドラムは打ち込みみたいだけど音作りが妙にショボいし、ストリングスやコーラスが仰々しくて悪い意味でメタルチューンに取り入れたものとしてはウルサイので、メタル曲はあんま良くないなって印象があるけど。これはMoiraも同じ。Moiraで一番好きなのはМатрёшкаだしね。ズボリンスキーw ただ、ギターソロは凄まじかった。ここは完全メタル。クレジットじゃ#1のギタリストは2人いて、どっちがソロとってんのか知らないけど、ピロピロの嵐だったね。YUKIって、ABCのアルバムに参加してたあのYUKI?
 グリム童話を楽曲に起こした・・・ってところは俺にはどうでもよく。コンセプトアルバムっていまだかつてその物語性やメッセージが琴線に触れたことないので、何がテーマかってのは重視しない。その辺の解釈を自分の中に生み出しつつ聴くと違った楽しみが得られるのかもしれないけど、俺は難しいことはしない主義です。頑張りません。力みません。考えません。
 多数参加しているボーカリストですが、正直好きな人はひとりもいません。この辺どうにかならんかなと思いますが、不満ってほどでもない。Jimangが女を演じてるあたり、Revoはマジなのか若干おちゃらけでボーカル入れてんのかよくわかりませんが・・・まぁ好きな人は好きでいんじゃねと、歌手陣には思い入れがありません。「ぐーーてんもるげん!」がかわいかったなと、それだけ。ヘンデルとグレーテルはほんまもんの子供なんでしょうかね、アレ。あ、みゆきち&藤田咲参加が嬉しかった。
 韻も踏んでないし最も盛り上がる点への通過点のひとつでしかないような、単なる台詞のような歌詞にも印象的なメロディをつけるRevoの技術はスゴイ。サムい芝居もありますけど、なんだかんだで歌のある場面すべてで引き込まれたってのは驚嘆。
とっても、とっっっても重厚です。一応思いつく感想を挙げてみましたが、これじゃ終わらないだろうと自分でも思います。前作・Moiraだって味わい尽くしたとは言えないし、まだまだ俺自身も聴いてみたい。
 サンホラはMoiraとMaerchenしか持ってないけど、この2作だけで一体どれほどの間、いずれかのCDを次に買うまでの「つなぎ」になるのかと・・・。
 「芝居」だけはどうしても完全には受け入れられないけど、その上で展開される音楽にはどうしようもなくシビれます。
 とっても面白い存在です、Sound Horizon。完全には慣れられないものが含まれているからこそいつまで経っても軽々しく聴くことができず、その価値が別格になってるっていうのはあると思います。クセになりそうで、しかし何周、何時間、何日も連続で聴く気にもなれず、一度聴けば次聴くまでのスパンをある程度置いてしまうので飽きもなかなかこない。
 クサいものは忌避したい反面、その臭いがクセになってしまう可能性があるということに似ています。
 素晴らしい要素の内包を知っていて、たまにとんでもない悪臭が混じっている・・・つまりはクセにならずにはいられないってことですね。

2010年12月17日金曜日

キャンディーズ ゴールデン☆ベスト

♪MHCL-111

 キャンディーズ ゴールデン☆ベストです。
 買う切欠となった曲は春一番でしたが、他の歌も文句ないデキのものが揃っています。
 早見優はヘタでしたがキャンディーズ、あとそれからピンクレディーは容姿とかパフォーマンスとかと共に、紛れもなく歌唱力でも売ってたんでしょうな。素晴らしい。まぁ俺はこの2組の女性たちは別にかわいいとも思わないんですが、でもこのベストのパッケ、CDを外すと現れる3人一緒の写真には惹かれました。すげーレトロですが妙な色気が・・・。すげーレトロだから、なのか?昔のエロゲ絵のクオリティに驚嘆するときみたいな気分。
 あとバックミュージシャンとアレンジ。半端ないっすね、マジで。打ち込みだらけの昨今のアイドルミュージックはマジ聴いてらんない。俺が「アイドル聴いてみよう」と思ってまず昔のものに目を向けてみる理由はここにある。
 今まだ2周目ですが、これは長く聴けそうですよ。#1途中の自己紹介は勘弁して欲しいですが・・・彼女たちに思い入れのあるファンなんかにはこういうのがたまらんのでしょうかな。
 ちなみにこのベスト、ライナーノーツや楽曲解説、ヒストリーなんかの歌詞に先駆けて載ってたりするものが一切ない。そういうものがあったところで、この3人のどれがランでどれがスーでどれがミキかなんていちいち教えてくれてたかどうかわかりませんが、そういうわけで俺はいまだに誰が誰なんだか知りません。
 一緒に歌ってるだけでなく、しっかりハモってるのがたまらなく好印象。昔から常々、モームスだのエーケービーだのの大人数で重厚なコーラスを形成すればどんだけ歌にメリハリが出ることかと思ってましたね。ひとりひとりの表現力のなさ、声量のなさのカバーなんかもしれないですけどね、みんなでバカみたいに同じ音程で歌ってるのって。AKBのライブ、或いはTVパフォーマンスは紛れもなく口パクらしいですが。だから今度ソロデビューする板野の歌はヤベーんじゃねーかと言われてるんだそーです。AKBの歌のメロディとか曲調自体は、曲は10も知りませんが、少なくとも知ってるものはすべて好ましく思えるものばかりなので、歌い手のショボさが残念な限りですなー。
 あと、Mr. Bigの再結成第一弾アルバム、What If...も買いました。
 まずひとつ言っておきたい。謳い文句がすげー気に入らん。「1st、2ndの頃に近い」って・・・その2作に思い入れがある人がそう言わされてるならすごくかわいそう。本気で宣伝の通り思ってるならまったくのツンボ。全然違うわ。
 ハードロックハードロックしてるのには好感を抱けたけどね。まぁ再結成してまさかアルバム出すとは思ってなかったので、2kという安さと発売の嬉しさを勢いにして買っちゃったってのが正直なところなんですが、イイはイイですよ。でも間違いなく1st、2ndのクオリティに近いなんてことは絶対ない。ここにAddicted to That RushやMerciless、Alive and Kickin'、Green-Tinted Sixties Mindのような名曲はない。
 悪いなんてことも決してないけど、中途半端なんだよな。
 ハード極まるわけでもなく、すごくポップなわけでもなく、年相応にシブいわけでもなく・・・絞って欲しかった。今でも元気一杯感は伝わってきたけどね。それにしてもPat Torpeyひとりだけ老けっぷりが半端ないなぁ・・・。Billy Sheehanは昔からあんな面構えだしw 「売れてる・売れてない」が精力の衰えに影響するんかね。Paul Gilbertはアルバムずっと出してるし、Eric Martinは日本でも仕事あるもんな。洋ピン男優みたいな風体が好きだったんだけどなぁ、Pat Torpey。
 あと、Sound Horizon7th Story Märchenも買いました・・・が、これはまだ聴いてません。6th Story Moiraで、アツくもなりましたが、主に語りでサムい思いをしたので、買ったはいいがちょっと構えてしまうんだよね。特に今回、語り多いらしいし・・・。前評判一切仕入れずに買ったんですが、そのままでさっさと聴いときゃよかったー。
 それにしても中のCD取り辛いよコレ・・・。

2010年12月11日土曜日

アラビア語の現在形は4種類

 アラビア語の勉強が好調です。もうすぐ本1冊の学習が終わる。
 あまり登場する語彙の多くない本(4-88595-186-0)で、何度か読み直していればその内殆ど頭に入りそう。
 俺が気合入れて覚えたのは、動詞の形。
 といっても、1形、2形、3形・・・といったもののことではなく、過去形現在形
 この内現在形には、本の言葉を借りると、主格対格無母音格強調形の4つの形がある。過去形も過去形として普通の語形以外にこういったものに成り得るのかどうかはこの本ではわからないが、とにかく、アラビア語の現在形は4種類ある。或いは、これ以上あるのかも?
 1人称単数 / 複数、2人称男性単数 / 双数 / 複数、2人称女性単数 / 双数 / 複数、3人称男性単数 / 双数 / 複数、3人称女性単数 / 双数 / 複数で活用するので、なかなか手強い数である。ただ、実際には語形が同一であるものが混じっているというのは、他の言語に見られるが如しだ。
 動詞に格があるってのが面白いよね。

ذهب
(dhahaba / 行く)

過去
※注: アラビア語は←、対応するラテン文字転写は→の方向に読み進める。
3m
ذهب / ذهبا / ذهبوا
dhahaba / dhahabā / dhahabū

