2011年8月6日土曜日

Dream Theater 「Awake」再発!

 来た!
 来た来た来た!
 遂にDream TheaterAwake」再発!
 しかも¥1,500!
 いや~、情報ってのは収集したもの勝ちですな~。
 最初は「ネットフラフラしててよかった~」って書こうとしたけど、いやそれは違うよな、CDってのは「再発」があることを決して忘れてはいけないッ!
 ビンボー気質で「再発ないか、再発ないか・・・安価な再発ないか・・・」と浅ましく宛てもなく新商品を検索して本当に良かったッ!
 ちなみにこれはe-honというサイトで発見したもので、上記「Awake」に別サイトのリンクを仕込もうと候補としてAmazon.co.jpに行ってみると、「ワーナー・ハード・ロック1500」の文字が。おおッ!?
 これはロードレイジ2009以来の大量購入になりそうだぞ・・・!

2011年8月5日金曜日

真相不明ですが

 SXN-150-07君をバイト先に置いてきてしまったアアアア!
 予備用のもう1本も同じくバイト先に・・・orz
 絵はどのペンでも描けると思うけど、字だけは、字だけはあのペンがないと!
 さて本題は上とは全然関係なく・・・迷い猫オーバーラン!の漫画版が急に連載終了したそうで。
 真偽の程は不明ですが、原作の小説版に比べて漫画版の方が圧倒的に売り上げがいいことにキャラクター原案のぺこがキレた?んだとか。
 なんでそれでキレるのかわかりませんが、まぁ所詮は2chの書き込みベースの情報ですので。
 俺ぺこの絵好きなんですよ。
 おそらく2年前くらいのことだと思いますが、たまたまネットでふぐり屋を見つけて、そこの百合商品ラインナップでぺこの絵を初めて見て、「これは好いな」と。
 ふぐり屋は同人サークルで、俺が見つけた当時ぺこにそのサークル外での仕事もあったのかどうか知りませんが、迷い猫オーバーラン!の挿絵担当になったと知ったときは「やっぱ商業出てきたかー」って感じでした。かわいらしく、クセのない絵ですからね。
 これまた真相不明ですが、迷い猫の著者とぺこは喧嘩別れしたそうで、メディアミックスにあたりキャラの著作権は原案者にある為ぺこが降りたことで漫画版で彼がデザインしたキャラが使えなくなり、やむなく連載中止となったそうです。
 ちなみにぺこが降りたことで、以後は新刊毎に異なる作家に異なるキャラデザをさせるとか。・・・売れるのか?ヤス氷川へきるは決定済みだそうです。
 漫画版の既刊は2巻で、これが発刊された後の話は勿論単行本としては読めない。
 しかし漫画版が思ったより売れたことに気をよくした出版社の意向で、一旦終わったが再開させての連載だったということで、いかなる結末もないまま打ち切りの憂き目に遭ったわけではなく、急とはいえまだマシなんじゃないでしょうか。
 さて悪いのは誰でしょうか?
 なんにせよ矢吹はアワレ。
 ちょっと俺はぺこの絵、これからは頭カラッポにして見ることはできなさそうです。残念です。

2011年8月4日木曜日

別に断つ必要はなかった

 ・・・って、別に断つ必要はなかったんだよなー。
 PCに向かい合ってることが時間が長くて、明らかにそれが原因でここ数日目がハンパなく痛かったから離れようと思って・・・それで“断つ”ってのはあ極端。
 でも「もう1ヶ月電源入れることすらしねーぞ!」とハッキリ決めとかないと「じゃあ少しだけだし立ち上げよう」で結局何時間も費やすわけだよコレが。
 つーか今日のことね。
 久々に朝起きて最初にしたことが「PCの電源入れる」じゃなかったよ。
 そのまま昼までギター弾いたり久々に言語(厳密には古典ラテン語)の勉強したり。
 でも13時過ぎてPC立ち上げて・・・なんで立ち上げたんだっけ?つーか13時だっけ?なんか11時くらいから点けてたような・・・。
 いやでもそうだ!スタンバイにしてたんだ!で、13時に起こした?
 とにかく一旦スタンバイ解いてからはバイト出勤までPCにかじり付き。
 取り立てて理由あってPC触ってるワケじゃないんだよな・・・。
 まあとにかく!
 輸入盤DVDは買ったばかりだし、毎日チェックしてる特定のネット上の情報はあるしで、やっぱ俺はPCは立ち上げんといかんのだ!
 長く使わなければいいだけ!
 しかし一旦立ち上げてしまうと抗しきれない怠惰な気持ちがキーボードへ手をズルズルと・・・。
 「1ヶ月PCを断つ!」という決心を「1ヶ月PCを本当に用のない時以外は触らない!」に変えられないものだろうか!?
 できると思い込むとできないとき辛い!
 だから「まぁちょっとやーってやるかー」くらいの心持ちでいる!
 エライ高度な機械かなんかに俺の思考を読み取ってもらって、無為に時間を過ごしていることが判明したら硫化水素を至近距離からオモクソ吹き付けてくるとか、そんくらいハデに止めてもらわないと「断ち」も「短時間使用」も為し遂げられそうにないヨ・・・つーか「断ち」はもう終わったし!
 ガンバレ俺!

