これは・・・これはないわー。
DIR EN GREYの新譜、ミニアルバム・THE UNRAVELINGはセルフカバー集ですってよ。
うーん・・・。
いやまったく聴いてみたいとは思わないってわけじゃないんだけど・・・ぜんっぜん予想してなかったわ、この可能性は。てっきり新曲で占められてるもんだと・・・はっ!
そういや前回(といっても10年も前だが)のミニアルバム・six Uglyも、全6曲中childrenと秒「」深の2曲がセルフカバーとして収録されていたじゃないか・・・この事実から今回の内容の推測はできてたはずだろうってか・・・。
主にコマーシャル目的のリリースなんかなぁ。
ところで収録曲中、唯一の新曲である#1のUnravelingってのはバンドとして演奏して歌も入れた新曲?インスト?DIR EN GREYのインスト好きじゃないんだよな、つまらないもの多くて。
ダイハードなファンとしては、#2の業(カルマ)が、ようやくの初CD音源化ってところが注目ポイント?俺はこの曲、映像作に収録されてるのは知ってるけど、聴いたことないんで楽しみ・・・と言いたいところなんですが、蜜と唾のリアレンジみたいに原型留めてないグチャグチャバージョンになってたらと思うと素直に喜べない。メロディ主体だった頃の楽曲のリレコバージョンはみんなああいう風に演奏され直す傾向にあるんだとしたらねぇ。
メロディアスな曲じゃないやつでは、残 -ZAN-のリレコも良くなかったよね。たぶん最近はずっとああいう形でライブでやってたんだろうし、CDかDVDかネットにアップされてる非公式なライブ映像でしか彼らを知らない俺が後から言うのも滑稽なんだろうけど。
もともとヘンで暴力的な曲ではあったけど、あれはあれで完成してたんだな、今のDIR EN GREYのメンバーたち本人にも太刀打ちできない魅力があったんだなってのが皮肉ながらよくわかったね。曲名がさっぱり変わってりゃこの変化っぷりに多少は抵抗がなくなりそうなもんだが。
シングル曲であるかすみとTHE FINALの内、THE FINALは暴虐アレンジになってなさそうな気がする。根拠はないけど。UROBOROS -with the proof in the name of living...-でも普通に演奏されてたし。かすみは・・・元が死体の出てくるような曲だからどうなってるかわかんないし、どんなのが出てきても大丈夫。それに最近DIR EN GREYってこういう日本的情景の浮かぶ曲やんなくなってるから、普通に演奏してるとはどうしても思えないんだよね。俺、彼らのああいう曲すごい好きだったんだけどなあ。今の路線を支持してはいるけど、またああいうのもちょいちょいでいいからやって欲しいね。紙風船を~♪ 空へたーかく~♪
鬼葬に収録されてた鴉とBottom of the death valleyは、まぁ前者は言うまでもなくグチャグチャにされてそうだよね。
薫はテクニカルに演奏したい欲求をタッピングで発散させてる感が無きにしも非ずなので、同テクニックでメロのバッキングやってるこの曲は丁度いいのかも?w まぁタッピングも、サビとは対照的に静かなメロパートもなくなっててもいいけど、最後のサビだけは残しといて欲しいな~。あのパート好きなんだよ。
Bottom of the death valleyは・・・元はメロディアスなロックナンバーだったけど、果たしてどうなってることやら。ていうか意外なもん持ってきたね。これはギターパートをよくコピーして弾いてたから、原型に思い入れが結構あるんだよな~。蜜と唾のグチャグチャバージョンは、元々が持つエログロな雰囲気からしてこう解釈されても仕方がないとも言えるけど、この曲はホント、どういじくり回されるのかわかんないね。今回の収録曲中、リレコ形に一番興味あるな。
さて次は彼らの真の1stシングル、JEALOUSからカップリングのUnknown...Despair...a Lostですね。表記がUnknown.Despair.a Lostになってますが、これは意図的に変えたのかな?