3f
ذهبت / ذهبتا / ذهبن
dhahabat / dhahabatā / dhahabna

2m
ذهبت / ذهبتما / ذهبتم
dhahabta / dhahabtumā / dhahabtum

2f
ذهبت / ذهبتما / ذهبتن
dhahabti / dhahabtumā / dhahabtunna

1
ذهبت / _ / ذهبنا
dhahabti /_ / dhahabnā

現在 - 主格
يذهب / يذهبان / يذهبون
yadhhabu / yadhhabāni / yadhhabūna

تذهب / تذهبان / يذهبن
tadhhabu / tadhhabāni / yadhhabna

تذهب / تذهبان / تذهبون
tadhhabu / tadhhabāni / tadhhabūna

تذهبين / تذهبان / تذهبن
tadhhabīna / tadhhabāni / tadhhabna

أذهب / _ / نذهب
’adhhabu / _ / nadhhabu

現在 - 対格
主格と比較して、語末に-aが生じるかن(nūn)が落ちる。
يذهب / يذهيا / بذهبوا
yadhhaba / yadhhabā / yadhhabū

تذهب / تذهبا / يذهبن
tadhhaba / tadhhabā / tadhhabna(主格と同じ)

تذهب / تذهبا / تذهبوا
tadhhaba / tadhhabā / tadhhabū

تذهبي / تذهبا / تذهبن
tadhhabī / tadhhabā / tadhhabna(主格と同じ)

أذهب / _ / نذهب
’adhhaba / _ / nadhhaba

現在 - 無母音格
主格、対格と比較して、語末の母音がなくなるかنが落ちる。
نが落ちる場合は対格形と同じ。割愛。

現在 - 強調形
主格と比較して、語末にنが増える。音は-Vnnaか-Vnni。

يذهبن / بذهبان / بذهبن
yadhhabanna / yadhhabānni / yadhhabunna(< -būnaの長母音が短く)

تذهبن / تذهبان / يذهبنان
tadhhabanna / tadhhabānni / tadhhabnānni(< -habnaをそのままに語末母音を長く)

تذهبن / تذهبان / تذهبن
tadhhabanna / tadhhabānni / tadhhabunna

تذهبن / تذهبان / تذهبنان
tadhhabinna(< -bīnaの長母音が短く) / tadhhabānni / tadhhabnānni

أذهبن / _ / نذهبن
’adhhabanna / _ / nadhhabanna

 ・・・というわけ。一旦覚えりゃなんてことないんだけど。
 ・・・そういや俺、数詞の続き書くの忘れてら。

 そういや昨日、Star Driver関係で「スタドラ夜会」って番組があるって知ったのね。1時までには寝るようにしてるし、それがある時間は録ってるアニメがあるしでどうしよと思ってたんだけど、どんな内容かとググってみたら芸人がスタドラを語るという超絶サムサム企画であることが判明。あ~ヨカッタ。道理で公式サイトに載ってないわけだ。作品の解説番組か、或いは総集編、若しくはこういったものに準ずる内容のものかと思ってた。解説番組だったら是非観たかったけどね。今んとこ全話観てるけど正直ぜんぜん意味わかんないからw
 勿論シカトしてさっさと寝ました。

2010年12月10日金曜日

今回の3枚

 Belinda Carlisle、God Only Knows、そして村下孝蔵!買いましたよ。
 いや~いい!村下孝蔵いい!Belinda CarlisleもHeaven Is a Place on Earth以外もすげーカラフルなポップで良かった。God Only Knowsも、OAバージョン以外を今回CDで初めて聴いたわけだが、いい!カップリングの「集積回路の夢旅人」の歌詞にはテーマとしてオタメガがわかりやすく取り上げられてて、最初イタい曲だったら#1のGod Only Knowsがぶち壊しだなと思ったんだけど、パッケージにも「God only knows~集積回路の夢旅人」と続けて書いてあるように、トラック上は分かたれてるけど事実上組曲の一部みたいなもんだね。曲間1秒もなしに#2は始まるし。「ボーカル」クレジットがなくて、「コーラス」でアニメ本編のキャラクターの中の人達が参加してるのがわかるけど、一体どんなのかと思いきや、どうもこうもそのまんま、確かにコーラスで1曲中通してましたね。最初から最後まで大仰な内容でした。
 とにかく今回の3枚のCDの買い物は大当たり!
 つーかなんかいつの間にか村下孝蔵のことフォークシンガーだと思ってたんだけど、なんでだろ?曲が進むたびに「全然フォークじゃないよな・・・」という印象が強くなっていきましたけど、別にフォークシンガーだと紹介されてるわけでもありませんでした。赤い鳥とか山本コウタローと併せて注目しだしたから勘違いしちゃったのかしら。
 ヒットしただけあって、「初恋」以外にも、「春雨」、「踊り子」、「ゆうこ」、「少女」、代表曲と言われるものにはすべて胸を打たれました。やっぱオリジナルの魅力は凄まじかったよ、「踊り子」。そらおとfのEDテーマとして聴いたときのパッとしない印象が嘘のようだ。この中でも特に「少女」は、「初恋」の如くしっとりと切ないおとなしめの曲かと思いきや、今回買ったベスト盤の中でも1、2を争うほどカラフル、他の言葉を探すとすると、派手、の一言。こういうのが基本の作風じゃない人が歌ってると余計にエキサイトしますねぇ。いやでも、「初恋」が大好きになって、これのイメージを基に村下孝蔵像をCD拝聴に至る事前に勝手に膨らませていったわけだから、2枚目まですべて聴いてみて、色んな曲書いた人だったんだなって驚いた。プロデューサーによる収録曲の解説を読んでみると、このプロデューサーとか、収録曲の殆どを手掛けた編曲の水谷って人との綿密なる共同作業の賜物でこうしたさまざまな作品ができていったんだってわかるけど、それにしても「月あかり」を最初に聴いて、あとからあとからああもカラフルな曲群がワラワラと出てくるとはふつう思わないでしょう。
 カバーも良かった。「22才の別れ」と「氷の世界」しか知らなかったけど、いや~、歌ウマイ、あとプロデューサーも書いてたけど、ギターもすごくキレイに弾くのねこの人。レコーディングじゃ滅多に弾かなかったようだけど、確かになんで?と思っちゃうね。
 あとはキャンディーズとアリスかー。楽しみだー。
 つーか早く注文しなきゃ!

2010年12月9日木曜日

二度と村に戻らなかった

 沖縄の医者じゃない医者のドラマをさっきまで観てた。
 日本人である自分の子供が何故かクロンボだったら・・・。
 そりゃ絶叫しながら「二度と村に戻らなかった」モノローグが流れるような大逃避行もしちゃうわなぁ。
 誰が悪かったって?
 堕胎を決めなかったあの首吊った母親でしょうな。
 孕んじゃったのはしゃーないし、あとは最悪の結果を回避すべく行動すべきだったと。

 そいや元巨人の駒田って選手がまったくあれと同じ境遇にあったってのはホントなのかね。

2010年12月8日水曜日

風邪なおりました

 風邪なおりました。というかそもそも風邪にまで至ってなかったのかも?バカスカ食って薬飲んでおもくそ寝ました。そしたらケロッ。うーん、人間ってフシギ。
 第2バイト先の向かいが飲食店なんだけど、そこはしばしば閉店時間過ぎても客が居座ってることがあるのね。
 今日は2人組のバカップル(この“バカ”は完全に罵倒の意味です)がそれぞれコーシー1本ずつで長々とお喋り。店に同情しましたよ。
 電気切り始めて店内暗くなったり、周りの客がみんな帰り始めたりしたらさ、「あ、俺も帰ろう」って思うよね?普通は?これはね、「俺は周囲に流されない(キリッ」とかとは別次元の話なのよ。
 客帰んなければレジは閉められないし電気も消せないしで、規定の時間までに出ていってくれなければ迷惑でしかないの。
 で、閉店時間過ぎてもいる客の殆どが、結局買っていってくれないヤツなのね。タチ悪いにもほどがある。
 「あ~、どうしようかな~。カネあんまないしな~。でも今日欲しいしな~」でウロウローと長時間していて、「ああもう店閉まる!よしもう買おう!」で買っていってくれるんなら「ああこの人大分悩んでたんだな~」とこっちだって温かい目で見ることもできるわさ。それがなによ?閉店時間過ぎてもウィンドウショッピングで店ん中ウロチョロしやがって。
 そのアホップルは結局閉店時間から30分ほど経過してから消えたようで・・・ウラじゃきっと「とっとと帰ってくんねーかなあ」って従業員同士で言い合ってるよ。
 その店とは関係ない俺たちがそのアホ2人に悪態つきまくってたからなwww

 俺: 「店の電気消え始めたら、普通もう帰ろうとか思いません?」
 先輩: 「そういうのがわからない人種がいるんだよ」

 向かいの飲食店、ご愁傷様でした。チーン

2010年12月7日火曜日

風邪ひきました

♪MHCL-1254

 ↑山本コウタローとウィークエンド(の、今は岬めぐり)。これで聴くの2回目。
 風邪ひきました。たぶん。頭痛いし目痛いしダルいしたぶん風邪です。
 業務中になんかあついなと感じ始めて、もう別の従業員見たら袖まくってたし、「やっぱ熱いよな。暖房かなりきいてんのかな」と思ってたんだけど、俺の「あつい」の質は根本的に違ったらしい。時間が経つにつれ頭だの目だの首まわりだのが痛くなってきた。「あれ、これはもしかして・・・?」と思うが否やダルさ全開。
 そんな体調の中、ようやく帰れるって閉店間際の時間に客がわけのわからんこと訊いてきやがって、ただでさえウザいとしか思えなかったのにその内容のせいでもう接客する気完全にゼロ。「よくわかりません」としか言いようがなかった。まぁ実際よくわからんかったんだけど。

2010年12月6日月曜日

なんも

 寝てた~!
 今からメシ食って、片道20分かかる第2バイト先で用事済ませてから第1バイト先行くので時間ナシ。
 להתראות!