 「一志死去」へのアクセス数は本当に1ヶ月経ってから確認しようと思ってます。
 おおーまたこんなに増えたのー!?的な驚きがホシイ。
 おそらくまだまだ伸びる。
 ちょっと足鈍くなってるような気もするけど、それでも1ヶ月ほっとけばなかなか稼ぐでしょう。

 結局今日から毎日記事の更新はすることにしたんで、輸入盤DVDの感想なんかも早い内に書いていくことになると思います。
 Eric Claptonは昨日途中で観るのやめて寝ましたが、他は全部観終えてます。
 ただ、ABBAだけは再生すらできませんでした。
 さて俺のPCが悪いのかDVD本体が悪いのか・・・。

2011年8月3日水曜日

PC断ちを1ヶ月

 ちょっと思うところあってPC断ちを1ヶ月しようと思います。

 ウチにはスキャナがなく、昨日うpした画像はケータイで撮った絵です。
 これをメールに添付して自分のPCメールアドレスに送ることでPC内に保存、うpという手順です。
 以前Windows Live Spacesにいた頃もこうして絵を晒していたのですが、通信料がものすごいらしく、これを始めるまで月々2000円ほどしかかかってなかった通信料が10倍の2万にまでハネ上がり、マジで困りました。
 でも1ヶ月に一度の記事の更新で、そのときに限りケータイからPCに絵の画像を送るということなら額も知れたものでしょう。
 今のところ、PC断ちを9月以降も続けるかどうかとは関係なく、上記通信料の問題を理由に、記事の更新は月イチにするつもりです。
 1ヶ月ぶりに更新する度、書くこと多すぎてタイヘンだ!ってな生活を送りたいもんですな。
 ただ、絵は何枚描いてあってもうpはせいぜい1、2枚に抑えないといけないのはもどかしいなあ。

 次回予告じみたものをするならば、まずCDの感想があるでしょうね。 
 DUM SPIRO SPEROIn Wavesきらきら(AZUMA HITOMI)、あと一切話題にしてこなかったけど、先月リリースされたPeace Sells...But Who's Buying?(Megadeth)と、今月10日に出るHuman(Death)も、できれば。
 全部は買わないかもしれないしね。
 2つ目のバイトが決まって散財が容易になってるといいんだけどなあ。
 ちなみに最後の2つはいずれも2枚組仕様で、Disc IIに釣られての予約です。
 って、まぁ、言ってみれば上のやつ全部そうなんだけどねw 全部初回限定盤で1パッケに2枚以上入ってるし。
 加えて、感想が固まってればCarnival Is ForeverDeconstructionGhostについてを改めて。
 あとはもうちょいマシなるくはちゃんが描けていて、うpして悦に浸ることができればいいなと。

 現在835を記録している「一志死去」アクセスはどこまで伸びてるだろうか・・・。

2011年8月2日火曜日

うまく描けないので楽しくはない

 生きてます!
 熱が37.8℃。基礎体温が低いのでこれでも大分ヤバイんですけど、意識はハッキリしてますし正直元気っちゃあ元気なんですよ。
 ただ、このまま安静にせず普段と変わらず生活しててどう悪化していくか却ってさっぱり予想つかないので、正直コワいです。
 あーもうダメだー布団入っとかなきゃーみたいな具合の方が快復するまでジッとしてる気になれそうです。

 ところで超久々に絵を描きました。
 時間はかかりましたけど、描いてる途中はそんなこと気になりませんでした。
 うまく描けないので楽しくはないですけど、ダラダラネットサーフィンしてるより有意義な気がします。
 これからバンバン描きたいです!