余談ですがこのJEALOUS、友達が持ってたので借りてよく聴いてました&歌ってました、カップリング共々。返した覚えがないんだけど、今家の中にないし、返したんだな、きっと。うん。いまだに色々CD借りっぱなしなんだけど、これは返せって言われたんだと思います。リミックスアルバムの改もあります。あとはXのJealousy、破滅に向かって、LIVE LIVE LIVE TOKYO DOME 1993 - 1996、それからビデオ(懐かしきVHS!)でVISUAL SHOCK Vol. 2.5 CELEBRATION、VISUAL SHOCK Vol. 3 刺激² -夢の中にだけ生きて-、DAHLIA THE VIDEO VISUAL SHOCK #5 PART I・・・そう、俺Xの大ファンだけど、持ってる作品はVANISHING VISION、BLUE BLOOD、X Singles、Art of Life、DAHLIAだけ。映像作一切なし。CDなんてポンポン買えなかった頃に一番ハマってたからね~周りが持ってりゃそれを聴かせてもらう、で事足りてたんだよな。破滅に向かってのビデオも借りて観てたなぁ・・・ああ彼は今何してるんだろう、ズッキー君。そういや今手元にあるX JAPANのPerfect Bestも他人(ひと)のだよ・・・彼女も元気かな、エリカさん。
さて話を戻して。Unknown...もメロディアスロックでしたね。まぁこのメロディを今の京が歌うわけないんで、さてこれもどうなってることやら・・・古すぎる曲は押し並べてどんなアレンジが加えられてるかわかったもんじゃないっすね。ある意味面白そうとも言える。
本編は以上、で、完全受注限定生産盤の2枚目はすごいオマケ的雰囲気漂うたった3曲入りのボーナスCDっすか・・・。アンプラグドバージョンって、前にUROBOROSの初回限定盤でもやってたんだっけか?俺はこのアルバムは通常盤でしか持ってないからうろ覚えだけど。というかUnravelingが早速ながらアンプラグドで入ってるってことは、これは打ち込みのインストじゃなくてバンドとしての新曲の可能性が高いと解釈していいんですかね。
まぁ、他のバンドのものでもアンプラグドバージョンに満足できたためしがないからこれは別にどうでもいいんだけど、もしかしてこれは海外ファンのウケを狙ってんのかな。あっちやたらとアンプラグド好きだもんね~。全然理解できないんだが。
で、MACABRE1曲をDisc Iに収めなかったのはなんでなんだ。ここは100%コマーシャル。これを買えよ!と。
これもまあどうなってるかわかったもんじゃないすね!メロディアスな曲はベタベタにメロディアス、ヘンな曲はとことんヘンという両極端な曲が多く楽しめた2nd・MACABREでしたが、このMACABREは明らかに後者。長い割にあまり面白い曲構成をしてなかったのでよくは聴いてませんでした。ていうか飛ばしてたかも。確かこれの後はStrawberry(だっけ?曲名・・・)、audreyと続いてたはずだし。そりゃそっちさっさと聴きたくなるよね!長いってことと、よくわからん歌詞以外には、今でも印象的なのはイントロのドラミングくらい。あれはカッコよかったから再現してて欲しいな、他はどうなってようが別にいいが。DUM SPIRO SPEROの延長でプログレになってるかもね。
最後にDVDですが、これには、これも懐かしき、1stミニアルバムのMISSAから霧と繭が収録されてますね。この曲も好きでよく歌ってたな~。原曲は速いテンポに小気味良いバッキングが印象的でしたが・・・まぁ、あのバックのままやってるわけはないけど・・・うーん、でもなんでもかんでもコアっぽいバックにするってのもどうなんかなぁ。個人的には、変にアレンジ加えるよりも、今の演奏力で完コピっての方が観てて&聴いてて面白い気がするんだよなぁ。いやまあ、どんな風に演奏されてるかなんてさっぱりわかりませんけどね。でもどうせズドーーーーーン・・・って感じの音になってるんでしょ?ね。
で、あとはDUM SPIRO SPEROから滴る朦朧、獣慾のライブ映像と、レコーディング風景、インタビュー、ドキュメンタリー、か。
なんだかんだ言ってきましたが、やっぱり楽しみではあります、このリリース。完全な新作ではないけど、厳密な意味で既にリリースしたことのあるものを収録しているわけではありませんからね。そこには言わずもがな新しいDIR EN GREYの姿があるわけで。アンプラグドだけはホントにどうでもいいんだけどね・・・。
さてちょっと今回話題が複数に亘ってますよ。
お次はアニメ・けいおん!から、K-ON! MUSIC HISTORY'S BOXなるCD12枚組(!?)のボックスセットリリースについて。
これ、すごく欲しいです。
TV版のOP曲は全曲、ED曲は一番最初のやつ、それから放課後ティータイムのIとIIは持ってるんですが、キャラソンはイッコも持ってないんですよね。そう、お目当てはキャラソンです。評価のすごく良いものも多数あったみたいなんで、一度聴いてみたかったんですよねえ。
で、価格は19,800円だそうで。
安い!でしょ?