 ・・・内容のない投稿で更新するくらいならなんも書かん方がいいんだろうか?

2010年12月5日日曜日

サトラレなんじゃないか?

 昨日2週間ぶりくらいに第1バイトのシフトに入ってたんだけど、業務中に夏色のナンシーと翼をくださいが流れたよ。勿論原曲。岬めぐりもこねぇかな~と思ってたんだけど結局それはなかった。
 なんか世間一般の流行からはずれて久しいものとか大昔に話題性のあったものなんかに今更ながらのお熱をあげると、たとえばCDを買ったり情報をネットで検索したりすると、翌日とかたいして経たない内に何故か全然関係ないところでそれらが話題になってるのを見たりするんだよね。
 偶然なんだろうけど、厨ニ的な行動のひとつに、「実は俺はサトラレなんじゃないか?」ってのがあるじゃん。頭の中で「実は俺の考え読んでるんだろ?」と誰かに話かけたりとかねw そんな感じで、「実は俺の行動は誰かにとっては筒抜けで、何も気づかず生活してる俺に無言のプレッシャーをかけるべく、実にさりげなく俺が最近熱中しているものについての話題を一目につくところで挙げる」のを誰かがやってるんじゃないかと。
 超ビビりなので、「考えるだけなら面白い:本当だったらこわいな」の割合、同じような頭を持ってる人の大多数が7:3くらいだとしても、俺の場合2:8くらいです。
 元々女っ気がないから絶望的ではあるけど、所帯なんて死んでも持ちたくないね。

2010年12月4日土曜日

ほな!

 ブログのことすっかり忘れてた!
 今回は内容を伴った投稿はできません!
 もう行かな!
 ほな!

2010年12月3日金曜日

第一印象

♪UICZ-6046

 ↑のは早見優ベスト。
 昨日聴いたのは早見優 - 山本コウタローとウィークエンド - 赤い鳥の順番。
 第一印象はそれぞれ、

 ①夏色のナンシー以外リードトラックにしようがないほどナンシー輝きすぎ。英語の発音が付け焼刃じゃないなという印象を受けたが、調べてみたら実際幼い頃から英語を話して、「バイリン・ギャル」の元祖として有名だと知った。ただ歌は全体的にうまくない

 ②早見優がイマイチだったのであまり期待せずに聴いたら#1の岬めぐり以降も#1に似た軽快でスピード感ある曲が続いて驚いた。フォークじゃなくてこういうのってカントリーっていうんじゃないの?ルーツは一緒?似たような曲ばっかりとも言う。#1-#10までが山本コウタローとウィークエンド名義、#11以降はウィークエンド名義だが、ウィークエンドになってからあきらかな作風の変化があって、途端に俺の好みからはずれたのでキツかった

 ③歌、コーラスうまし。歌詞超みじけぇ。リフレイン多すぎ。ポンタが叩いてるってのにドラムめちゃめちゃ控えめなのが残念。バンドの体裁とってる意味あるの?って曲ばかり。3枚の中で一番良さがわからなかった

 ってとこ。
 村下孝蔵も初恋しか琴線に触れないとしたらキツいなぁ。そらおとfのEDで「踊り子」聴きましたが、「初恋」ほど感銘は受けませんでした。
 まぁ、そらおと第1期のEDテーマ群を好きになったのって、そらおと自体が面白すぎて何度も観てる内にバックの演奏やらメロディやらを覚えていったのがデカいしね。曲と共にあったアニメーションも(曲がバックか?アニメがバックか?)、「初恋」のイカロス視点とか秀逸なのばかりで、アニメも曲も同時好きになれる効果があったと思う。
 そもそも俺は「歌を一緒に歌えるようになってから、バックを口ずさめるようになってから」がその曲の持つ魅力を本当に理解する第一歩だと思ってる。実際、TriviumのAscendancyは最初、さっぱり良さがわからなかったものの、一晩中聴いてたら外が白みだした頃に急に聴いていることが快感になってきまして(このことは以前いたWindows Live Spacesでも書いた)。
 Sonata Arctica(Silenceまで)とかHelloween(KOTSK Pt. IIまで)みたいに、一撃必殺のチューン満載みたいなアルバムもいいけど、何度も聴こうと思わせてくれる作品もいいんですよ。HR/HM聴き始めの頃ほど今はメロスピに固執しなくなってるけど、飽きたってこともない。今でもたまにEclipticaとか聴くとやっぱテンションあがりますよ。
 まぁこれからってことですかね。
 ただひとつ。ネットで見られるアイドル系歌手のCDに対する評価はアテにならない。その人自身に思い入れがあるって人が多そうだからね。たとえば「このヘタさがいいんですよ」とかいう感想があるとして、初めて接する人にとっちゃ「ヘタなだけ」ですから。
 ただ、「春一番」以外でも、キャンディーズには期待してますけど。3人一緒に歌ってるから迫力が違うよね。

2010年12月2日木曜日

翼をくださいを原曲で聴く

 昨日は晩飯食ってたら11時40分くらいになってて、「もうこんな時間!?」とか口に出してまで驚いたがその後すぐ記事作成に取り掛かるでもなく、自室戻ってきたら日付変わってから20分経ってた(・ω・)

 昨日ようやく最後の1枚、赤い鳥のGOLDEN☆BEST 翼をください~竹田の子守唄が届いた・・・が、ちょっとワケあって買わず(買えず)。
 というわけで今日買ってきました。赤い鳥(MHCL-1571)、早見優(UICZ-6046)、山本コウタローとウィークエンド(MHCL-1254)。
 まだ聴いてません。まだですよ。後からじっくり聴くんですよ。第一印象が肝心ですからね。
 そういや翼をくださいを原曲で聴くのって初めてだなぁ。
 あ、そういえば村下孝蔵はもう届いてました。書いたっけ?
 uchiの給与が15日〆、25日入金なので、今月15日までは次の購入はガマン。
 次買うのは村下、キャンディーズ、Belinda Carlisle、あとは神のみぞ知るセカイのOPになりそう。あれいいっすよね。手掛けてる人が同じとはいえ、OPアニメーションの東のエデンまんまな演出はなんとかならんかったんかいと思いますが。
 あと劇場版絡み?なんですかね?全然事情知りませんが、最近出たマクロスFのCDもちょっと気になってる。菅野サンは何に曲を提供してようが手を伸ばす気になるわー。

2010年11月30日火曜日

価値ある人生

 昨日は「忘れない内に更新しよう」と思いついた時間が早すぎたので後回しにしていたらいつの間にか1日終わってたでござるの巻orz
 まぁ書くことなかったってのも後回しの要因になったんだけどね。内容が長くなりそうなネタだったらたぶんすぐに投稿に着手してただろうし。バイトがなかったから日付の変更しか気にすることなかった。
 んで今日も特に書くことはない。
 1日1つ以上記しておきたいことが起きる日常って、なんかすごい「価値ある人生」って気がする。憧れるわ~。
 一日中家んなかおって、言語の勉強するか音楽聴くかアニメ観るかしかしてなかったら、そりゃ書くことも生じんか・・・。
 こんな俺でも、おそらくどんな人でも(植物状態で寝たきりとかは別として)前の日と全く同じ行動をしながら過ごす日ってのはないもんで、一日の行為を細かく書いていけばたくさん別の日との相異が出てくるんでしょうけど、そんな面倒臭いことってないもんね。
 と待てよ。それちょっといいかもしんない。ネタがないときは更新までの行動を思い出してなんか書いて見る。書いてる内に、山盛りのくだらないことからポロッとひとつくらい面白い話にできそうなことが見つかるかも!
 ・・・っと、でもざ~んねん。もう今日はバイトに行く時間が迫ってるのでしたー。
 いやーホントザンネン!

 ・・・いやだって今からそんな思い返すだけでも時間かかりそうなことしてたら絶対色々書くまで到達できないよ・・・。

 להתראות!

