ワコムって会社の、Inklingという製品。
これはまさに今の俺に打ってつけ!
っちゅーのも、言語学習日記やってるのはいいんだけど、この試みを「日記」と名付けているのにもかかわらず、書いてることは日毎の成果についてじゃないんだよね・・・。
単に学習し終えたことを振り返っているだけ。
たとえば昨日の6頁目の内容について言えば、「第1課読み始めました」んなら、読了しておらずともどこまで読んだかなどを、「日記」であるなら書くべきだったでしょうね。
以前、日毎にノートに書いた古典ギリシャ語を新たな記事の中にそっくり写す(明らかな誤字は訂正していたし、ある文章が形をそのままに繰り返し登場していた場合は一番最初のものだけを選んでいたりしてはいたが)ということをしていたが、「日記」っちゅーんなら、ああいうものの方がそれらしいよね。
でもネェ、古典ギリシャ語と違って、チベット語がタイプできるキーボードがない以上は、今やっているように、たとえばLexilogosのWeb上キーボードに頼ったりと、ノートの内容を再現するにはかなり入力が面倒臭いんだよね・・・。
上接字や前置字やなんかについて書いたときは、主に概要をその記述の軸として扱っていましたが、実際、ノートには色々書いてますよ。チベット語も日本語も。
しかしこのInklingがあれば・・・。
価格は約15,000で、どうにも手出しできないレベルではない。
俺は「電気で絵を描く」ことにどうしても抵抗があるので、紙で描いたままをPC上に再現できるのなら、夢のような、という形容がこれ以上に相応しい道具はない。
ま、スキャナでもいいっちゃいいんだけどね。まだるっこしいじゃん、取り込みだのなんだの。紙面のゴミもスキャンしちゃうしさ。
ケータイで画像を撮って、それを元に復習&理解力が身についてきているかどうかの確認のための解説をする、ってのもいいんだけどさ・・・PCのメールアドレスに送ると当たり前だけど転送料かかるしね・・・。
日記は続けていく気マンマンなんだけど、体裁については早めになんとかしたいですね、ホント。
で、今日のチベット語学習日記なんですが、まだ後置字をやっとる最中なのでまとめられず、故に書けません。
昨日挙げた10個の後置字はやはり足りてなくて、あとひとつ、འを忘れておりました。まったくの黙字であるのみならず、直前の母音に与える影響も皆無な、空気のような後置字ですが、忘れていたことに違いはない。
というわけで、後置字は、再後置字含めて12個(厳密には、འིは助詞だが、置かれる位置から後置字と同等に見なされる)。
ちなみに俺は、K、T、P段それぞれの第三列の基字(ག、ད、བ)とそれぞれの段の鼻音(ང、ན、མ)、流音(རとལ)、あとはསとའとའིという風に覚えました。
後置字を学んでいる最中だと上で書きましたが、中にはその機能を完全に暗記できたものもあります。
たとえばར。
「一音節語、二音節語のどちらに於いても黙字で、直前の母音を長くする。声調には影響なし。助詞として用いられる際には、直前の母音がiならääに、uならooに変える(表記としては、○ི་ར་と○ུ་ར་)」。
これが、後置字としてのརの機能です。
ゆっくり、且つ、複数の後置字間で共有している特徴を常に意識しながら覚えていくと、案外頭の中に留まってくれるものですね。
ここにまとめを書くには、少なくともあと1回は後置字すべての復習が必要です。
マァ、もしかしたら日記の新たな体裁が決まって、現行の方法で後置字について綴ることはもうない可能性もなきにしもあらずですが。
うーん、「今回は学習日記書けません」と上記しましたが、「覚えたこともあるよ!」という小さなことでも一応、学習の記録としてはれっきとした価値があるかも?
とりあえず、今回も「言語学習日記が書けた」ってことにしときますか。