2011年2月12日土曜日

付属DVD

 SoilworkThe Panic Broadcast、尼での評価を見てみると概ね好評。Cinq étoilesが圧倒的に多い。
 絶賛の中に、「付属DVDはドラマー必見」みたいなことが書いてあって、「DVD付買って失敗!」なんて書いてた俺だが急に気になり出した。
 で、見てみた。
 Dirk Verbeurenの、Late for the Kill, Early for the Slaughterのドラミングパフォーマンスが収められていた。CD音源を流しどう叩いているかが見られるものと、CD音源の音量を薄めに、実際のドラミングの音を確かめられるものの2パターン。
 確かに凄かった。
 しかしすべて見た後の感想であるそれよりも前にまず思ったこと。

 「コイツ一体いくつなんだ!

 ジジイの面構えです。加えて腕も足もめちゃ細い。
 ジジイのような雰囲気を決定付けたのが、ドラミング中の咀嚼。
 ガムかなんか噛んでたのだと思われるが、ジジイがふがふがしてたり歯の噛み合わせに不快感を持って口をしきりに動かしているかのように見えた。
 ジジイ以外にも、キチガイに見えました。なんか顔つきおかしい。
 ドラミング時に見せる、この人の特徴なんだろうな。
 枯れた超絶ドラマーで真っ先に思い浮かんだのがScott Travis。根拠はないがおそらく彼の方が年上だろう、Dirk Verbeurenの方が年下に違いないと思ってWikiってみたら、案の定、Scott Travis - 49歳、Dirk Verbeuren - 3536歳
 つーかScott Travis49歳って。
 つーか


Björn "Speed" Strid – vocals (1995–present)
Peter Wichers – guitar (1995–2005, 2008–present)
Ola Flink – bass guitar (1998–present)
Sven Karlsson – keyboards (2001–present)
Dirk Verbeuren – drums (2005–present)
Sylvain Coudret – guitar (2008–present)

(Wikipedia.enからコピペ)なんだこりゃ、結成時から揺るぎないのボーカルだけかよ。まあメタルじゃ珍しかないが・・・つーか結成時のメンバー誰もいないとかもあるしな。
 Dirk Verbeurenはスウェーデンらしからぬ名前だなと思ってたら、ベルギー人なのね。「ディルク・フェルボイレン」・・・はドイツ語読みか、オランダ語の読みは学んだけど忘れちゃった。「フェルベウレン」かな?フランス語読みだと「ディルク・ヴェルブーラン」・・・でもこの綴りでフランス系とは思いたくない。ライナーノーツとかに書いてある読みは無視。
 まあもうとにかくジイサンに見えたのが衝撃的でした。ドラミングよりも。
 こんなイイドラマーがいて駄作連発してたのかSoilwork・・・。ムダはいかんよ。
 でもそれ言ったらRust in Peaceを世に送り出した面々から大分長いこと不変のままあの作品群を発表してたDave MustaineMarty FriedmanDavid EllefsonNick Menzaはどんだけってことになるな・・・。
 ところで彼のシャツにDarkane
 意識したのかどうかはわかんないけど、やっぱ少なくともLate for the Kill, Early for the SlaughterはDarkane(特にLayers of Lies収録曲の雰囲気)だよな~。