2010年11月28日日曜日

赤い鳥はまだ

 HOLY SHIT!昨日は気づいたら日付変わってて0時20分・・・毎日更新は絶対継続させたかったのになぁ。残念だ。
 さて今日は何か書くことがあるかというと特にない。
 3枚同時に注文したCDの内、既に早見優と山本コウタローは届いているが、赤い鳥はまだだ。あ、Belinda Carlsileも届いてたな。
 次来るのは、もしかしたら昨日注文した村下孝蔵かも?ちゃんとBlu-spec CD版が頼めました。
 明日来るかなぁ。うーん、早く欲しいけど非番だし行くのめんどくさいな・・・。

2010年11月26日金曜日

ブルースペックだとかSHM-CDだとか

 今日もそらおとEDテーマの原曲が収められたCDの選定に時間を割いた。
 改めてCDについての情報を見てみてわかったんだが、キャンディーズ(SRCL-4119)、アリス(TOCT-26842)、村下孝蔵(MHCL-20038)の最終候補の収録曲は#1からシングルの発売順に並べられているそうだ。こういう編集は嬉しい。ミュージシャン自体に興味があるから、その進歩が辿れるのはおもしろい。まぁその編集とは引き換えに、村下なら「初恋」、アリスなら「チャンピオン」、キャンディーズなら「春一番」が最初に来るということはないが。
 また、村下孝蔵のものはブルースペックCD仕様で、俺は最近よく目にするこのブルースペックだとかSHM-CDだとかのことは、メーカー曰くの「音質が既存のものより良い」という利点があることくらいしか知らず、しかもそのことを全然信じていないので(だからユニコーンのベスト(SECL-773)も通常版を買った)、普通のCD仕様でいいと思っていたんだが、2005年に出た同タイトルのものはSACD仕様(これもよくわからない)で、こっちは音質に問題アリなんだそうだ。ブルースペックCDには興味がなかったがSACD版はよくないと聞けば、BSCD版を選ぶしかない。値段もBSCD版の方がたった50円高いだけなので、もう迷うこともないだろう。
 BSCD版は限定生産、つまりこれを逃すとわざわざダメ音質で聴かされる羽目になるSACD版を買うことに・・・明日早速注文だ!
 これら3組のCDはすべて3k越えなので、買えるのは来月以降になる。今月は既にハガレン最終巻、やくしまるえつこのCosmos vs Alien(KICM-1323)、Evangelion: 2.22 You Can (Not) Advance.(KIBA-1773)に約7500円程度費やし、先日注文した早見優、山本コウタローとウィークエンド、赤い鳥はすべて届いた時点で買うつもりなので、それ以上は買いすぎになってしまう(本当は先の本、CD、DVDで既にあと2000円程度しか使えないのだが)。
 おまけにuchinoバイト先はDVD3枚3000円キャンペーンを始めるし、もう散財の誘惑があちらこちらから・・・!

2010年11月25日木曜日

Heaven Is a Place on Earth

 Belinda CarlisleのHeaven Is a Place on Earthのサビを最近ふと思い出して、以後、頭から離れない。
 こりゃもー収録されているCDを実際自分のモノにして聴きまくるしか治療法がないでしょう。
 というわけで目をつけましたは「ザ・コレクション」(TOCP-53354)なるベスト。10何曲か入りで1,200円。値段は非常に素晴らしいですね。Heaven Is a Place on Earth以外は知らんので、これとあとは「ヒットした」代表曲が5曲くらいあればもうなんでもいいや。
 しかーし生産中止!uchinoバイト先と契約してる卸会社のサイトからは注文不可能!
 じゃあここに℡して代わりにメーカー先に注文してもらおうと電話したら「Web発注かFaxでヨロ」。以前はこれで注文できたんだが知らん間に不可能になっていた。Quel con。
 というわけでFucks。
 赤い鳥、山本コウタローとウィークエンド、早見優らのベストと一気にまとめて買う日が楽しみでしょーがないです。
 Heaven Is a Place on Earthをいつ初めて聴いたのかはさだかではないが、1年前に退社した社員がいた頃、店内で流してた洋楽コンピにこのHeaven Is a Place on Earthがあり、そこで久々に聴いたのだと思う。そのときは歌手名も曲名も確認するのを忘れていて、歌い手はベリンダ・カーライル、曲の名はHeaven Is a Place on Earthであるとわかったのはつい最近。
 店内で聞いたときは、「You Give Love a Bad Name(Bon Jovi)みたいだな」という印象を受けたのを覚えている。
 それにしてもイイ歌だ。
 イイ時代だった。

2010年11月24日水曜日

2) 安くて 3) たっぷり

 なんか毎度毎度記事作成に時間かかりすぎ(言語を取り上げる際は、Windows Live Spacesにいた頃からずっとそうなんですが)であることにウンザリしてきたので、今回は手早く済ませる練習としてサラッと書いてみます。
 「そらのおとしもの」にはドハマりいたしまして、何度も繰り返し観ました。そうしてる内に、気がついたらEDテーマも流れる度に一緒に歌えるようになっていて、且つ、殆どの曲が好きになってました。
 私は興味はありながらも昔の歌謡曲や往年のヒット曲というものにはてんで疎いので、既に知っていたのはキャンディーズの「春一番」だけでしたが、特に山本コウタローとウィークエンドの「岬めぐり」、村下孝蔵の「初恋」、早見優の「夏色のナンシー」、嘉門達夫の「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」には非常に感銘を受けました。赤い鳥の「赤い花 白い花」も良かったし、ノンストップの「ワイルドセブン」はダサさ全開でしたが一緒に歌うと妙に楽しかった。詰まるところ、H2Oの「翔んだカップル」とバーズの「ふり向くな君は美しい」以外は全部お気に入り。この2つは悪いってわけじゃないけど、まぁ大好きってほどでもない。アリスの「チャンピオン」は、原曲で谷村新司?の声かな?がめちゃめちゃ渋くて初っ端からビックリ。パワーも抜群で、EDテーマとしてのカバーよりも遥かに気に入ったのはこれだけ。守形の中の人以外はみんな好みの歌い方をしていて、岬めぐり、初恋、赤い花 白い花、夏色のナンシー、原曲の良さを損なうことのない、すごくいいデキのカバーです。特にニンフの夏色のナンシーはかわいすぎた。アレンジ面も文句なし。守形が歌ったものでも、ワイルドセブンは低い歌声がしっくりくる曲調だったから良く聞こえたな。
 で、そらのおとしもの エンディング・テーマ・コレクション(COCX-35988)ってCDが出まして、勿論買ったんですね。
 そして買ってから大分経った昨日、ふと原曲が欲しくなってe-honってサイトで色々と吟味(このサイトにあるものならバイト先で取り寄せ可能であると一目でわかるから)。ベストがいくつかある人とか、いるからね。最早オリジナルアルバムはすべて廃盤って人も。つーか大抵の人のオリジナルアルバムが廃盤だね。アリス(アリスV)と村下孝蔵(初恋 ~浅き夢みし~)のものしかなかった気がする。
 で、本日、自分のバイト先にて早見優(UICZ-6046)、山本コウタローとウィークエンド(MHCL-1254)、赤い鳥(MHCL-1571)のいずれもベストを注文しました。後の人たちのCDは、複数ある内から一枚を決めかねているのです。村下孝蔵なんて特に早く欲しいんだけどなあ。この早見優と山本コウタローとウィークエンドのベストは、彼らを知る切欠となった「夏色のナンシー」、「岬めぐり」がそれぞれのCDの#1であるのがポイント。こういうのも考慮に入れつつ探してました。俺にとっちゃかなり好印象。村下孝蔵の「初恋」で始まるベストは廃盤でした・・・。彼のは「初恋」が初収録されたオリジナルアルバム(前出の「初恋 ~浅き夢みし~」)か、ベストを買うか悩んでます。俺はまだ聴いたことないんだけど、「ゆうこ」、「踊り子」というヒット曲もあって、それらが聴きたければベスト、なんだけど・・・うーん。そういいえば「踊り子」はそらのおとしものfの第8話のEDテーマだそうです。録画してまだ観てないのでさっさとregarder & écouterせねば。
 昨日のCD選定には、1) オリジナルアルバム 2) 安いこと 3) 1)が適わずベストなら曲数が多いこと(18くらいで「多い」と感じる)を基準にあたってました。
 1)は大抵の場合、考慮に入れることを諦めねばなりません。なんたってもう、原曲を発表した当時の状態で活動してる人いないくらい昔に発売されたものですから。村下孝蔵に至っては亡くなってますし・・・。
 2)は1000円台がいいんですが、まぁ世の中そう甘くないです。今日注文したCDは赤い鳥が2100円?だったかな?で、あと2つは1000円台(っつってもほぼ2000円ですが)で非常にオイシイのですが、あとの人のベストは高いんです。但し、3)も考慮に入れた上でのことなので、曲数が少なくてもいいのなら、それ相応に安いものもアリ。1曲しか知らないんだから、もしかしたらたくさん入ったCD買っても他の曲は殆ど退屈かもしんないよ?とは勿論考えたんですが、・・・それでもやっぱり内容はたっぷしの方がいーい!ということで、2) 安くて 3) たっぷりなものを目当てに、最も得するCDはどれか考え中で御座います。
 自室の空間をコンポから流れる「初恋」で早く満たしたい!

