2011年3月25日金曜日

Y zu Coup zu

 ホルモンの新譜、グレイテスト ザ ヒッツ 2011~2011に付いていた「謎の応募券」、これの対象となる催しがある日突然HP上で発表されるからこまめにチェック!とアオリがあったので、この新譜を買った日からずっとPCを立ち上げる度にHPをチェックしてるのだが、お、なんかニュース来てると思ったら「廃盤決定!」。
 売れば売るほど赤字とされる1292円(胃痛苦痛)という価格、2011という年がタイトルに含まれているが為、旬モノであるなどの理由から廃盤が売る前から決まっていたそうだ。
 最後に、「CDショップは在庫を多めに取るように!」とある。
 う~む・・・これ、結構考えさせられるんだよな。
 店頭で見た人、買った人ならわかるが、今回の新譜、冊子がついているせいで特殊なサイズなんだよね。保管し辛い。あと、いくら限定モノであるといってもマキシマム ザ ホルモンのCDはそもそもそんなバカスカ売れるわけでもない。
 uchiは確か20入れてた。ホルモンのCDとしては今まででたぶん一番多いんじゃないかな。久々のシングルに加え限定モノであるということから売り場の責任者がそこまでの数字をオーダーしたのだと思うが、初回入荷で、ホルモンのCDとして20は多すぎず少なすぎずというものだと思う。入荷日で既に飛ぶように売れてたからね。
 ポニョのDVDを210オーダーしたときは絶対売れきらないと思ったものだが、結局1まで減った。
 ワンピ劇場版のDVDも何故かポニョと同格扱いで発売告知、予約促進、店頭プロモーションなどなどかなり力を入れたのだが、超絶大コケ。割引措置も効果出ず。俺はわかってた。いやマジで。200はなかったと思うが、DVDとBDそれぞれに通常・初回、都合4種類あって、もしかしたらすべて合わせて200くらいあったかもしれない。
 俺はホルモンはなくなると思う。
 uchiは売り場面積の関係で売れ線、有名ドコロが商品の殆どを占める無難な品揃えの店だが、そう、ホルモンのようなイマドキのJロックの売り上げは悪くない。
 特典はどーでもいいやって人でも、特典がなくとも3曲全部新曲入りで1292円はJ-POPのCDをよく買っていたら(まあジャンルにもよるが)安いと思うに違いない。
 何がカスタマーの気に入るかわからないが、今回のCDに関しては、曲数と特典がついた上での低価格に惹かれる人が多いと思うのだ。

2011年3月24日木曜日

とある魔術のいんでっくすたん 3

 とある魔術の禁書目録IIのDVD / BD何巻か知んないけど予約特典としてもらえるというPLEASURE DISCなるものを、余ったので頂いた。GNA-2392、一応品番あるのな。
 特典だし15分とかだろと思ったら、なんと64分という昨今のアニメ2話分よりも多いボリューム。まぁ、殆どが「特別企画 とあるメンツの未来予報」というコンテンツが時間占めてんですが。新作おまけアニメ「とある魔術のいんでっくすたん 3」は約12分です。あとコミックマーケット78で流された放映前のプロモーション映像が2分ちょっと。
 新しいカットもあるけど、たぶん半分以上は既存の流用。
 面白いか面白くないかで言えば・・・お、面白くない・・・。
 インデックス(たん)がイカ娘の要素を取り入れて演技するところが見所ですかね、たぶん・・・。アイキャッチが入る度にゲソーと叫びます。
 ちっちゃくなってるところとか「~たん」というタイトルからして間違いなく灼眼のシャナたんをアイデアの下敷きにしてると思われますので、あのヘンなノリが好きだった人にはイイ・・・のか?個人的にはキャラやヴィジュアルはシャナたんの方が好みです。あんまインデックスかわいいなと思わないので・・・。
 あと釘宮が中の人やってた、口の悪い赤毛のシスター(例によって名前忘れた)もミニ化。うるちゃいうるちゃいうるちゃいとか言ってくれるかなとか思いながら観てましたが上条のチンコを叩いただけでした。
 インデックス(たん)の左目にある傷みたいなのはナニ?
 いんでっくすたん 1、2とあったんでしょうからそこから引き継がれている要素か何か?或いは現行放映ではインデックスの左目に傷があるとか。今もう観てないんでわかんないです。