2011年2月11日金曜日

めちゃチープでびっくらこいた

♪VICP-64341

 めちゃチープでびっくらこいた、AmorphisTales from the Thousand Lakes
 まあ95年作ってことを考えればこんなものでも不思議はないのかもしれないが・・・音質が悪いとかってよりも、つくりがね・・・これはバンドの力量によるところが大きいのかも。ギターが単調なメロディ繰り返したりキーボードが押しっぱなしで何小節も続いてたりとか。
 Amorphisを初めて聴いたのは、Skyforger収録のSilverbrideで・・・だったと思う。Tomi Koivusaariって今いないんだっけ?ブックレットを見るにこのTales from the Thousand Lakesの頃は5人体制だが、Skyforger時、或いはそれよりももっと前からだろうか、とにかく今Amorphisは6人いる。おそらくVo., Gt., Gt., Key., Ba., Ds.という編成だと思うが、俺はこの編成が好きじゃない。嫌いだ!ってわけでもないが、DragonForce以外でこの編成のバンドはその必要性がよくわからない。
 ちなみにこの5人体制、ひとりだけ短髪がいて浮いてる。これ誰なんだろう?クレジットあるだけでどの名前がどのメンバーのものかわかんないしなあ・・・^^;
 なので私は誰がどういう名前なのかわかるように写真の載っているブックレットが好きだ。
 最近たくさんCDを買ったが、昔のを挙げてもわかりづらいので最近のもので言うと、NevermoreThe Obsidian Conspiracy。ブックレットの最後の方に4人まとめて写真があり、各人の下に名前が書いてある。
 或いはKamelotPoetry for the Poisoned。これは1ページにひとりずつ、写真と名前が載っている。この方式が俺には最も好ましい。ヘッコの最新作、7 Sinnersもメンバーの写真の載せ方自体はこのタイプだが、名前がない。まぁ知ってるのでいいんだが・・・そういや日本盤独自のブックレットを見ないと歌詞もわからない。楽曲作成にあたってのコンセプトやテーマに沿ったメンバーのフォトショットは別に悪くないアイディアだと思うが、写真集のごとくブックレットにそれだけ載せられてもなあ・・・。PIERROTHEAVEN -THE CUSTOMIZED LANDSCAPEの初回盤に付いてたメンバー5人の写真集思い出したよ。そんなするほど美形揃いというわけでもなかったのに・・・ヴィジュアル系おそるべし(色んな意味で)。
 デリヘルのマスクが明らかにCGなのにも萎えたしねw
 ザシャの電気椅子が絵面として一番面白かったかな。Dani Löbleはタトゥー見せたいが為の裸なんじゃ・・・と思えた。タトゥー見るの好きなんで俺得です。Markus Großkopfは目がこえー。ホントに本人か?と思ったもん。

 話まったく変わりますが、去年筆買ったんですよ。Kuretakeと・・・ぺんてるTomboだっけ?Kuretakeは確実。忘れたけど2本。
 それでヘブライ語アラビア語綴ったら楽しすぎましてね。
 インク切れたんで同じ店に買いに行ったら商品自体の入荷がもうされなくなってた。
 注文するつもりだけど、それまでの繋ぎにまったく別の筆ペンを買ってみた。これもKuretake
 ちょっと書き味が違うので思ったようにまだ字が書けないことがしばしばあるんですが、その内慣れるでしょう。
 小学生の頃は鉛筆1本、中学・高校生時分にシャーペン1本、大学生になってボールペン1本、字を書くときも絵を描くときもペンの使い分けってのはしないタチでして、そのときどきに字を書いているもので絵を描いてきた私ですが、筆ペンで今後描くことになるのかあ・・・?と思うとちょっとどうかわかりませんな。描けるとこれまた凄く楽しそうではありますが。

 あ、ところでTales from the Thousand Lakesの評価ですが、まだ「よくわからない」で留めておきたいと思います。
 ホントどうなんだろ、コレ。

2011年2月9日水曜日

セジュール・ディジュール

 明日は10日ぶりくらいの休み。
 何すっかなー。
 ま、別に選択肢が沢山あるわけじゃないけど。

2011年2月8日火曜日

SFBD-0022

FXBLF-1866

 ↑いつもは音楽ですが、「♪」ないでしょ?そう、これはでぃーぶいでぃー
 “Home Alone” (無印)です。
 今年出た、DVDとBlu-ray Discが1パックで\1,490という至高の一品。
 ・・・ま、ウチにはBlu-rayの観られる機器もパソコンもないんで、質の比較は当分先のことでしょうがね。
 入れて再生してほっとくと字幕がなく、登場人物が母語で話してる。「字幕出そう」と思って間違えて選んだのが「英語(米国)」。英語字幕ですな。
 そこでしょーもない意地を発揮。「英語で全編理解してやる!」。
 まだ家の中で大人たち子供たちがガチャガチャ荷造りしてる場面。早くも既に2、3の言葉、表現に未知のものが。
 それでも観続けていると気づいた。