 ・・・とか言うと法則発動で描かないこと間違いナシなのでこれからも超ヒマな時にテキトーに描きますと言っておきます。

 ところでこれ【誰でしょう?】


 まずは記憶に残っている情報を基に描いてみようということで描いてみましたが、すげー、単なるカチューシャの筈がヘッドドレスに!w
 さすがに普段片目しか見えていないのはちゃんと覚えてましたが、最初に描いた髪型で失敗して片目隠せなくなったので両目出しちゃいました。おお~超ニラんでるでオイ。
 本来はこんなカンジ↓ 


 まぁこれもアヤシイですが。上のを描いた後に改めて1巻の表紙で容姿確認しながら描きました。
 描きたいって言ってたるくはちゃんです。
 描くのに使ったのは借り物のMITSUBISHI uni MSXE5-1000-07 NAVY。愛ペン・SXN-150-07君と同じくJETSTREAMシリーズのひとつです。
 黒、赤、青、緑のボールペン、そしてシャーペンが内蔵された多機能ボールペンです。
 ¥1,050すよ。
 信じられない値段ですねー。
 絵を久しぶりに描こうと思ったのが、シャーペン&ボールペンを1本1本取り替えずに済むこのMSXE5の存在を知ったからなんですよね。 
 近頃まったくやっていなかった「下描き」という作業をシャーペンでやり、次いでボールペンで清書することに新鮮味を覚えるんじゃないかと。
 でも、まあーそうでもなかったっすね。
 やっぱ下描き嫌いっすわ。
 いきなりペンでガーッと描くのが性に合ってる。
 各色インクはあってもいいですけどね。実際早速使ってますし。
 実は腰まで描いて両腕・両手もあったんですが、下描きしておきながら失敗したのでPC上でカット。1巻の表紙と同じく右手にオタマ、左手に醤油瓶持ってました。
 うまくいかないところだらけだけど、やっぱイイ。
 絵はイイ。
 いや描く / 書くことはイイ。
 うまく描けるに越したことはないけど、それより自分が描いてて気持ちいいかどうかをやっぱ大切にしたいね。
 次は髪の毛もっと多く描きたいな。ワサーっと描きたい。
 手として使える髪の毛なんて絶対描いててオモシロイに決まってる!
 ところで画像を記事内に埋め込むと枠に取り囲まれますが、これかっこいいっすね。気に入りました。もっとうpしたくなる。