いやこれかなり安いですよ。258曲入りで安いと思ってしまった俺は病んでる的なツイートを目にしましたが、何曲入りか、ってことより、CD12枚組で2万でなんて普通売り出されませんよ。むしろ例皆無なんじゃないですか?まぁ、歌い手たちの本職が歌手じゃないから、とか、アニメを介してリリースされるものだから、とか、その辺が安く売り出せることに絡んでるんでしょうけど。
秀逸なBGMを多数揃えていた同アニメでしたから、サントラの曲が収録されるってのも嬉しいですね。こんな機会でもなければ、やっぱ歌の入ってないCDを買おうとはなかなか思えませんし、丁度イイ。アニメのサントラはAvenger O.S.T.を一枚持ってるだけなんですが、これはOP&ED曲が入ってたからですしね。とは言えトラックの大多数を占めるインストもなかなか良くて、一時ずっと聴いてましたねぇ。あと、まさかOP&ED曲以外に歌が入ってるとは思ってなかったので、少女殉血、それからサントラで先に知りましたが、最終話で流れたED曲・地獄の季節もよかったですし、これは嬉しい驚きでした。アニメの出来はマジでクソでしたが・・・。今でも覚えとるんですが、uchiで購読してた新聞の番組欄には、最終回なのに(終)と併記されてなかったんですよ!クソすぎてすさまじく突然に打ち切りになったのかと思っちゃいましたね。豊口めぐみの無駄づかい!
さてボックスに話を戻して・・・で、すごく欲しい、だけじゃなくて、勿論買うよ!・・・と声を大にして言いたいところなんですが・・・ちょっと事情あって二の足踏んでます。でもなぁ、公式には何故か載ってないけど、シリアルナンバー入りらしいし、どう考えても受注限定生産商品でしょ、これ・・・。予約だけでも今しとかないといけないんだけど・・・あぁ~ヤバイヤバイ。でもダメなんだよちょっと・・・。うーん・・・うーん!
とまあこれ以上は話広がらないしここでヤメにしといて、最後に・・・超驚きの話題が!
刊 行
凄い!凄いぞ!凄いぞ大学書林!やっぱり俺の最強の味方はあなたたちでした!
そして田原憲和氏とやら!素晴らしい!永遠にこの業績を讃えたく思います!
とあるサイトで、新しく語学書が出版されたらメールで知らせてもらうよう登録しとるんですが、語学書って思ってたよりもすごいポンポン出る(まぁ、大抵は英語、中国語、朝鮮語の本なんだけど・・・)んで、最近もう確認が億劫になってろくにチェックしてなかったんですよね。
でも今日、メールじゃなくて、サイトで直接新刊のお知らせを見てみたら・・・!
あったわけですよ!この本が!!!
いやー素晴らしい。ホントに素晴らしい。ま・さ・か出るとは!ルクセンブルク語の語学書が!
いやだってこれ、「語」って付けていいのかどうかわからない言語なんですよ、ホントは。
ドイツ語ルクセンブルク方言と言ってもいいような言語ですからね、実態としては。
ルクセンブルク大公国が国家的に公用語・ルクセンブルク語として言語の形を整理したり、新たな法律を作ったりしたんですから「○○語」と呼ばれるに足る根拠はあるんですが、元はといえば方言です。まぁ、そんなこと言ったらフランス語、イタリア語、スペイン語諸々なんかもラテン語の方言ですが。
国際的に影響力のある国の言語は、元がなんらかの言語の方言だろうが、語学書として紹介されます。
だからマルタ語とかはダメなんだよ。望み薄なんだよ。アラビア語のアーンミーヤのひとつだから。単語集ならあるんだけどね・・・でもあれは語学書じゃないし、入門書ですらない。ベラルーシ語、マケドニア語なんかも同じく。ブルトン語は単語集すらないけどな!あ、でも俺ブルトン語で挨拶だけはできるようになったんだよ。
Demat deoc'h! Mont a ra mat ganeoc'h? Mat a-walc'h ganin.