 「全台詞をちゃんと起こしてねーんだなあ

 一気に興醒め。
 日本語字幕で観まーす。

 さてさて話変わってSoilworkThe Panic Broadcast
 2度聴きましたが機会が悪く寝転びながらだったのでいずれの場合も途中で寝ちゃいました。
 決してタイクツだったからではないですよ。
 つーか・・・
 凄くね?
 いやマジで。
 CD入れて再生して・・・フェードインから曲始まって本領発揮!となってもうその瞬間KO(ノックアウト)。
 なんだこりゃ?
 脱メロデスしてゴミになったのはSoilworkじゃなくてIn Flamesだったか?いやこれは確実だ。そしてSoilworkもか?Come ClarityってIn Flamesだっけ?Soundtrack to Your Escapeとか、Lunar Strainとか、Colonyとか。代表曲らしいが全然琴線に触れなかったStand Ablazeとか。
 おおう、調べてみたら全部In Flames・・・聴いたことないのによくアルバムの名前なんて覚えてるもんだ。
 つーかじゃあSoilworkの作品で知ってるものは?
 ライナーノーツに何作か名前書いてあったけど、そういや聞いたことないのばっかだったような・・・。
 つまり、Soilworkはカスだと思ってたのは、北欧出身で脱メロデスを遂げたという共通点を持つIn Flamesと混ぜて語られているところをこれまでに幾度か目にしてきたからなのだろうか?
 まぁもういいんだそんなことは。
 正直ちゃんと覚えてるの1曲目だけだけど、1曲目で既にヤバイ。
なんかオリジナルギタリストが復帰した作品だってことだけど、それが功を奏しているのだろうか?
 つーかメロデスバンドってブラストビートやんないんだと思ってたよ。
 ボーカルはしばらく聴いた後にどっかで耳にしたような感じと考える・・・あ!DarkaneLayers of Liesで歌ってた人とそっくりだ!
 昨日書きそびれました。このThe Panic Broadcastについての印象は絶対描こう!と一聴して思ったのですが・・・。
 さて沢山CDを買ってDVDも1本買って、漫画も3冊買って。
 昨日は漫画3冊とも読みました。
 とらドラ!③・④とこどものじかん⑨です。
 とらドラ!は①・②持ってるんだけどその後すっかり存在を忘れてて、昨日ふと4巻を目にして手に取り、 裏表紙を見ると香椎 奈々子(merci à Wikipedia)がなんだかとても可愛かったので買おうと思いました。
 原作である小説版は知らんので、何と比べるまでもなく非常に秀逸なデキであったアニメ版と比べながら漫画版は読んでるわけですが、「竜児は私のものだあー!」が全然読み応えなくてガッカリ。漫画版は大河が一気にまくしたてて叫んだだけじゃん、あれ。もっとじっくり気合入れて描こうよ。絶叫にとっては比重大きくなかった出来事だったのかな?大河VS生徒会長、バレンタインで5人集まったときの一件と併せ、個人的に(アニメ版)とらドラ3大名シーンのひとつですよ、プールのあれわ。
 絶叫版とらドラはたまにものすごくキャラがかわいく描いてあったり、漫画的記号的表現や基本的な画力は優れたものがあると思っているだけに、たまにおざなりだったり真っ白なシーンが出てきたりすると余計がっくりきます。思い入れ強い作品だからってのもあるけどネー。
 さて今日はバイト始まるまでに4枚あるディスクの内1枚は観ておこうと思い、昨日買ったDVDの封を開けました。
 DIR EN GREY / UROBOROS -with the proof in the name of living...-です。初回限定盤、SFBD-0022。 4枚組で、1枚目は2010年1月9・10日に行われた武道館公演の1日目が収められています。
 一言で言うと・・・割と良かった。
 京は今回、まだ歌えてた方だと思う。コンスタントに高音を出す方法に気づいたのかな?結構すんなり高いところまで声を持っていけてたんじゃないでしょうか。
 でもま、我、闇とて・・・はダメでしたね。まあ喉がたとえ無傷でもライブだとダメかあれは。