2011年8月1日月曜日

書こう書こうと思うとダメだ

♪MICP-10998

 「一志死去」の記事に対するアクセス数、現在733・・・。
 もうGoogleでもYahoo!でも「一志 死去」で検索するとここQUI T'A COLLÉ(E)がトップに来ます。ビックリです。
 検索上位に来るサイトって、その検索に使われたワードを基にアクセス数を伸ばしたもの順なんだろうか?他に上位に来ているサイトにはここより簡単に人を集められると思しきニュースサイトもあるのに・・・。
 たぶんおカネとかもそうなんでしょうけど、数が急に増えるとそれが欲しかったとはいえなんか恐くなりますね。
 あと「一志死去」について言えば申し訳なさ・・・他のサイトじゃ見られない情報が込められているワケでもないし。
 ただ、最近のアクセスの殆どが一志絡(がら)みの検索ワードを基にしているので、他にアクセスのある記事へはなんていう言葉で辿って来てるのか殆どわかんないことに、上の2つの良くない心情とは別にちょっと困ってるんですよね。一応「Amy Winehouse 死去」とかもあるんですが・・・。
 ゼイタクすかね。
 ところで昨日ですが起きたら日付変わってました。
 頭、まだ痛いです。
 ルル飲んでます。
 ちょー効きますよこれ。
 今まではこれ飲んで寝て起きたら快復してたんですが、今回しぶといすね。
 ちなみに新ルル エースっての服用してるんですけど公式サイトには何故か載ってないですね。生産終わってるのかしら。
 熱さまシートも使いました。
 これもイイすね。貼ってから暫くはかなり頭痛がまぎらわせました。
 あくまでも「暫く」ですけどね。8時間効用を謳ってますけど正直1時間もしない内に効果は大分ショボくなります。
 あと湿布みたいなニオイがするのでさっさと剥がしたくなりますね。そんな嫌いなニオイってわけじゃないんですけど自分の頭からだと鼻に即入ってくるのでこれはキツイっす。
 さて感想ですが・・・。
 なんかダメすね、書こう書こうと思うとダメだ。頭使ってなんかカッコイイこと言おうとしてしまう。
 Sculpture of TimeとかKagrra Indies BEST 2000-2003なんかの感想を書いたときのことまるで思い出せないし、衝動的なものだったんでしょう。
 それがたまたま買った次の日のことだったから今回も早く書こうと考えてしまったんだな、たぶん。
 いやまあそれに・・・ホントに今回買った新譜の印象は言葉にし辛いのよ。
 スラスラ書けたやつは深みがさほどなかったってことかな?=悪いじゃないけどね。
 簡単になら言えるけど、これほどの作品、パッパッと終わらせたくないっつーか・・・。
 なのでちょっとだけ。
 DecapitatedCarnival Is Foreverは一言で言うと取っ付きにくい。
 ある曲の拍とベースにノれない限りその曲は好きになれないと俺は思っとるんですが、Carnival Is Foreverはポリリズムが多いんですよ・・・。 
 Meshuggahほどキツくはないんですけど、正直俺ポリリズムってあんまり面白いと思わないんで、ポリリズムがないパートで安心する感じですね。
 Voggのギターソロが素晴らしく、ここはイチオシポイントですね。
 洋楽の曲目は気にしないタチなんでどの曲のものか忘れましたが、ひとつ本当に感銘を受けたソロがありました。こんな心にくるギターソロ久々に聴いたってくらい。
 バッキングはまぁ他のバンドでも聞けるか程度のものですが、たまに「歌える」ような印象の強いリフが飛び出してきますね。
 上に挙げたMeshuggahのTomas Haakeのドラミングとか聴くとわかるんですけど、ポリリズムを維持すると複雑なパターンが組み込めないみたいですね。
 ポリリズムばかりってわけでもないのでTomas Haakeのドラミングほど単調じゃないんですけど、Krimhのプレイは結構地味です。ブラストもあまりないしフィルにオッと思わされるようなものも覚えがない。
 Rafał Piotrowski(ラファウ・ピョトロフスキ)のボーカルはつまんないです。なんかコア系にいそうな感じで、しかしデスとしては勿論、コアとしても中途半端。凄みも足りない。Travis NealDivine Heresy)が専ら低音で歌ってるような、別にこいつこれ1作限りでもいいや的なボーカリストです。
 専ら展開の妙で聴かせるアルバムで、なんだかよくわからないカオスな空間、そこに突如現れるVoggの美麗なギターソロ、この2つが最大の魅力ってところです。
 別にポリリズム使ってるからこいつらスゲーとかいう評価にはしませんが、一表現として用いることで「どうなってんだ!?いやもっと聴かねば!」という気にさせられることは間違いないです。
 次にDevin Townsend ProjectDeconstructionですが、これはCarnival Is Forever以上にカオスです。
 まぁいつものことと言えばそうなんですが、ただいつも以上に音の洪水に飲まれやすいデキ。
 ホントにこれデヴィンの激情を具現化しただけみたいなつくりですよ。
 コピーしようと頑張らない限り、一緒になって歌えるところなんて殆どない。
 OpethMikael ÅkerfeldtとかEmperorIhsahnなども参加していますが、基本的なボーカルはDevin Townsend、ギター、ベース、キーボード、シンセ、プログラミングも全部彼です。
