ナンかちょっとDave Mustaine入ったブサイクですが・・・。
ということは、この曲が収録されているHuman制作時ラインナップに入っていたSteve DiGiorgio?
・・・いや、俺、以前書いた通り人の顔の見分けに全然自信が持てないけど、これがSteve DiGiorgioじゃないってことだけは発輝利わかる。
顔つきが違う・・・ってのはアテにならないとしても、体格も全然違うし、髪もこんなに横に豊かだったことはないはず。
あと単なるビデオ撮影とはいえ、こんなベース持ってプレイするだろうか?しかもこんな上の方に構えて。
まぁ色々とベースは持ってるみたいだし、コレクションのひとつかもしれない。
しかし俺は彼が4弦ベースを持っているところを見たことがない。
見られるだけの画像にもネットであたってみたが、やはり5弦ばかりだ。
ヘッドバンギングにしたって、バカなキッズの如きカッコ悪さ・・・。
では誰か?というと・・・Scott Carino?
Humanの制作段階がまだプリ・プロダクションだったときのベーシストで、そのフレーズがCosmic Seaというインスト曲のみにだが、残っている。
しかしこのScott Carinoの顔・・・「Death在籍時」のものはさっぱりだが、他のバンドのメンバーとして活動しているときのものなら見つかる・・・しかしまったく役に立たない。いかんせんあの頃から時が経ち過ぎてすっかりオッサン化した顔しかなく、これらからLack of Comprehensionでのベーシストと照合したところで判断できない。
いや、厳密には、Scott Carinoをキーワードにして見つかる、彼のバンドの他のメンバーと一緒に写っている画像の中の、どれがScott Carinoかもわからない。もしかしたら写ってないかもしれない。
Lack of Comprehensionのビデオが撮られたのが、Human発売の年と同じ1991年・・・もしこれがHuman完成後の撮影だったならScott Carino、そして俺が断言するところのSteve DiGiorgio以外の誰かってことになる。
うーん。アルバムの中で比較的早くできたLack of Comprehensionのビデオをニューアルバム宣伝のためにシュートしたってところだろうか?
それだとScott Carinoは何故Steve DiGiorgioが録音にあたったはずのLack of Comprehensionのビデオで顔を出しているんだってことになるしなあ・・・。
・・・っと、あーっ!!!
なんか情報ないかとHumanのPaul Masvidalによるライナー読んでたら、
“Steve DiGiorgio left soon after recording the album to tour with his band, Sadus, and we were joined by bassist Scott Carino, who performed in the video and joined us on the world tour.”
ってちゃんと書いてあるぢゃん!(笑)
④ ②
③ ①
Charles "Chuck" Schuldiner - Vo. / Gt.
チャールズ・“チャック”・シュルディナー
Paul Masvidal - Gt.
ポール・マスヴィダル
Scott Carino - Ba.
スコット・カリーノ
スコット・カリーノ
Sean Reinert - Ds.
ショーン・ライナート
とゆーワケでLack of Comprehension出演の明らかにSteve DiGiorgioじゃないベーシストは、Scott Carino君で確定しました。
俺、ちゃんと世界で一番好きなベーシストの顔くらいは自信以って認識できてよかった~(笑)。
実はね、Human 2011リイシュー盤を買ったとき書いた記事で、CDトレイの内側で見られる当時のラインナップに誰が誰なのか名前載せたときも、「これホントに合ってるかなあ?」ってかなり不安だった(笑)。
他の連中が顔に大きく影をつくっていたり写りが悪かったりする中でPaul Masvidalだけは、ヒスパニックの特徴的な顔つきもあって間違えようがなかったので、判断すべきはあと3人・・・。
金髪ロンゲが2人いる。
Chuck Schuldinerは金髪じゃなかったのでPaul Masvidalの真上の、ウェーブがかった黒い髪の男に決定。まぁ、影があろうとも主張の衰えない、あのシャープな顔つきも決め手のひとつにはなったけど。
あと2人・・・ブロンド。
かなり悩んだ。
最終的に、「より彫りの深い方」、「より年取ってるように見える方(たった2歳だけどね)」、「髪の生え方」で見極めて、下のブロンドをSteve DiGiorgioと認識。
しかしそうなると上がSean Reinertだけど・・・「写真写り悪すぎ、マジブサイクだけどこれホントにSean Reinert?」って全然自信持てなかった(笑)。
Lack of Comprehensionのビデオでもわかるけど、Steve DiGiorgioに比べて髪にクセが殆どないんだよね。
ブックレットにはSean Reinertの顔がはっきり確認できる写真が一枚しかなくて、それと照らし合わせてもやっぱりなんか違うんじゃないかって・・・記事投稿した後もしばしばアクセスして、見て、悩んでた(笑)。
それにしてもビデオのPaul Masvidal、100%デスメタラーの立ち振る舞い。これ見ると、「今のPaul Masvidalもいいけど・・・」なんて言えないね。この頃の方が完全にいいよ!(笑)
昔は長髪だったどころか、長髪ばかりのメタル界だけどここまで長い奴はそういないよ!ってくらいの長さだったんだなあ・・・。
ところで上でSteve DiGiorgioが使っているベースについて書きましたが、手にして写っている画像はないものの、上のPaul Masvidalによるライナーによると、Humanをレコーディングした際の使用機材の中にリッケンバッカーがあったそうです。
そしてPaul Masvidalと言えばSteinberger、Steinbergerと言えばヘッドレス仕様ですよね。しかしSteinbergerじゃないのかどうかはさだかではありませんが、まだ長髪だった頃Cynicのライブでヘッドのあるギターでプレイしているところを収めた動画を、以前つべで観たんですよ!