 UROBOROSリリース後のシングルとして発表された激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇は初めて聴いたので新鮮でした。これはスタジオ版を知らないからなのか、大分うまく歌えてる印象でした。路線変更はしてないけど、ちょっとTHE MARROW OF A BONEUROBOROSの収録曲とは違った感じ?次のアルバムどんなもんになるんでしょーなあー。
 デスボイスもどきや甲高い奇声は、普通に歌って出す高音よりもうまいこと出せてたと思います。Amazonにもそういう指摘があった。
 Child preyとかTHE FINALCLEVER SLEAZOIDのカップリングとして収録されてたライブ音源は・・・もうホント、楽器だけ鳴ってるかの如き演奏だったもんね。それに比べりゃこのデキでも天と地の差、まぁようやくスタート地点って感じだけどw
 今回京の歌を聴いてて思ったのは、彼はヘタだということ。
 カネ払って聴けるレベルじゃない。
 単なるヴィジュアル系バンドのひとつに過ぎなかった頃に比べたらそりゃあみんな成長しましたよ。Toshiyaって今はずっと指で弾いてんだね。Shinyaのドラムセット、なんだありゃ?(Shinyaから見て)左のハイハットの上にあったの、もしかしてフロアタム?昔LUNA SEA真矢もど派手なラック式のドラムセット組んでましたけど、Shinyaのはもはや上をいってるね。ただ両人とも「そこまでいらないんじゃ・・・」って思わされる程度のプレイしかしてないのは共通してますけどw
 ギター隊も頑張ってます。ヴィジュアル系の頃の名残か、アルペジオはキレイに響かせてきますね。エフェクターを駆使しての様々な演出も見事。みなさんコーラスもなかなか決まってました。
 でも京は・・・。
 彼ひとりだけヴィジュアル系のまんまじゃないのか。
 他の4人はできないことができるようになったんだと思う。
 でも京は昔からやってることにもっと凄みを持たせられるようになっただけ。
 歌のレベルそのものは上達してない・・・。
 ご本人はうまく歌えてるかどうかには興味ないらしいですが、興味持ちましょうね。そもそも彼、明らかにうまく歌うことに対する願望が見てとれますもん。
 昔のへっぽこライブ音源に比べれば万倍マシにはなってました。
 だけどやっぱりヘタでした。
 叫びとかはまぁいいんじゃないですか。歌い手として致命的に薄っぺらい。
 あとさ、インギーのDVDとか観るときにも思うんだけどさ、明らかに弾いてないところには音入れないでおきましょうよ。そんなたくさん確認したわけじゃないけど、Toshiyaのベースは確実に追加録音あり。両手放してたのに鳴ってたとこあったからね。
 ひとりでもこういうのがいると、大分修正してんじゃないの?と勘繰ってしまう・・・。ギターはクリーンもノイジーなのもかなりきれいに鳴らしてたとように聞こえたので、修正してたら非常に残念。
 あ、あとShinyaくんのドラミングは非常に華がありますね。もっと映してやってください、彼を。序盤結構映ってたと思ったら、終盤殆ど空気じゃん。
 映る、と言えば、会場にいた人には視覚的になんらかの薄くない効果のあったであろう背後のディスプレイ、カメラワークの激しい今回のDVDを観てる人間としては正直大して意味がないので、後半数曲で5分割してメンバーそれぞれを映し出していてくれたのは良かった。
 その後半に組み込まれてた残 -ZAN-、今ライブではあんなアレンジにしてやってんだね~。俺は原曲のままの方を支持するね。キレた演奏なら今みんなもっとドカンとできるはず。非常に中途半端。
 半端と言えば、客のノリ。悪すぎでしょう。ギャーって言ってるだけ。京のアオりはライブにありがちなだけのものだったのか、はたまた本当にノリの悪さを感じ取ってガナってたのか・・・。口からマイク放して客席向けたら歌えってことだよ。叫べってことだよ。俺、羅刹国なんてこのDVDで5年ぶりくらいに聴いたけど、いまだに歌詞とかノリとか覚えてるよ。京がマイク向けた箇所で心の中で叫んださ。
 さて、明日は2日目を聴くでしょうか聴かないでしょうか・・・明後日お休みなので、明後日でもいいかな。
 2日目のDisc IIにはボーカル最難曲のひとつ、 -saku-が入ってるのでどう表現できてるのか楽しみ。