2010年11月23日火曜日

暗記のはなし II

「暗記のはなし」になりました。

どこまで書いたのか確認しながら記していくのが面倒なので、
続きモノであることを気にせずさっさと話を終わらせちゃいます。
昨日は動詞の活用の暗記についてを書いた。
まぁ、ラテン語の語順の話の方が字数上は長かったけど。
他、暗記しておかなければならないものといえば、
名詞の曲用(活用、格変化などとも言われる)。
言語毎に格の名称、用法、数などがバラバラだが、
そもそも俺が学習経験のある言語の殆どが
名詞曲用を有さないものだったので、
覚えた数と言ってもしれてる。専ら、古典ラテン語と
古典ギリシャ語の曲用の比較をしていた覚えがある。
学んだことのある言語の内、曲用を持っていたのが、
古典ラテン語、古典ギリシャ語、フィンランド語、ハンガリー語、
ポーランド語、チェコ語、ロシア語、アルメニア語、トルコ語、
アラビア語、サンスクリット
(フ、ハ、トのものは厳密には曲用ではない)。
この内多少なりとも覚えているのはラテン語とギリシャ語だけで、
曲用に於いての語形上の特徴が相互に比較的似ているのも
この2言語だけ。
ラ、ギ、ポ、チ、ロ、アは同一の祖語の子孫だが、
ポ、チ、ロはスラヴ語派、アはアルメニア語派。また、ラテン語は
イタリック語派でギリシャ語はギリシャ語派だが、
この2つの語派に比べると語形は大分近いと言えるので、
比較遊びに取り上げられた。
たとえば「神」はラ: deus、ギ: θεός(theos)と言うが、
明らかに祖先となる言語からの分化が著しくないと
見て取れる(冠詞のある(ギ)・なし(ラ)など、
他の要素を見てみれば細かい点でたくさん違いがあるが)。
ちなみにこの2つの言葉の曲用は以下の通り。

deus

s. / pl.

nom. deus / deī
gen. deī / deōrum
acc. deum / deōs
dat. deō / deīs
abl. deō / deīs
※nom(inative)=主格、
gen(itive)=属格(スラヴ系では生格(せいかく))、
acc(usative)=対格、dat(ive)=与格(為格(いかく)とも言う)、
abl(ative)=奪格(スラヴ系では造格)

θεός
s. / pl.

nom. θεός(theos) / θεοί(theoi)
gen. θεοῦ(theū) / θεῶν(theōn)
acc. θεόν(theon) / θεοῦς(theūs)
dat. θεῷ(theōi) / θεοῖς(theois)
※ギリシャ語に奪格はない
また、ラ・ギ共に呼格は割愛

そっくりと言えるレベルだと思います。まぁ、男性名詞の
一番単純なやつ同士を比較させてるので、近似性の主張に
於いて恣意的と言えば恣意的ではあるんですが。
また、フとハは両者ともにウラル語族に属するが、
面白いほどさっぱり似ていない。これで語派が違えば
両言語間の相異にも納得がいったのだが、
フィン・ウゴル語派で共通。この語派に属し、
日本でも学習の機会が持てる他の言語に
エストニア語があるが、少なくともハンガリー語の知識は
この言語には活かせなさそうな印象がある。
あと暗記で楽しめるものと言えば数詞。
男/女の文法性を有するヘブライ語、アラビア語などは
これまでに書いた通りであるし、
何よりもこういう基本中の基本である要素は、
同一語族、同一語派に属する言語間では
大抵わずかな違いが見受けられるだけなので、
ズラーっと並べてちょっとずつ違うさまを眺めるのがオツなのだ。
月(時間)の名前なんかも似たり寄ったりだが、俺はこれは
大抵の言語で真面目に覚えようとしない。
何故かはわからんが、とても面倒臭く感じる。
では各言語の数詞を並列させながら挙げてみよう。

インド・ヨーロッパ語族 イタリック語派
フランス語 / スペイン語 / ラテン語

※以下、初見で読み難いと思われるものには
日本語風の読み方を併記してある


un(アン) / uno / ūnus(ウーヌス)
deux(ドゥー) / dos / duo
trois(トロワ) / tres / trēs(トレース)
quatre(キャトル) / cuatro / quattuor(クワットゥオル)
cinq(サンク) / cinco / quīnque(クウィーンクウェ)

six(シス) / seis / sex
sept(セット) / siete / septem
huit(ユイット) / ocho / octō(オクトー)
neuf(ヌフ) / nueve(ヌエーベ) / novem(ノウェム)
diz(ディス) / diez(ディエス) / decem(デケム)

インド・ヨーロッパ語族 スラヴ語派
チェコ語 / セルビア語 / ロシア語
※セルビア語とロシア語は見易さを考慮して
ラテン文字に転写してある


jedem(イェデム) / jedan / odjin(アヂーン)
dva / dva / dva(ドヴァー)
tři(トジ) / tri / trji(トリー)
čtyři(チュティジ) / četiri(チェティリ) / čjetyrje(チティーリャ)
pět(ピェット) / pet / pjat’(ピャーチ)
šest(シェスト) / šest / šjest’(シェースチ)
sedm / sedam / sjem’(シェーミ)
osm / osam / vosjem’(ヴォーシャミ)
devět(デヴィェット) / devet / djevjat’(ヂェーヴャチ)
deset / deset / djesjat’(ヂェーシャチ)

インド・ヨーロッパ語族 ゲルマン語派
ドイツ語 / デンマーク語 / 英語


eins(アインス) / en / one
zwei(ツヴァイ) / to / two
drei(ドライ) / tre / three
vier(フィーア) / fire(フィーア) / four
fünf(フュンフ) / fem / five
sechs(ゼクス) / seks / six
sieben(ジーベン) / syv(シユ) / seven
acht(アハト) / otte(オータ) / eight
neun(ノイン) / ni / nine
zehn(ツェーン) / ti / ten

最後に、さっぱり似ていないモノ

ウラル語族 フィン・ウゴル語派
フィンランド語 / ハンガリー語


yksi(ユクシ) / egy(エッジュ)
kaksi / kettő(ケッテー)
kolme / három(ハーロム)
neljä(ネリヤ) / négy(ネージュ)
viisi(ヴィーシ)/ öt(エト)
kuusi(クーシ) / hat
seitsemän(セイツェマン) / het
kahdeksan(カフデクサン) / nyolc(ニョルツ)
yhdeksän(ユフデクサン) / kilenc(キレンツ)
kymmenen(キュンメネン) / tíz(ティーズ)


1, 4, 5, 7, 9, 10は前舌(実際は、e(egy, négy, het, kilenc)かi(
kilenc, tíz)しか
有していない言葉は前舌に属するのか後舌に属するのかの区別は一見つかない)、
3, 6, 8は後舌とか、すっごいくだらないけど
前舌 / 後舌という分類に於いて共通点を持たないkaksiとkettőは
いずれも語頭にKを持つとかw、必死に共通点探しながら覚えたなあ。
最終的にフィンランド語の方は、viisi, kuusiの語感が似てるとか、
7以下は-Vnを語尾に持つとか、
自分なりに「ひとつ覚えれば他のものも自然と思い出せる」方法を考えながら暗記したけど。
大分頭を使いながら覚えていったせいか、フィンランド語の他の要素は殆ど忘れても
この基数詞はちゃんと覚えてる。いまだに99まで数えられるぜ。
この後、11~19はyksitoista, kaksi-という風に、1の位+toistaで構成されて、
1の位を除いた20~90はkaksikymmentä, kolmekymmentäという具合に
1の位+kymmentä(キュンメンタ)で増えていく。21、22といった表現は、
kaksikymmentäyksi, -kaksiというように、日本語と同じく10の位+1の位だ。
99はyhdeksänkymmentäyhdeksän。100は忘れた。
というわけで、暗記は、対象によってはとても楽しいのです。
「とにかく丸暗記!」
とか
「この後の学習はこれまでの内容の丸暗記が前提!」
とか
「まずはスキットを暗記してから細かい点を!」
とかが最悪なんですね。
まぁ、著者の言う通りに勉強を進めていくこともないんですが。
ヘブライ語の勉強、といっても初歩中の初歩ですが、
それがある程度済んで、アラビア語の勉強に
活かせるかと思ったのは以前書いた通り。
しかし全然思惑通りにいかず、
結局暗記に次ぐ暗記で勉学を進めていかねば
ならないことがわかったので、今どうしたら効率良く
諸要素が頭に叩き込めるか思案中である(泣)。