こんにちは!お元気ですか?私はとても元気です。
とね(最後の元気ですはウソだけど)。ネットで覚えた。「c'h」って綴りがあるのは知ってたんだけど、てっきり何か2つの要素が縮約されたもんだと思ってたから、これでひとつの音素(無声軟口蓋摩擦音)を示すってのは意外だったなぁ。ブルトン語の勉強ができるサイトがあってね。2個は見つけた。ネットなら無料で多言語の勉強ができるってのは前々から知ってんだけどさー・・・性に合わないんだよね。だから利用してこなかった。でも少なくとも日本では語学書のない言語を勉強しようと思ったら、もうそんなこと言ってられないかもね。
旅行会話ハンドブックみたいな形でもブルトン語のものは刊行なしのはず。まぁ当たり前だろうけどね、別に納得いかないってこともない。ブルターニュ地方っつってもブルトン語で日常生活送ってる連中なんて、アイルランドに於けるアイルランド語話者と同じで少数派なんだろうしな。そういえばウェールズはどうなのかしら?
そういえば旅行会話の本ってね、シンハラ語(සිංහල; スリランカの公用語)、ディベヒ語(ދިވެހި; モルディブの公用語)なんかのものもあるんですよ。俺が見たものは、それぞれちゃんとシンハラ文字、ターナ文字で原語が表記されてました。まぁ、喋れなかったら本の中身を指でさして理解してもらうって使い方も推奨してるから、そういうつくりになってるのは当然なんだが。タミル語のものもありましたね。我が国最初(たぶん)のタミル語学習書の共著者のひとり、袋井由布子女史によるものでした。拍手!
俺烏丸でのアルバイトはもうやめちゃったんだけど、そこでの休憩時間によく近くの本屋に行ってて、そのとき初めて旅行会話の本に、日本ではほぼ無名の言語のものもあると知りました。丸暗記して各文を注視していけば、いつか様々な文法規則が自ずと見えてくる・・・かも?値段は大抵2000円もしないので、買おうかなと何度思ったことか。で、そんな考えを持ちつつもその店ではそれより高価な他の語学書を何冊か買っていったんですけどね・・・。
ところこのルクセンブルク語入門の著者、田原憲和氏は立命館大学の准教授だそうです。
やー、すごいですね。准のつかない教授陣は無能ばっかりですか?俺が既に持ってる希少な言語の語学書、或いはよくできた語学書の著者を見てみても、教授って滅多にいないです。講師、或いは何やってるかわからないけど教授ではないのが殆どですね。もっと広く人のためになることしてみたらどうだキョージュ・サ・マは。読み辛いクソ論文書いてるだけじゃなくてよぉー(前のアルバイトの職務柄、そういう論文いっぱい見てきたもんで。言語学の人がいたわけではないけど)。
是非この方にルクセンブルク語のお話を直接伺ってみたいものです。
立命館大学かぁー・・・専ら語学学校の人が語学書を書いてるわけじゃないってのはわかってたけど、これは盲点だったなぁ。
ハイそんなわけで今回の更新でしたー。
ちなみに今はグルジア語とタイ語の勉強に時間を割いてます。久々に、専らペンと紙を使って勉強してます。楽しい。うん、キーボードのレイアウトが覚えられないからね・・・。グルジア語の方はすご~く時間をかけてポチポチ打てるようにはなってるんですが、やっぱタタタタン!といきたいですからね。じゃあ練習あるのみだろ?ってね・・・うん、知ってる、知ってるよ!
最近のマイブームな綴り方は、グルジア文字、タイ文字、日本語の仮名であろうとも、ラテン文字を書くときと同じくらいにその大きさを小さくすることです。元々は、グルジア文字は全体的に曲線が非常に多いつくりをしているので、大きく書くとすぐにバランス悪く綴ってしまっているのがありありとわかっちゃうから誤魔化しのために、でしたがw それに、これなら上下に色々記号のつく文字でもダイジョーブなんだな。デーヴァナーガリーとかもいい感じです。
それでは長々とここまでtrugarez。Kenavo!
こっちにはタミル文字、デーヴァナーガリー、アルメニア文字、アラビア文字、グルジア文字が含まれてますね。飽きっぽさが垣間見れます^^;