 じゃ、Home Aloneに戻ります。

2011年2月7日月曜日

2万8千くらい

 昨日話題にしたいっぱいの取り置きが偶然にも今日「溜めすぎ」と指摘されたんで、一気に全部買ってきました。2万8千くらい。
 どれから聴こうか・・・アルファベット順にしたらまた良作後回しになりかねん。

 まぁそれよりも今は一緒に買った漫画先に読むかー^^

2011年2月6日日曜日

3万なんとか

♪RRCY-29204

 DVD付ってとこにつられて買ったんだが・・・この人の作る曲、繰り返しが多すぎるんだよな。サビの繰り返しとか印象的なパートの繰り返しじゃなくて、言葉の繰り返し。1曲目のBloodbath & Beyondは、「こんなツクリだからアルバム全体のイントロとでも見なしときゃいいのか?」と考えちゃったもん。
 Soulflyはこれが初CD。Sepulturaは持ってない。Cavalera Conspiracyの1作目は持ってる。そういやあのCDに収録されてる曲もこのOmenと雰囲気似たり寄ったりのものばっかだったか・・・大分前に数回聴いただけでもうあとは置いてあるだけだからよく覚えてないけど。かっこいいのもあった気はするよ。
 このSoulflyのOmenで弾いてるM. Cavaleraじゃない方のギタリストは大分テクい。スウィープとか、普通このテの音楽には出てきそうにないと思うんだが。コイツのフラッシーなプレイの魅せ場がもっとあれば単調な印象が少しは異なるものになっただろうに。Cavalera Conspiracyではこんなプレイしてなかったような気がするんだが・・・また聴かんとなー。
 正直言うと、Cavalera Conspiracyのギタリスト、M. Cavaleraともう片方は誰だか忘れてて、今Metallumで確認してMarc Rizzoだとわかったわけだけど、Soulfly、Metallumに登録されてないのな。そしてCavalera Conspiracy、3月28日に新譜出すのな。タイトルはBlunt Force Trauma。なんかタイトルだけ見ると割とそそられるカンジ。ちゅー かこれもライブDVD付きかよ。15曲入り!すげぇ。Omenは18曲入り。 フルレンスなんかね、これもBlunt Force Traumaのオマケも。
 Soulflyの前作・Conquerも初回限定盤でライブDVD付な んで買おうかと思ってたんだけど、こりゃこのOmenのDVDのデキ次第だな。アルバム本体にはあんま期待できん。そりゃホントはCDの方が聴きたいからって動機を俺も持ちたいけど・・・。
 RageStrings to a WebもDVD付なんで買いました。こっちは本体(CD)のデキ最高っすよ。初っ端のスラッピングギターだけで先聴こうという気になるってもんでしょ。トラックをわけた組曲にロクな思い出のない俺ですがEmpty Hollowは大のお気に入り。どうでもいい曲もありますが総じてクオリティ高し。ドラムがもうちょい暴れててくれたらな。Rageもこれで初CDなわけですが、Mike Terranaのプレイはやっぱ凄まじかったんだろうか。
 最後に、DVD付買うつもりじゃなくてCDのみのバージョンを注文しようと思ってたのにそのことを失念して、上記のCDたちと一緒に買ってしまったのがSoilworkThe Panic BroadcastYouTubeで観 た / 聴いたDeliverance Is Mineがかっこよかったのでアルバム欲しいですって書いたのはここだったか前いたWindows Live Spacesだったか?とにかく買ったわけです。でもこれに付いてるのはドキュメンタリー・・・いや別にドキュメンタリーも悪かないと思うんですけど、そんなもんCD-Extraとしてでも付けてくれてりゃいい。CDとは別に追加されたDVDに収録して値段を3k以上に吊り上げるとか ね・・・まぁ忘れてた俺が悪いんですよ。ハイハイ。
 SoulflyRageSoilwork、これらCDを買ったときはその他と併せて10枚以上一気に買って、総額は3万なんとかだった。
 覚えてる限り書いてみると・・・ 

 Coldplay / Viva la Vida or Death and All His Friends / Prospekt's March [TOCP-66851/2]
 完全にViva la Vidaのみ目当てでしたが、その他の曲も意外に良かったです。
 ただ、基本的に積極的に自分自身が寄っていける音楽性じゃない。
 ★★★☆☆(食指の動くジャンルじゃないけど曲のデキはいいと思うよ)

 Deep Purple / Machine Head [WPCR-75035]Burn [WPCR-75038]
 超有名作ですよね。まだ持ってなかったの?って感じですか。
 Burnの方がずっと好きです。Machine Headはなんか・・・堅い。
 ★★★★☆(文句ナシ≠最高)、★★★☆☆(超かっこいいけど余裕なさそうな雰囲気がダメ)

 Cain's Offering / Gather the Faithful [MICP-10851]
 さっぱり期待してなかったけど、やたらネットでの評判がいいので買ってみました。
 Timo Kotipelto好きじゃありません。Jani Liimatainenが凄いだなんて思ったことありません。
 最近メロスピに関心失せてました。
 素晴らしい内容でした。絶対まだまだ続けていくべき。
 ★★★★☆(Sonata ArcticaもStratovariusもこれ聴いて目を覚ましましょう) 

 Arch Enemy / Rise of the Tyrant [TFCK-87423]
 Angela Gossow嬢の歌声はホント空気っすなあ。
 あとChristopher Amottっていてもいなくてもどうでもいい気がするのは俺だ け?
 ★★★☆☆(この雰囲気と音作りで10曲以上も本当に必要かなあ?って思える)

