2011年12月8日木曜日

チベット語学習日記 8頁目

 今日は、ノートに書いたことをここに転写してみます。
 いやー、別に今まででもそうすることで勉強の成果を記事にしてりゃよかったんだけど、その日勉強したことを思い返して、ソラでここに書いていく方が本当に頭の中に入ったかどうかの確認になっていいかなって。別に苦でもなかったしね。
 ただまあ、後置字が相変わらずちゃんと覚えられてないので、昨日と同じくちょっと書いて終わりになっちゃいそうなんでね。
 昨日言及した、いずれ確立させるべき日記の体裁を決定するに至るまでに、検討すべき試みのひとつってことで、今日はやってみましょうかね。

後置字10-1: ག་ / 再後置字を伴う: གས་
 1. 黙字だが、IかEの後にある場合は稀に有音。
 2. 直前の母音を長くし、声調を下降調にする。
 3. 二音節語に於いては、第一音節では時に有音、第二音節では無音で、且つ、2.の機能がある。
 4. 語幹がག་ / གས་で終わり、接字པོかཔ​を持つ一部の語は、その接辞の音が変化する:
  ○形容詞、名詞の場合
   -ག་པོ་: ´~"Cako; Ciku; Cuku; Cekpo; Coko
   ※後置字の直前の母音が何であるかによって、接辞が含んでいる母音が変化している。
   ※また、音にKを含むので、あたかもགが有音になっているかのようだが、あくまでもPの音が変質したものらしい。以下に出てくる他の接辞も同じく。
   ※ラテン文字の直前にある’や"などは声調を示しています。「~」は「または」という意味で本で用いられているものを踏襲しています。
    "はノートでは単なる小さな横線(「高く平ら」な声調を示す)ですが、文字抜きで上部に線を表示させる方法がないので、代替としてこれを使っています。
  ○形容詞比較級、動名詞の場合
   -ག་པ་: ’~"Caka; Cika; Cuka; Cekpa; Ceka

後置字10-2: ང་ / ངས་
 1. 黙字だが、直前の母音を鼻音化させる。また、Iのあとでは有音(=/iŋ/)。
 2. 声調には影響を及ぼさないが、再後置字が付くと下降調になる。
   -ང་: ´~"Can / -ངས་: ^~`Can
 3. 二音節語に於いては、第一音節では時に有音かそうでない場合は直前の母音を鼻音化、第二音節では無音で、且つ、1.と同じ機能を持つ。Iも鼻音化する。
 4. 語幹がང་ / ངས་で終わり、接字པོを持つ一部の語は、その接辞の音が変化する:
  ○形容詞の場合
    -ང་པོ་: ’~"Caŋko; Ciŋku; Cuŋko; -○ོང་པོ་: Coŋko / Coŋpo
    ※Eを含む例が本では挙げられていないが、そういう語はないということなのだろうか?なんの説明もない。
     また、「ŋ」は本では「ドットのついたn(=ṅ)」だけど、これをタイプできるキーボードを知らないので、サーミ語キーボードで打てる、同じ音を示すŋを代替として使ってます。
  ○名詞の場合
    -ང་བ་: ’~"Caŋa; 以下略
  ○形容詞比較級、動名詞の場合
    -ང་བ་: ’~"Caŋa; 以下略

 あああ!しんどい!!
 このやり方はしんどい。
 写すだけ、なのにタイヘンなんだな。
 厳密には写す「だけ」ではなく、記事向けに内容や体裁を読みやすいように整理しつつ、だから、神経遣う遣う。
 いやー、そういや古典ギリシャ語ここに写したときも挫けそうになったな~・・・。
 ホントはまだノートには書いてあるんだけど、ダメだ、やってらんね。
 このやり方はナシだな・・・。
 やっぱ当面はソラで勉強内容を綴ることになるかな・・・。

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