2011年3月22日火曜日

Plus Grands les Succès 2011 - 2011

 あれっ、ちょっと・・・カンチガイ?
 いやなんかホーンをロックに取り入れた最初のバンドだっていうから・・・軽快なブラスロックをやってくれるバンドなんだとてっきり。
 結局ブラスロックよりはBostonでした。
 曲によっては結構ハードにロックしてたり。
 最後の方に1曲だけ知ってるのありましたね。CMで聴いたとかそんなんだった気がする。
 昔ながらのボーカル・ボーカルラインが主役のやや甘めのロックでした。
 Rhino製ということでその音にはかなり期待してたんですけど、YesのFragile(俺が持ってる唯一のRhino製CD、2003年再発盤)を聴いたときのような感動は得られませんでした。

 さてとーほぐ大震災でビッグネームが軒並みリリースを見合わせる中、知ったこっちゃないと・・・いやまあそうだわな、VAPお抱えマキシマム ザ ホルモンが遂にニューシングルリリース!
 ホルモンを初めて聴いたのは「爪爪爪」でした。えらいかっこいいバンドが今は日本にいるんだなあとぶっ飛んで、しばらくしてからDeco Vs Decoを購入、以来その動向が見逃せないバンドとなったのでした。
 アニソンを除いて、邦楽シングルを買うのは超久々です。たぶんDIR EN GREYClever Sleazoid以来。
 活動再開の嬉しさ、やたら特典が多い割に1291円(表記は1292円だが、レジを通すと税率の関係で1円になる)という安さ、収録曲は3曲ですべて新曲でカラオケだのリ・レコだのなし、そしてホルモンを初めて知ったのは「爪爪爪」という最高のシングル曲あったということ、これらのことに背中を押されて、すぐ売れ切れるわけもないと思いつつ(自分の店のことだしね)も一応予約、今日買ってきたわけですが・・・もうジャケからして最高だね。
 いや内臓をデロ~ンと出してる牛・豚・鶏の絵がいいとか(つーかよくねーし)その絵がキンキラキンだとか箱仕様だとかそういうのじゃなくて、ビニールに貼られた2つのシールの内ひとつに記してあるアオリ文句が「2011年9月22日廃盤決定!!」なのよ。俺は店頭でたまたま見かけて買ったってわけじゃないけど、ワンマンライブ決定!とかツアー決定!とかいうノリで書かれた日にゃこれは買わなきゃ!って気になるってもんじゃん?バカなノリがたまにおサムいときもあるけど、こういうセンスは大いに歓迎したいのね、俺は。ちなみにツアーは本当に決定していて、実際はCDと特典冊子の台紙に書いてある。
 そして特典の着せ替えジャケにも注目。
 収録されている3曲それぞれの曲名が記された3パターンのジャケが入ってたんだけど、その内「maximum the hormone」のジャケが最高。
 確かRacer Xのなんかのアルバムのジャケのパロディで、これ明らかに光を当てて顔に影をつくってるんじゃなくて、画像を切ってるんだよね。しかもダイスケはん目ぇつぶってるし。こいつらアホですって雰囲気全開なのがたまらなくイイ。
 「鬱くしき人々のうた」は徹底的に暗澹とした演出で画面が占められたジャケ。「my girl」はアニソンのジャケライク。女の子の名札には川北とか書いてんじゃねーのとよく見てみたが微妙に読めない。少なくとも川北じゃない。
 これら3ジャケは、店に置いてある商品を振ってみたりすると箱からカンタンに出てくるので、端だけを見ることができる。俺は店でたまたまハミ出ていたmy girlのジャケの端を見て、「一体これはナニ!?」と驚いたものだ。ちなみに柱の煽り文句には「胸キュン&膣ジュン」とある。そして亮君の同曲に対するライナーノーツではマンコ連発である。この絵を描いた人がミョーに気になったのでクレジットを見てみると、一応白狼とあるが、とりあえず浅くググってみただけでは出てこなかった。
 最後に初回盤にのみ封入されているコードからDLできる「小さな君の手」だけど・・・悪ノリがすぎたって印象しか受けなかった。突然HP上にうpされて観た&聴いた人にとっては衝撃的だったんだろうけど、こりゃいらんわ。