 Belinda Carlsile / The Collection [TOCP-53354]
 兎にも角にもHeaven Is a Place on Earthが聴きたかったのです。その点超満足。
 Runaway HorsesAll Gods ChildrenLove RevolutionLittle Black Book等、他にもイイ曲多数。
 ただ元ロック?だかなんだかやるバンドにいたからなのか、たまーに歌い方、声の出し方がとんでもなくザツ。びっくりするほ ど。そんときゃ冷める。
 ★★★★☆(90's初頭はマジいい時代だったなあ。何よりもアレンジが好きだよ)

 Cryptopsy / None So Vile [VICP-64346]
 Flo Mounierってなんでこのドラミングで絶賛の嵐だったんだろう?ライブでもそうだけど、息切れしたの?って箇所があまりにも多すぎる。Once Was Notじゃ 全編全力暴虐だったんだけどな。
 The Unspoken Kingでようやく安定したんだよ、この人。散々叩かれたあのアルバムですが、私はそんなFlo Mounierの「本当に凄い」ドラミングが唯一聴ける作品として非常に愛好しています。
 ★★★★☆(サウンドプロダクション、曲のデキは文句なし。Phobophileこそ至高)

 Tankard / Chemical Invasion / The Morning After [VICP-64514]
 2nd と3rdを1枚にまとめたCD。HelloweenHelloween / Walls of Jericho / Judasと かGrave DiggerWitch Hunter / War Gamesみたいなもんだね。
 買ったCDをアルファベティカルに聴いてたので大分後回しになっちゃって昨日初めて聴いたんだけど、「なんでこいつらもっと先に来る名前にしなかったんだ!」 と思っちゃったくらい素晴らしい内容でした。
 ネットじゃ「ヘタクソ」「激ウマ」の二分された意見がありましたが、間違いな く「激ウマ」。
 TestamentForbiddenHeathenSacred ReichArtilleryMegadeth、そしてこのTankardといったバンドの中で、よくMetallicaとかKreatorみたいなヘタクソが売れたなって感じですよね。
  ★★★★★(「スラッシュとして」は間違いなく最高)

 The Wildhearts / Chutzpah! Deluxe Edition [DDCJ-9002]
 日本独自の、Chutzpah!に、その後出たEP・Chutzpah Juniorをカップリングさせたオイシイ1品。
 これで初めてThe Wildhearts聴いたんだけど、ウィキ.jpにあった「Metallica meets the Beatles」という紹介の仕方には「うーん?」。前のアルバムじゃあそういうのが聴けたのかも?
 2chのHR・HM板にスレがあったり、Devin Garret Townsendと作品作ったりしたってことでヘヴィメタル、若しくはメタルに準ずる音楽性なのかと思ってたんですが、これって・・・なんていうの?パンク?少なくともメタルじゃない。実際のジャンルが何であるにせよ、基本バッキングパターンにギター掻き鳴らしはメタルじゃないと俺は思ってるんで。
 かっこよかったですけどね。Jnr.はまだ聴いてないです。
 ★★☆☆☆(かっこよかったけど、かっこよかっただけ)

 Megadeth / Peaces Sells...But Who's Buying? [TOCP-54225]
 定番ですよね。収録曲自体はライブアルバムを始めとして他に色んなとこで既に聴いてます。  
 ★★★★☆(1st ~ 4thまでに文句つけようってあるの?)

 Trivium / Shogun [RRCY-21322]
 ライナーノーツによると、時間がたっぷりあったという環境での創作の結果がコレだそうです。完璧マイナス方向に働いてると思いますThe Crusadeとかつくってるときは忙しすぎてタイヘンだったそうですが、粗い点が少しも見えない素晴らしいデキでしたよね。
 やっぱ時間があることは人間を腐らせるんでしょうか。
 悪くはないけど、AscendancyThe Crusadeの次にこれじゃ誰が納得できるんだ?1stは聴いたことないけどAscendancyより退化してる。
 ★★★☆☆(実際はアツいパートもそれなりにあるのでまったくダメってわけでもない。ただエッジが足らんよ、エッジが!キーリーステーゴーメーンしか耳に残らなかったって奴がいても文句言えない)

 Nevermore / The Obsidian Conspiracy [MICP-10929]
 正直Jeff Loomisってそんな凄いと思えないんですが・・・。
 Nevermoreは曲の密度が気持ちイイですね。ライナーノーツによると、Arch EnemyMichael Amottは「Van Williams(ドラム)はスゴい」と言ってたそうですが、このアルバムじゃあんまよくわかりません。
 大抵の人は前作・This Godless Endeavorよりも低い評価をつけてるみたいです。俺は前作についてはわかりませんが、相対的に考えなくても、これはやや地味・・・ですかねぇ。
 ★★★☆☆(彼らのやっていることに対する理解がまず必要だと思う)