2010年11月22日月曜日

暗記のはなし I

俺の持ってるアラビア語の語学書、
内容の暗記を要するページを次々飛ばして読んでいったら
あっという間に終わってしまったでござるの巻。
俺は暗記が大嫌いだ。
暗記なんかクソ食らえ。
だけど、動詞の活用とか、ここ数日語り続けていた
数詞の語形なんかの暗記は別なんだ。
たとえば、ラテン語の動詞、 amo(愛する)の
直説法現在形の活用。

amo (不定詞: amare)

ego amo / nos amamus
tu amas / vos amatis
is amat / eis amant

フランス語で、このamoに対応するaimerの、
同じく直説法現在形の活用。

aimer

j'aime / nous aimons
tu aimes / vous aimez
il aime / ils aiment

フランス語のものと比べるのはちょっとよくなかったかもしれない。
並べてみて、「ね、似てるでしょ?」と続けたかったのだが、
そんなでもないか。
でも言いたい。似てるでしょと。
色々な言語の、たとえば動詞の活用の暗記をしておくと、
本を見ながらでなく、そらでノートに並べて書いて、
それらの相互的な近似性にささやかな感動を覚えられる。
綴りは後からできてくるものであって、本質的に言語間の
相違点で最も大きなものは音韻である。
よって、普段発音の練習や、個々の単語の
発音練習だけに留まらず、複数の単語を並べ
意味のある文をつくり、それを読んでみるといった
ことをしていても、「ああ、フランス語とラテン語って似てるな」
とは少しも思わない。まぁ、SVOがほぼ徹底されている
フランス語と、「ラテン語らしい」とされる文中の語順
(たとえば動詞は後ろに、与格は対格よりも先に来る
傾向があるとか)は存在するものの、どこに何を置いても、
読解の難度には変化があってもその文は解読可能な
意味を持つ。
たとえば、

Cum servō in īnsulae Jūlia nigrō habitābat magnae.

というラテン語の文があるとする。
品詞を明示しながら順に見ていくと、

前置詞 - 男性名詞単数奪格 - 前置詞 - 女性名詞単数奪格 -
女性名詞単数主格 - 形容詞男性形奪格 -
直説法3人称単数半過去 - 形容詞女性形奪格

である。格を考慮せずに意味を考えると、それぞれ、

~と共に - 奴隷 - ~の中で - 島 - ユーリア(人名) - 黒い -
(第3者は)住んでいた - 大きい

だ。
日本語として逐語訳すると、

共に - 奴隷と - に - 島 - ユーリアは -
黒人の - 住んでいた - 大きな

になる。勿論、「ユーリアは大きな島に(一人の)黒人の奴隷と
住んでいた」という意味だ。同じことをフランス語を用いてやると、

原文:
Julie habitait avec un esclave noir dans une grande île.

品詞内訳:
女性名詞単数 - 直説法3人称単数半過去 -
前置詞 - 不定冠詞男性単数 - 男性名詞単数 -
形容詞男性形単数 - 前置詞 -
不定冠詞女性単数 - 形容詞女性形単数 - 女性名詞単数

意味:
ジュリ - (第3者は)住んでいた - ~と共に -
(冠詞) - 奴隷 - 黒い - ~の中で - (冠詞) - 大きい - 島

逐語訳:
ジュリは - 住んでいた - 共に - (ひとりの)奴隷と - 黒人の -
に - (とある)大きな - 島

→ジュリは大きな島に(一人の)黒人の奴隷と住んでいた

avec以下とdans以下は入れ替えがきくだろうし、
Dans... avec... JulieとかAvec... Julie... dans...などという
語順も可能であろうが、根底にある意味は変わらないし、
語順変更の自由はラテン語のそれに比べて圧倒的に劣る。

・・・とまあ、ここまで書いたところで母親が
パソコンの問題で困っていたので代わりに解決してやると
こんな時間。
しかたないので今回もナンバリングだ。
明日は暗記か数字か。

Do jutra.

2010年11月21日日曜日

数字 III

 はいでは昨日の続き。

 昨日までに書いた知識で99まで数えられます。しかし「ものを数える」ことはまだ不可能です。
 例として「3人の男」は挙げてあるので、「1~9+もの」の表現は可能です。
 「1+もの」は勿論名詞単数。「2+もの」は名詞双数形。「3+もの」は「数詞+名詞複数属格」。たとえば「9人の娘」はتشع بنات(tis‘u banāt(in))。どういうわけだか、数詞の後に続く名詞とは逆の性別の形で数詞を使わねばなりません。これが「男」だったら、تشعة رجال(tis‘atu rijāl(in))。
 では「11冊の本」は?「إحدى عشرة كتب」、とはならないんですよねー、これが。まぁこれをあとちょっといじればいいだけなんですが。
 ではものを数えてみましょう。

例: 11~19人の男

أحد عشر رجلا(’aḥada ‘ashara rajul(an)、以下割愛)
إثنا عشر رجلا
ثلاثة عشر رجلا
أربعة عشر رجلا
خمسة عشر رجلا
ستة عشر رجلا
سيعة عشر رجلا
ثمابية عشر رجلا
تسعة عشر رجلا

 1の位はすべて対格、数詞の性は1と2を除いてすべて女性、つまり、直後の名詞に対して逆の性を選択するわけです。「1の位+数える対象」の表現と同じですね。反面、10は直後の名詞の性に合わせます。
 で、رجلاはなんなのかと言うと、「(男性)名詞単数対格」です。これを「タミーズ」と言いまして、この「11~19+数える対象」の構成は、

「数える対象とは性を合わせていない1の位+
数える対象と性を合わせた10の位+
数詞が対する名詞単数対格」

であり、意味上の主体は数えられる名詞、この場合は「男」であるわけですが、文法上、主体は数詞の方です。「3~9+もの」を数える場合と同じです。

ثلاثة رجال(thalāthatu rijāl) ・・・イダーファとなっており、
数詞を核に後ろから名詞が属格で修飾。冠詞は名詞に付く

أحد عشر رجلا(’aḥada ‘ashara rajul)
・・・「名詞に対して」という構成。冠詞は数詞に付く
→الأحد عشر رجلا(al-’aḥada ‘ashara rajul)

cf. les onze hommes : 冠詞+数詞+名詞複数 /
אחד-עשרה האנשים(’ehad-‘esreh ha-’anashim) :
数詞+冠詞+名詞複数

 10の位に来る数字が何であっても、1と2だけは意味上の主体である名詞の性に合わせます。1桁を除いた20~90は10と違って語形が固定なので、21以上を名詞と共に数える際には1の位にだけ気をつければよいのです。

23人の男: ثلاثة وعشرون رجلا(thalāthatun wa-‘ishrūna rajul)
33人の娘: ثلاث وثلاثون بنتا(thalāthun wa-thalāthūna bint)
43人の友達: ثلاثة وأربعون صدیقا(thalāthatun wa-’arba‘ūna ṣadīq)
53人の女学生: ثلاث وخمسون طالبة(thalāthun wa-khamsūna ṭāliba)
63ヶ国: ثلاث وستون دولة(thalāthun wa-sittūna dawla)
73の部屋: ثلاث وسبعون غرفة(thalāthun wa-saba‘ūna ghurfa)
83台の車: ثلاث وثمانون سيارة(thalāthun wa-thamānūna sayyāra)
93の言語: ثلاث وتسعون لغة(thalāthun wa-tis‘ūna lugha)

 色々と面倒臭い規則の多い「数え」ですが、20以上は名詞が単数で済ませられるので、もし複数形を知らなくても数えるには事欠かないという便利な一面もあります。現に、上の列挙の内、国(dawla)と部屋(ghurfa)は複数形を知りません。女学生(ṭāliba)はṭālibāt、車(sayyāra)はsayyārāt、言語(lugha)はlughāt、つまりはすべて同じ語尾になるから覚えられているってだけなんですけどね。