 え、3曲どんなだったかって?
 とりあえずCDの内容以外について書きたくなったので書いただけです。これからです。

2011年3月21日月曜日

La Collection des Meilleurs Succès d'Eithne

 Enyaは結構聴いたことある曲が入ってました。少なくとも4、5曲。
 Chicagoはまだ聴いてないけど、ブックレットは読んだ。
 「Bostonみたいなバンド」だと思ってると昨日書いたが・・・まったく違うっぽいね。ブラスロックのパイオニアかあ・・・。ノリのいい曲てんこもりだといいな!
 EnyaことEithne Patricia Ní Bhraonáinさんの歌は、思ってたよりもずっと力強かったです。もっとバックに埋もれるような歌声を披露してる歌手って印象があったけど、なんか誰かと勘違いしてたみたい。
 Wikipedia.enによると、彼女の本名は/ˈɛnʲə pəˈtrɪʃə nʲiː ˈvˠɾˠiːn̪ˠaːnʲ/と発せられるようです。
 アイルランド語ほど仮名転写の難しい言語は知らないので転写自体が無茶ではありますが、敢えてしてみると「ニャ・パトシャ・ニィー・ヴリィーナーニュ」って感じでしょうか(太字に強勢)。
 私が覚えているアイルランド語の音はコシュ・アーリゲ方言のもののみで、これはエーラの南西に位置するクレア州の地名。エニャの出身は北方のドニゴール州で、その辺で話されるアイルランド語は同言語の有力な方言のひとつであるアルスター・アイルランド語というそうです。
 たぶんそれぞれの話されている方言を特徴づける発音に、ひとつの言葉を取ってみても多少違いがあると思われますが、覚えている限りではコシュ・アーリゲ方言でも同じように彼女の名は発音される・・・はずです。aoで「イー」は最初知ったときぶったまげました。たとえばdaoine(=gens, personnes)は「ディーニャ」って感じの音です。
 ちなみに英語化した名前はEnya Brennanと言いますが、Bhraonáinも本当はBraonainという綴りで、直前の前置詞・níがある為にBがBHになっています。たしか暗音化という現象です。BHはまた、/w/の音を持つ場合もあります。
 その他、T > THは無音に、S > SHは不変、P > PHはフランス語のtéléphoneの如く、C > CHはロシア語のхорошоの如く、G > GHはアラビア語のغرفة(ghurfa)の如く、D > DHも同じく、F > FHは無音、M > MHはフランス語・oignonの如く変わります。なんせかなり前に習得した知識なので、どれかは間違ってるかも。
 EithneのNとBhraonáinのNの音は、前者が狭音、後者が広音という違いがあります。これは後に付く母音によるもので、a, o, uが付けば広音、e, iが付けば狭音です。フランス語のGにa, o, uが付けば/g/に、e, iが付けば/ʒ/になる現象に似ていますが、aimer > nous aimonsしかしmanger > nous mangeonsのような綴り上の僅かな煩わしさとは比べ物にならないほどこの広音・狭音の扱いは面倒ですし、面倒でした。アイルランド語の綴りが奇妙で、且つ読み辛いのは十中八九この広音・狭音のせいです。
 しかし難読であるが故に目にするだにとても面白いのは否めないところで、歌詞カードでアイルランド語が見られて幸せです。Celtic Womanとか買えばもっと読めるのかしら。U2もアイルランド語で歌ってくれたらいいのに(エニャと違ってメンバー誰も全然知ってなさそうだけど)。
 さーてChicago聴くかな。

2011年3月20日日曜日

ChiagoとEnyaのベスト

 ワーナーから出たChiagoEnyaのベストのサンプルを借りた(それぞれWPCR-14067、WPCR-14052)。まだ聴いてないけど。
 Chicagoは聞いたことないのかどうかよくわからんけど、Enyaの曲は少なくともOrinoco Flowはどこかで聞いてると思う。CMとか。ちなみにこのベストの1曲目。
 Enyaはこれしか聴いてられないんじゃないかなー・・・と今から不安。
 前々から興味のあったミュージシャンをイマイチと思う瞬間ってツライんだよね・・・。
 ChicagoはBostonみたいな作風?と予想してるんだけど、これ別に根拠あってのものじゃないし、まあアレンジが良ければなんでもいいです。
 歌メロやサビでのボーカルラインがイマイチな昨今のヘヴィメタルに慣れたせいか、一緒に歌える歌が入ってるかどうかにあまり関心がなくなってきた・・・。どうせ昔のボーカリストだけで曲が成り立ってるような名フレーズのある曲なんて今出てこないだろうなと勝手に思ってるからってのもある。
 Electric Light OrchestraやABBAみたいに歌もバックも文句なく魅力的なバンド、もっといないかなあ・・・。

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