 Rage / Strings to a Web [MIZP-60018]
 イイですねぇ。ヘヴィでメロディアス。そしてギターのVictor SmolskiのプレイはSteve Vaiを彷彿とさせて浮いてますが、これも魅力。地味は地味だしボーカリストに万人をひきつける魅力も足りてるとは思えませんが、自分たちのテクの詰め込みやメタルとしての色の演出よりもまず曲としての体裁をちゃんとしようと考えながら作ってるんだろうなと思わせてくれる、そんな内容でした。 
 DVDはまだ観てないっす。 
 ★★★★☆(他のアルバムが聴きたくなる。こういうこと思わせてくれる人、今大分少ないのよ)

 Soulfly / Omen [RRCY-29204/5]
 重い・・・が、シーン中マキシマムってわけでもない。正直メロスピのCain's Offeringの方が重たい感触があった。
 メロディアス・・・では決してない。
 スラッシー・・・といってもたかが知れてる。
 ウリのよくわからないアルバム / バンド。
 ★★☆☆☆(何度か聴き返してみて、まともな評価はそれからだね)

 Accept / Russian Roulette [EICP-1254]
 Staying a LifeではMetal Heartの収録曲までしかカバーしてないので、それ以降が聴きたいと思って買ってみました。次作・Eat the Heat以降評価をどんどこ落とすAcceptなので、路線の固まったBreakerからこのRussian Rouletteまでの他者の評価は純粋なものとして信用できます。
 全編キャッチーで勇猛、上のTankardもそうでしたが野郎共が複数で声を合わせて咆えるとこがマジたまんないっすね。
 しかしとことん地味だしアレンジも面白くない。
 ★★★☆☆(Acceptとしては問題ないでしょう。あとは個人の好みです)

 Kamelot / Poetry for the Poisoned
 まず、ジャケがいいですね。気持ち悪いです。中のアートワークも文句なく気持ち悪い。中の・・・といえば前作と同じくメンバーが個別に載ってますが、新参のSean Tibbetts、彼なんかおかしいでしょう。まぁRoy Khanからしてかなり異彩を放つ容姿してますが・・・。前任のベーシストに思い入れがあったわけじゃないですし、基本的にどのバンドでも新メンバーの風体なんてどうでもいいんですが、こいつは浮きすぎだと思いました。
 内容は・・・うわっ、Kamelotがメタルしてる!って感じでした。特に1曲目と2曲目。きみたち結構うまいんだねって。客演があるとのことでどの曲で誰か弾いてるのか把握してないので、もしかしたらKamelotの連中じゃない人が弾いてるのを凄いなあと思ったかもしれないんですが・・・。
 ★★★☆☆(Ghost Operaもそうでしたが、情報量多すぎて何度聴いても整理しきれない。作品としていいのかそうでもないのか毎度よくわからない。かっこいい点はいっぱいあるんだけど・・・)

 Disturbed / Asylum [WPCR-13915]
 ワタシ最近「ユダヤ人当て」に凝ってまして。
 Wikipedia巡りでたまたま見かけた人とかメタルバンドのメンバーにユダヤ人っぽい名前の奴がいたらプロフィールを調べるんですよ。ボーカリストのDavid Draimanは大当たり。宗教思想はないそうですがね。しかしAnthraxScott Ianがユダヤ人だとは思いませんでした。本名・Scott Ian Rosenfeld。ここまで知ってたら当てたでしょうがね。Metallumにはこっちで書いてあるんですよー。何故なんでしょうかね。
 デキは・・・これが全米何作かNo. 1の連中が作るアルバムなの?って感じ。
 メタルコアとかR&B、Hip-Hopもそうですが、イマドキのキッズが好むものはようわからんわーという思いを改めて持ちましたね。
 2曲目のAsylumはかっこよかったです。でもその後の曲は印象なし。
 いいのか悪いのかすらまだようわからん。
 やたら音のスキマが目立つのも×。空間の広がりが感じられる音作りは好きですが、こいつらのは単にアレンジ不足です。
 ★★★☆☆(かっこいいときは凄くかっこいいので一応3つ)