 今日は16時からバイト。それまでにやっておきたいことがあるので今回もあまり進みませんでしたがこの辺でオシマイ。
 ! في أمان الله

2010年11月20日土曜日

数字 II

 では昨日の続き。

 そういうわけで、ヘブライ語には、とりわけ数詞の運用に於いては面倒臭い連語形の規則があるわけです。まぁ、各々の語が互いに全く異なる独自の方法に則った連語形を有しているわけではないので、割と早く慣れることができるかとは思いますが。
 定冠詞のついた名詞を修飾する数詞男性連語形をつくるにあたっては大きく2パターンあって、1. shloshah, khamisha, shisha, ‘asarah、2. ’arba‘ah, shiv‘ah, shmonah, tish‘ahに分けることができます。
 パターン1は、-Cet(Cはconsonne=子音)となるもの。パターン2は-Catとなるもの。簡単に言うと喉音(א, ה, ח, ע)で終わるものは-Cat、それ以外は-Cetです。
 男性形は全部喉音が語尾に来てるじゃん、と指摘されればそれは確かに正しいんですが、名詞や形容詞に於いては男性単数形が原形とされているものの、数詞に於いては女性形が元の形であるようなんですよね、どーも。
 アラビア語の基数詞とヘブライ語の基数詞は非常によく似ていて、アラビア語の基数詞基本形が、ヘブライ語の基数詞女性形にあたる語形であるということがその考えの元となっているのですが。いち、にい、さん・・・と数字を独立させて数える際に用いる数詞の形は、アラビア語(1と2を除く)でもヘブライ語でも何故か女性形です。アラビア語の場合は、-aで終わる、つまり母音が最後に来ているので言いやすいからなのかとか考えているのですが・・・さてどうしてなんでしょう。
 さてパターンの話に戻りますが、女性形を見てみると、喉音で終わっているものは4(’arba‘), 7(sheva‘), 8(shmoneh), 9(tesha‘)のみ。このことを根拠にパターン2が存在し得るという考え方を私は持っています。ちなみに現代ヘブライ語では、すべての語末の喉音字母は、母音を含んでいなければ黙字です。転写の際、私はすべてラテン文字に起こしていますが、原語での形に忠実でありたいだけであって、実際には読みません。また、אとעはそれぞれ「’」と「‘」として書き分けていますが、音は同一です。これはアラビア語に於いてこれらに対応する字母・أ(’alif)とع(‘ayn)、並びにその発音を根拠にしています。
 また、khamishahはkhameshet、shishahはsheshet、‘asarahは‘aseretとなり、単に-ahを-etにするだけでは済みませんが、これは語末の形が変わることに影響される現象で、これらに限らずヘブライ語ではよく見られるものです。仕方ないのでただ慣れましょう。その内、単純に語末をいじっただけでは済まなそうなものが直感的にわかってくるようになります。
 定冠詞+名詞直前の数詞女性連語形は3, 7, 9しか持ってませんのでさほど煩わしくない。shaloshのaが落ちる、sheva‘とtesha‘はeが落ちる、それだけです。元の形に何か追加されたものがあるわけでもなくただ落ちるだけ、しかも何故これらのみに連語形があるのかは考えてもわかりませんので、自分自身を納得させるために理由を考えて努力するという点に於いては面白くなく、ある意味男性形よりも理不尽とも言えるでしょう。ただ、名詞が複数形になったり連語形になったりする際にどこかの母音が落ちることは珍しくもなんともないので、語形の変わり方自体については別に文句ありません。cf. בן אדם(ben ‘adam=人間(lit. アダムの息子)) > בני אדם(pl. bney ‘adam、複数連語形)、פתוח(patuakh=開いている) > פתוחים(pl. ptukhim)、קדוש(qadosh=聖なる) > קדושים(pl. qdushim)、שם(shem=名) > שמי(shmi=私の名)。
 (現代)ヘブライ語の数字について、今知っていることの中で挙げるべき要素はこれくらいです。
 次にアラビア語。
 これは本当にもう、非常に、有り得ないくらい面倒臭い。
 他のセム系言語と比較して、それだけに留まらずセム祖語にまで遡って数詞について検証、研究しながら数詞の原理を理解した上で取り掛かるのがいいんじゃないかというくらい理不尽極まりない。
 まずは、ヘブライ語と比較しつつ、1~9を見てみる。

アラ数詞(基本(男性)形) /  ヘブ数詞(女性形)
واحد(wāḥid) / אחת(’akhat)
إثنان(’ithnān) / שתיים(shtayim)
ثلاث(thalāth) / שלוש(shalosh)
أربع(’arba‘) / ארבע(’arba‘)
خمس(khams) / חמש(khamesh)
ست(sitt) / שש(shesh)
سبع(saba‘) / שבע(sheva‘)
ثمان(thamānin) / שמונה(shmoneh)
تسع(tis‘) / תשע(tesha‘)
عشر(‘ashr) / עשר(‘eser)

 まぁ面白いくらいそっくりですね。「空港」はمطار(maṭār)とשדה תעופה(sdeh te‘ufah)っていうんですが、こんなひとつのものに対してまったく違う言葉(ただ空港はかなり近代的なものなので、分化による相異がまだ小さかったかつての時代に比べると造語の経緯が大分違っただろうという推測はできますが。ヘブライ語の方は知りませんが、アラビア語の空港は「飛ぶ」という動詞から来ています)がはびこる両言語に於いては奇跡というくらい似通っています。ただ、性が違うんですよねぇ。

アラ数詞女性形
واحدة(wāḥida)
إثنتان(’ithnatān)
تلاتة(thalātha)
أربعة(’arba‘a)
خمسة(khamsa)
ستة(sitta)
سبعة(saba‘a)
ثمانية(thamāniya)
تسعة(tis‘a)
عشرة(‘ashara)

 で、これが女性形。ヘブ数詞の男性形はもう敢えて書きませんが、語形上、アラ数詞男性=ヘブ数詞女性、アラ数詞女性=ヘブ数詞男性というよくわからない現象が起こっていますね。
 これらが言うまでもなく1の位。では次に10の位、11~19。

أحد عشر(’aḥada ‘ashara)
إثنا عشر(’ithnā ‘ashara)
ثلاثة عشر(thalāthata ‘ashara)
أربعة عشر(’arba‘ata ‘ashara)
خمسة عشر(khamsata ‘ashara)
ستة عشر(sittata ‘ashara)
سبعة عشر(saba‘ata ‘ashara)
ثمانية عشر(thamāniyata ‘ashara)
تسعة عشر(tis‘ata ‘ashara)

 数をただ数える際に用いる表現です。واحدはأحدというものになっていますね。女性形はإحدى(’iḥdā)です。
 上で数詞を男性形と女性形にわけて書きましたが、数を数える際には、1と2だけ男性形で言って、3から10までは女性形で言います。何故?考えたところで無駄なので諦めましょう。この11~19でも、11と12だけは1の位が男性形になっています。
 また、これらはすべて-aで終わっていますが、「対格」になっていて、且つ、格変化が行えません。理由はこれまたわかりません。ただ、アラビア語の2は双数形の形に準じており、12だけは属格形を取ることができ、إثني عشر(’ithnay ‘ashara)になります。
 20はعشرون(‘ishrūn)、21、22など10の位と1の位をくっつける際には1の位を先に言います: واحد وعشرون(wāḥid wa-‘ishrūn)、إثنان وعشرون(’ithnān wa-‘ishrūn)、ثلاثة وعشرون(thalātha wa-‘ishruūn)...

20以外の10の位
ثلاثون(thalāthūn)
أربعون(’arba‘ūn)
خمسون(khamsūn)
ستون(sittūn)
سبعون(saba‘ūn)
ثمانون(thamānūn)
تسعون(tis‘ūn)

 この-ūnという語尾は、男性名詞や形容詞男性形の内、規則的に複数形のつくれるものにつくものです。たとえば、مدرس(mudarris=教師)からمدرسون(mudarrisūn)など。
 「規則的でない」とは、صديق(ṣadīq=友人) > أصدقاء(’aṣdiqā’)やكتاب(kitāb=本) > كتب(kutub)のようなもののことです。
 ヘブライ語にも不規則的な複数形を持つ男性名詞があります。しかしアラビア語の不規則名詞に比べればすさまじく取るに足らない。男性複数形の語尾には基本的に-imが付く中、女性名詞の複数形に付く-otが現れるשולחן(shulkhan=テーブル) > שולחנות(shulkhanot)、שם(shem=名) > שמות(shemot)や、含有の母音が変わるספר(sefer=本) > ספרים(sfarim)などがありますが、kitāb > kutubみたいなわけのわからないものはありません。これをヘブライ文字で起こすとכיטב > כוטובです。ありえないです。
 一応、不規則な形の中に規則的なパターンがあり、その内のどれかを採用しているということらしいのですが(たとえばkitāb > kutubタイプは他にjadīd > judud(新しい)など)・・・覚えようと思ったらその時点で気が滅入りそうです。もう慣れしかないでしょう。

 なんか本題である数字の話が先に進んでませんが疲れたのでここで切ります。مع السلامة!