もっかい観たくて探してるんですが・・・見つからない;;
いやもしかしたら動画じゃなくで静止画だったかもしれない。
でも絶対にヘッドありのギターを手にしてた!
へー!Paul MasvidalってSteinberger(=へッドレスギターの代名詞として)ばかり使ってるんじゃないんだ、って思ったのはっきり覚えてますもん!
・・・でも見つからない;;
見つからないと言えば、Scott Carinoの今について。バンドはやってるっぽいんですけど、活動してるかどうか・・・。
Symbolic一作のみの参加となったBobby Koelble(Gt.)とKelly Conlon(Ba.)-Bobby Koelbleは昔から結構活発だったようですが、Kelly ConlonはMetallumに参加バンドとしてDeathのみが挙げられており、一体今何やってんだ!?って感じでしたが、なんとつべにチャンネルを持っていて、超レアな動画をアップロードしています。
それは、Chuck Schuldiner, Bobby Koelble, Kelly Conlon, Gene Hoglanの4人でのライブ動画。
Kelly Conlonはすぐにやめちゃったみたいで、彼を除いた上記3人プラスBrian Benson(ブライアン・ベンソン)というツアー要員によるライブ動画の方が多くつべではヒットします。
今のところ、Kelly Conlonを入れた4人での動画はオーディエンスショットのみで、且つ、ベーシストよりもチャック!ジーン!ボビーだ!とばかりにKelly Conlonにフォーカスが移らない(笑)。Lack of Comprehensionでも明らかにScott Carinoよりも他の3人の方がかっこよく撮れてますよね・・・。
ちなみにこのベーシストに対する扱いは、プロショットが残っているBrian Bensonを入れたラインナップでのライブでも同じです(笑)。
ただまぁ、当の本人も下向いてばかりだし髪が長くて完全に顔見えないしアクションもないしで元から撮影のし甲斐がなかったんでしょうねー・・・。
でもまぁ、つべにチャンネルがあって、今その姿が確認できるだけまだいいんじゃないか・・・Scott Carinoは本当に何してるんだ!?
話題その2
うーん、なんだか未だにこれがメロディックデスメタルなのか?って印象が拭えませんが-というか別にジャンルなんて他人が言ってるだけなんでどうもでいいですが-、テクニカルメタル系のお約束フレーズとも言える、バンド全体で細かく刻んだリズムのキレがまず気持ち良いですね。
心に迫るほどのメロディアスさを有しているかどうかはともかく、多重コーラスがいくつかの曲で聴けたりする点は、最近聴いたAlbum Previewにはなかった特徴で、サビでこのテのボーカルを耳にするのが好きな俺としてはかなり期待できそう。
まぁ、サビになったらゆったりゆったりするところとかそんな複数の曲に亘って聴かされてもなって感じもしますが、これ系統のバンドの手法としてはもはや入れないと不自然ってレベルなんでしょうかね。
パフォーマンス動画でその技巧の高さはわかっていたAlex Rüdingerによるドラミングですが、これミックスもかなりドラマーにとってオイシイつくりになってますよね。
連打が尻切れ気味に徐々に弱くなっていたりせずキチッとぶっ叩ききるプレイなどとも合わさってマジで耳に心地良し!
リズムのパターンに勢いを感じる曲が多いのもまたアツいですが、上述したように細かく刻むギターのせいでややノリきれない感じ?その内そんな「トラック」に慣れるかなと思うとサビに入りゆったりゆったりと・・・。
サビで歌を聴かせるタイプのテクニカルメタルにありがちな、残念なトコロ。
でもぶっといコーラスが入っているので、これはこれで聴きこんでいくと一緒に歌いたくなってきそうだ。
ちょっとコレは“買い”ですかネェ・・・?
俄然気になってきましたヨ!