 iwrestledabearonce / It's All Happening [PTRL-0010]
 IWABO(アイワーボ)という略称 / 愛称があるそうで非常に助かりますね。今はお世話になってないけど。
 というわけでアイレッスルダベアワンスです。
 これ、日本盤はダイキサウンドっていうインディーズ系の会社から出てるんです。レーベルはDOOM PATROL FOUNDATIONってんですが(品番のPTRL=PATROL)、海外のコア系バンドを多く取り扱ってる中、何故IWABOを取り入れたのか・・・。ちなみにCentury Media所属のバンドで、そこのつべチャンネルで初めてSee You in the Shellを観た / 聴いたときからずっと気になってまして、この度取り寄せ / 拝聴と相なりました。
 海外盤は知りませんが、ダイキサウンド、凄いことにこれ、3枚組で売りに出してるんですよ。で、値段3kいかないですからね。まぁ、内容はしょーもないんですが・・・Disc IIはDisc Iのリミックス、Disc IIIはPVとかドキュメンタリー収録です。まだDisc I聴いただけです。
 一言で言うとカオティック。たまにダンサブル。でもそんなことよりKrysta Cameronがマジ凄い。Alissa White-GluzThe Agonist)と今俺の中での二大フィメールメタルボーカリストです。Tarja TurunenNightwish離れたヤツのことなんて興味ねえよ・・・。
 ★★★☆☆(期待したほどのものが全編続いてるわけではなかった。面白いのは面白い)

 Lääz Rockit / Left for Dead [POCE-16044]
 2008年作。何故これだけいつの作品であるのか書くのか?それは、俺の現在のメタル観がその当時とは違うということの強調のため。
 発売前にサンプルを聴く機会があったんですが、そのときの感想は「とにっかくクソ!」でした。ライナーノーツにはChuck Billyが「最高傑作。スラッシュメタルのオリジネイターが示す手本のような作品」とか言ってて、「ヨイショにもほどがある!」と憤ったもんです。ライナーノーツの著者が空っぽな賛辞を送りまくってるのは毎度のことなんでもうどうでもいいです(笑)。
 しかし時間を置いて聴いてみると・・・いいじゃありませんか。
 スラッシュメタルが根底にある人たちって、遅く弾いてもスラッシュライクな演奏をスローにしてるだけみたいな雰囲気なんですよね。コア系とは明らかに違う。俺は昔、「遅い=コア=クソ」みたいな考えがあったので、「こんな遅い曲ばっかのアルバムがスラッシュメタルとかありえねえ」ととことんLääz Rockitをバカにしたわけですが、やっぱりその実体はスラッシュでした。遅いスラッシュもあるんですね。
 ただ、ザクザクはあんまりないです。そこは不満です。たとえばMy Euphoriaとかね。折角すごいスピーディでかっこいいイントロをつけたんだからバックでザックザクいって欲しかった。
 まぁ、実はこのアルバム中一番好きな曲がGhost in the Mirrorっていうおそーいやつなんで、スラッシーな曲が少なくても今なら割と精神的に大丈夫なんです。あるに越したことはないけどね。
 新譜出さないのかなあ。
 リフよりも単音のラインの方が強烈でした。スラッシュ界隈でもかなりのテクニシャンなんじゃない?Aaron JellumPhil Kettnerの2人。あまり面白いフレーズではなかったけどね。
 ★★★☆☆(遅くなったスラッシュメタルバンドに対する評価としては大分高い方です)

 Stratovarius / Elysium [VICP-64916] 
 前作のLauri PorraMatias Kupiainenを迎えての復活作は正直駄作だったと思ってます。
 Matias Kupiainen、YouTubeでプレイ動画観ましたが、相当テクいですね。そして音楽的素養も深そうだ。
 そんな彼の資質が大全開したのが今作でしょう!
 ストラトは一線級の連中ばかりですが、そんなことは脇に置いておいて、とにかくストラトに於いては大先輩である3人(T. Kotipelto、J. Michael、J. Johansson)の大英断!新参者のM. Kupiainenにプロデュースさせちゃった!
 おっさん3人スゴイ。
 マティアススゴイ。
 みんな超スゴイ。
 Stratovariusスゴイ。
 テクニック、カタルシス、深み、驚き、メタル、いろーんな点が艶やかに精錬され詰め込まれた傑作ですよこれは。
 これが復活作だったならメタル界はもっと沸いたでしょうねぇ・・・。 
 アホのTimo Tolkkiはホントやめてよかった。
 ★★★★☆(文句のつけようもない)

 こんなとこです。
 まだたくさん取り寄せ品置いててもらってますよお。中にはIron Saviorとか初めて買うバンドのものもあるので楽しみです。
 マキシマムザホルモン以来久々に買うライブDVDもあってワクワク。つーか10kなんで楽しませてくれないとマジ困るよ・・・。

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