2010年11月19日金曜日

数字 I

♪WPCR-13880

 今日は余裕以っての更新。
 ヘブライ語の勉強は勿論続けますが、語学書がひとつ終わったということで他の言語に浮気。・・・まぁ、浮気ってわけでもないか。だってあの本の中にはもうやること残ってないもんな。
 昨日今日は同じくセム系のアラビア語をやってます。ヘブライ語をある程度知った今なら、ややこしい理屈を一から覚えるよりも直感的に解決できる文法的な問題や、ヘブライ語の語根や語感に照らし合わせてすぐに頭に入る言葉が増えてるんじゃないかと思ってね。
 でもそんなことありませんでしたー!מסכן לעצמי!
 まぁ、共通の要素が多数見受けられる他言語間で役に立つ知識は、学習が高度になったとき効果を発揮するのが当たり前ですしね。
 たとえば英語のeatはフランス語ではmanger。フランス語の語彙の80%が英語で流用されていると言われていますが、実際の数字がどうあれ、英語に於けるフランス語からの影響は絶大です。しかしこの2語は互いに全然似ていない。eatは同じくゲルマン系のドイツ語のessenや、関係あるのかはわかりませんが一応挙げるとスラヴ系のロシア語のесть(jēst’)等と似ており、ロマンス系では違った言葉を使用してるんですねえ。
 しかし英: government, appetite, university, immortality, confidence, prince / princesseなどは仏: gouvernement, appétit, université, immortalité, confidence, prince / princesse(king / queenはroi / reineで全く別モノ)であり、よく似ています。
 反面、英: give, out, there is(副詞+be), desk, hot, wall, book, readなどは仏: donner, dehors, il y a(人称代名詞+副詞+英語でいうhave), bureau, chaud, mûr, livre, lireで、全く以って近似点がない。
 勿論、後者のような日常的によく口にされる言葉でも、flower < fleur、brother < frère(あんま似てないと思う人もいるかも。ドイツ語ではBruder。ラテン語fraterから)、color (colour) < couleur、paper < papier、dictionary < dictionnaire、personal < personelなど、互いに似ている言葉は多数あります。ただ、綴りの上では似通ったもの同士を順に発音していくと、近似の印象が薄れるものも多くありますが。たとえばpaper / papierは「ペイパー / パピエ」です。英語がおかしいんですけどね。ガッデムイングリッシュ。
 ただ、動詞に於いては、よく用いられるものでもあまり用いられないものでもこういう例は少ない。というより絶無に近いと思う。上でread / lireを挙げていますが、lireの元になったラテン語動詞: legoから転じて英: legible / 仏: légibleという動詞でない品詞同士は似ているというものしか思い当たらず、まったく同じ由来のものから動詞を両言語が取っているというのはちょっとすぐにはわからんなあ。
 勿論、俺が未熟であるだけであると思う。精進の余地が存分にあるとわかって嬉しい限りだ。
 さて、アラビア語でもヘブライ語でも、やや時間をかけて理解に励まねばならない、ある要素を紹介しましょう。
 「数字」です。
 たとえばフランス語で「3人の男(達)」はtrois hommes。この構成は「基数詞+男性名詞複数」です。英語だとthree men。直感的で単純、非常によろしいことです。まぁこういう印象は英語教育の賜物なのかもしれませんが。
 ヘブライ語だとשלושה אנשים(shloshah ’anashim)。「基数詞男性形+男性名詞複数」。
 男性って?まあ次見てみましょうか。
 アラビア語だとثلاثة رجال(thalāthatu rijālin)。「基数詞女性形+男性名詞複数属格」。
 男性名詞を修飾してんのに女性形の基数詞を使うの???
 下にいくにつれ見事に複雑になっていっています。
 実はアラビア語の表現の場合、文法的には修飾されているのは基数詞の方です。
 では次、これらに定冠詞が付いた場合。

 仏: les trois hommes
 ヘブ: שלושת האנשים(shloshet ha’anashim) ・・・数詞の語形が変わりましたね。
 アラ: ثلاثة الرجال(thalāthatu a-rrijāli)

 アラビア語を見てみましょう。基数詞は名詞扱いです。厳密には2つ以上の名詞をくっつける行為のことか、くっつけた後の複合語のを指すのかわかりませんが、複合語のことをイダーファと言います。イダーファでは最後に来た名詞のみに定冠詞(ال)が付きます。なので「男達」のرجالに付いているわけですね。
 ヘブライ語の場合は変です。ヘブライ語には名詞を主として幾つかの言葉に「連語形」というものがありまして、物凄く簡単に言うとアラビア語のイダーファに似たことをヘブライ語に於いてするにあたって、先に来る言葉が取る形のことです。

 
名詞 1: עוגה(f. ‘ugah) > עוגת השוקולד שמרים עשתה
(‘ugat hashoqolad shemiryam ‘astah=ミリヤムのつくったチョコレートケーキ)

名詞 2: מפלגה(f. miflagah) > מפלגת העבודה
(mifleget ha‘avodah=(イスラエルの)労働党) 

複数名詞: מורה(m.s. moreh) > מורים(pl. morim) > מורי בית הספר
(morey beyt hasefer=その学校の教師たち)
また、このביתも連語形であり、原形は同じくביתで音はbayit。
女性複数に連語形はなし。
cf. קנייה(qniyah) > קניות(qniyot) > קניות אימא(qniyot ’ima’=母の買物)

双数名詞: רגל(f.s. regel) > רגליים(d. raglayim) > רגלי האישה היפות
(ragley ha’ishah hayafot=その女性のきれいな両足)
יפותは複数形でもある(原形(男性単数): יפה(yafeh))。双数は文法的には複数扱い。

副詞: די(day) > הצמיד הוא די יקר
(hatsamid hu’ dey yaqar=そのブレスレットはかなり高い; 音が変わっている)

数詞: 男性基数の3~10、女性基数の3, 7, 9が、定冠詞の付いた名詞の直前でのみ連語形を取る。
2は男性、女性共に修飾する名詞の前で常に連語形。 

男性
שניים(shnayim) > שני קילו(shney qilo=2kg)
שלושה(shloshah) > שלושת האנשים(shloshet ha’anashim=男3人)
ארבעה(’arba‘ah) > ארבעת הבתים(’arba‘at habatim=家4軒)
חמישה(khamishah) > חמשת השולחנות(khameshet hashulkhanot=テーブル5つ)
שישה(shishah) > ששת הבנים(sheshet habanim=息子6人)
שבעה(shiv‘ah) > שבעת הבניינים(shiv‘at habinyanim=建物7軒)
שמונה(shmonah) > שמונת הספרים(shmonat hasfarim=本8冊)
תשעה(tish‘ah) > תשעת השמות(tish‘at hashemot=9つの名前)
עשרה(‘asarah) > עשרת הכוכבים(‘aseret hakokhavim=10の星)

女性
שתיים(shtayim) > שתי חנויות(shtey khanuyot=店2軒)
שלוש(shalosh) > שלוש העגבניות(shlosh ha‘agvaniyot=トマト3つ)
שבע(sheva‘) > שבע המפלגות(shva‘ hamiflagot=7つの政党)
תשע(tesha‘) > תשע הערים(tsha‘ ha‘arim=9つの街)

 あっと・・・バイト出勤の時間きちゃったのでまた明日。Viszontlátásra !

2010年11月18日木曜日

אני מוכרח להזדרז

! עכשין כבר אין לי יותר מדי זמן כדי לכתוב הרבה כאן
.אני מוכרח להזדרז לאחת משתים העבודות
.אתחיל לעבוד שם בשמונה ועשרים
.זה כמובן שאני צריך להכין לפני לצאת מהבית
.נפרד לי רק כעשר דקות
...ואני דואג אם כתבתי טוב
! לולא שחכתי להסתכל את השעה, לא הייתה לי מצויה שום בעיה

! טוב, להתראות

2010年11月17日水曜日

Bonjour Blogger / שלום בלוגר

 Bonjour Blogger !

 クソッタレWindows Live Spacesが勝手にサービスを終了しやがりましたので移ってきました。
 代わりにWordPressとかいうのを用意してはきましたが、これがクソの極み。多機能は個人的に受け付けない。書けたらそれでいいんだよオリャー。
 このブログサービスを紹介してくれた友人、サラに感謝致します。

Je remercie beaucoup ma copine française Sarah pour m'avoir présenté ce blog !
! אני מודה הרבה לשרה, חברה צרפתית שלי, כי הכרתי את הבלוג הזה על ידיה

 当面は日本語、フランス語、(現代)ヘブライ語を混ぜた記事の投稿が続くと思います。
 何故フランス語とヘブライ語かと言うと、単に日本語以外もタイプしたいからです。 日本語以外である程度の長さの文が書ける言語がこの2つなので・・・。
 特にヘブライ語は数日前語学書(978-4-560-06760-4)の内容を全て終えたばかりなので何か書きたくてしょうがない。
 その内、一記事を長々と完全にヘブライ語のみ、とかやってみたいですな。短いのなら今でも多分いけるんだろうけど・・・。
 取り立てて書きたいことはございません。全く以って単なる日記です。
 WLSでは2年ほど書いていたのかな?
 もう移民となることがありませんように(-人-)

 À demain !

過去の記事(アーカイブの頻度: 週毎)