 ドラムはSoilworkDirk Verbeuren(Soilworkだけではないが)とデヴィンの活動ではお馴染みのRyan Van Poederooyenが叩いてます。
 また、The City of Prague Philharmonic Orchestraが参加。正直俺は実際のオーケストラとシンセで鳴らした擬似オーケストラの違いなんてわからんので特に評価に影響もないです。
 後半にいくにつれてデヴィンがどんどんテンション上がっていく展開になっていて、音の密度はキュウキュウ、デヴィンの歌(?)はますますやかましいし、ギターソロは全編通して一切ないがそれだけに留まらず前半では高音弦使ってすらいないんじゃないか?みたいなプレイだったのが、何曲目で出てくるか忘れたけど、おそらくWrong Side以来の歌のバックで延々スウィープというアレンジが眩しい。
 R.V. PoederooyenよりもD. Verbeurenの方が叩いてる曲が多いんですけど、後者が叩いている曲の方が圧倒的にインパクトあります。SoilworkのThe Panic Broadcastで初めてプレイを聴いて一発で惚れましたが、いやデヴィンにプレイを依頼されるようなドラマーだったんですね。
 しかしこれ、最大級と言っていいほどのスケールと迫力で脳を揺さぶる内容・・・Gene Hoglanが叩いていればなあと思ったのは、聴いた人間の中で俺だけじゃないはずだ。
 何故Gene Hoglanなのか?-一緒にバンドをやっていたから。
 SYL第2章を期待してるとかじゃなくて、Gene Hoglanのプレイを知ってりゃ誰もが思うはず。
 Gene HoglanができなくてDirk Verbeurenができるようなことがあるとも思えないし、そもそもこのアルバムでのドラムのパターンはシンプル、目立つフィルインも殆どないし、だったら迫力優先でGene Hoglanに叩かせない手はないってな。
 そもそもGene Hoglanはテクニシャンだが小手先でやたら頭デッカチなことをやるタイプのドラマーじゃなく、著名なテクニカルドラマーとしては一番と言ってもいいほどの点数の少ないドラムセットで基本的にシンプルなビートを大迫力で叩くってプレイヤーなんだよな。
 そしてここぞ!ってときのオカズやらちょっとしたフレーズがめちゃかっこいいっていう。
 だから結果的に別のドラマーが参加してシンプルに叩いているのがわかるこの作風には打ってつけだったわけだ。
 明らかにジーンのプレイをシミュレートして指示出したとしか思えないライドの入れ方とか聴くと、余計ジーンが演ってれば!と惜しさが増す。
 言ってもしょーがない与太話はここまでとして、Ghostについてなんだが・・・これ簡単に終わらそうとするとホントに一言で終わるな。
 「退屈」の一言で。
 環境音楽みたいなんだもん。
 デヴィン本人によるライナーに書いてあるけど(DeconstructionもGhostも一部除いて同じ内容)、DeconstructionはヘヴィでGhostはゆったり、俺は今回どの新譜も聴く前に各々のライナーを読んだので、DeconstructionとGhostの大まかな内容についてはある程度の先入観を持たされたわけだが、GhostはまさかここまでHR/HMとはなんの関係もない作風だとは思わなかった。
 まぁ、HR/HMじゃなくても終始一貫した強い魅力、たとえばCDを紹介する際に最初の一言としてどうしても口に出したくなるような何か強烈な特徴があればよかったんだが・・・。
 「ゆったりしてます」くらいしか思い浮かばん。
 しかも同じフレーズの繰り返しがやたら多くて1曲の中に飽きがある。
 それをアルバム全体を以って繰り返されてみ。
 退屈じゃないわけがない。
 Deconstructionであそこまでハジけた後にこれを持ってくるってのは別にいい。
 けど、アルバム1枚にされてまで聴きたいとは思わんな・・・。
 解釈の難しさは別として、易しい言葉しか使ってないのが特徴のデヴィンの歌詞だけど、Ghost収録曲の歌詞はそれの極み。Kawaiiなんて易しすぎてわけわからん。kawaiiって言葉の解釈間違えてないか?と問いたくなる。
 ちなみに歌詞は本来のインナーには載せられておらず、ライナーノーツや和訳が載っている別の紙で確認できる。
 では本来のインナーには何が載っているのかと言うと、自然の風景を収めた写真・・・。
 これはもうたぶん、積極的に静かな雰囲気に浸りたい人が聴かなきゃダメな音楽なんだ。
 まさしくインナーの写真よろしくなところへ出かけていって、このGhostを耳に相乗効果で厭世的な気持ちを高めるってのが正しい用途なのか。
 エクストリーム寄りのHR/HMに脳をやられてる人間は、どうしてもその手の音楽はひとりで楽しむものだと、無意識の内に考えてるものだと思う。
 俺はそんなのばかり聴いてるから、家でひとりで聴いてても面白くないような音楽は受け付けないんだな。
 俺は音楽ってのは、聴く側としても演奏する側としても手軽な娯楽だと思う。
 それがなんかある音楽を聴くべき場所に行くために外出のプランを立てたり、レジャーに合わせて持ち出す音楽を決めるとか・・・そういうメンドっちいのはイヤだ。
 Metallumでのレビュー数はまだ少ないけど、Deconstructionが3レビュー / 90%、Ghostが1レビュー / 60%。
 メタラーにとってはつまりそういう作品なんだと思う。
 俺もメタラーだからまったく異論がない。

 ・・・どこが「ちょっとだけ」なんだ。

♪VICP-64959

過去の記事(アーカイブの頻度: 週毎)