2011年12月6日火曜日

チベット語学習日記 6頁目

 6頁目・・・なのですが、今回は名ばかり。
 というのも、後置字がなかなか覚えられない。
 マァ、その数が多いことと、各後置字間で共通の機能も少ない(=各字毎に初出の要素がある)ことなどが災いして、よし全部覚えてやろうと己を発奮させ取り組んでないことが原因なんですけどね。
 当分お目にかかることのない文法的事項に関連する発音の変化などは無視すれば、大分紙面をすっきりと見渡せることができるようになるのかもしれないが、実際目には入ってくるわけで。
 もういっそ、本編に入り、多数文章を読んでいる内に身につくことを期待して、説明をまともに読むのは諦めようかとも思った。実際既に第1課を読み始めた。
 が、後置字に関して知らないまま、後置字の影響によって変化したと思しき音を目にすると、「どうしてこうなっているんだろう?」と思わずにはいられないことに気づいた。
 なので、仕 方 な く 後置字についてのページに己の歩を戻すことにしました。
 後置字は全部で・・・えーっと・・・。
 K段のག​(g)、ང(ng); T段のད(d)、ན(n); P段のབ(b)、མ(m); あとར(r)、ལ(l)、ས(s)、འི('i)・・・は確実にあったはずなので、10個・・・かなぁ?まだなんかあったかも・・・。
 また、再後置字というものもあり、これはསの1個だけ。
 一応、完全に頭に入れられてないながらも、読まずして第1課へ進んだわけではなく、全文章に目は通したので、各後置字の機能について、断片的には覚えている。
 こうした情報を総合すると、

 ①後置字の直前にある母音に影響を与えることが多い
 ②後置字が持つ子音は発音されないことが多い
 ③後置字直前の声調に影響を与える
 ④ある語尾で終わる特定の品詞の、その語尾の音に影響を与える
 ⑤ある後置字が、一音節語に与える影響と二音節語に対するそれとでは、少々異なる点がある

 といった特徴が見受けられます。
 あとは、文字と実例を以ってこれらを解説することができるようになれば万々歳なのですが・・・そこへ至るにはまだまだ頁を必要とするみたいですね。

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