♪8809151400262
以前書いた、¥920で買った南朝鮮製のDVD5本の内、ABBAのものだけPCで再生しても映らなかったと書きましたが、それを売場の責任者に話すと換えの新品を用意してくれました(ちなみに他の4本はDeep Purple / 1974 California Jam、Eric Clapton / Live in Hyde Park、Guns n' Roses / Use Your Illusion World Tour - 1992 in Tokyo I、Yngwie Malmsteen / Live!!、タイトルからわかるようにすべてライブ作品)。
今日バイト先で俺の不良品と交換して持って帰ってきましたが、もしかして今回もと思いつつ再生したものの杞憂に終わり、今無事に視聴しています(上のEANがそう)。
当然の機能なのかもしれませんが、親切にも歌詞を表示させるか否かが選択できるのがウレシイ。観ている内にふと一緒に歌いたくなってくること、ありますから。
いやー、それにしてもABBA自体久々に聴きましたけど、Dancing Queenは本当に感涙モノの秀逸なデキの作品ですなー、いつ聴いても。
以前に一度、聴いている内に素晴らしすぎて冗談抜きで泣きそうになったことがあります。その時点でもう何度も聴いたことあったのに。
今回もちょっとウルっときてしまいましたよ。
この人らまたアレンジメントが実に耳を引くんですよねー!
歌やコーラスだけでなく、バックで鳴っているあらゆるものが魅力的。
さて、今流れているのはKnowing Me, Knowing You。
CDのABBA Goldの2曲目ですが、このDVDだと#10です。
このDVD、タイトルがGreatest Hits & Storyで、トラックリストはABBA GoldとMore ABBA Goldの収録曲を混ぜたようなものになっているので勘違いしていたのですが、別にこの2枚のベスト盤に準拠した曲順にはなっていません。
そして且つ、2枚のCDから全曲収録されているわけでもなさそうです。
正直何が収録されていたのか完全には覚えていないのですが、More ABBA Goldには20曲入っていたのは覚えています(・・・のハズ)。
このDVDは全30曲収録で、ABBA Goldには10トラックしかなかったってことは確実に違うと言えますので、何かが入っていないわけです。なんなのかは思い当たりませんが・・・。そして調べませんが。
そしてそのCDのどちらにも入っていなかった曲があります。なので、私にとっては初めて耳にする曲となります。
Bang-a-Boomerang、That's Me、One Man, One Woman、Happy New Yearの4曲です。俺はABBAのCDは上記2つ以外は聴いたことがないのです。
ちなみにBonus Tracksと名付けられたオマケビデオが5つ収録されておりまして、内訳はWhen I Kissed the Teacher、Estoy Sonando(I Have a Dreamスペイン語版)、Felicidad(Happy New Year同言語版)、No Hay a Quien Culpar(When All Is Said and Done同)、Dancing Queen [At The Royal Swedish Opera]です。
どうコンテンツを選択していったのか、このBonus Tracksを最初にすべて観てしまいましたので、Happy New Yearはスペイン語版を先に知ったということです。
すごいのがこれ、スペイン語を歌ったパフォーマンスを、元となった曲のビデオとは別に撮っているということなんですね。
観るまでは英語で歌った曲にスペイン語での歌を重ねただけだと思ってましたけど、口の動きがばっちりスペイン語でしたし。
ABBAが数曲を英語以外でも歌っていることは知っていて、Waterlooのスウェーデン語版、フランス語版なんかもつべで聴きましたけど(スウェーデン語版マジ最高!)、これは国際的な販売戦略の一環だったんでしょうか?そういえばQueenのLas Palabras de Amorは南米で大ヒットしたそうですし、やはりある国や地域の人々が母語にしている言語で歌われるものには、そこの人たちからの注目を集めやすく、また受け入れられやすいんでしょうね。俺は個人的にはTeo Torriatte (Let Us Cling Together)はビミョーだなと思いましたが・・・。日本語になっている部分の歌詞は好きだけどね。
しかし販売戦略抜きにしてみても、FernandoとかChiquitita(ちなみにこのDVDのパッケージ裏面の表記ではChquititaになっちゃってます)というイベロ・ロマンス系の名前を冠する歌があったりと、ABBAはなんだかスペインにシンパシーがあったかのようです。
まぁ、フランス語のタイトルでVoulez-Vousというものもありましたが。片やMamma Miaはイタリア語ですし。
彼ら自身にそもそもユーモアがあったんでしょうね。
それに見事大ヒットしていますし、実にかっこいいユーモアの結実ですよねぇ。
こういうところも大好き。
Dancing Queen [At The Royal Swedish Opera]は少し萎えました。
明らかにパフォーマンスの上からCD音源かぶせてます。
あの場で実際に生演奏を披露したのかどうかはわかりませんが、こんなビデオいらんわい。
さて、このDVDで初めに観たWhen I Kissed the Teacherのビデオが陳腐すぎて「なんじゃこりゃ」と更に観続けることに対してやや不安になったわけですが、見事にろくでもない期待を裏切らないビデオばかりが続いてます。
WaterlooとRing Ring、Knowing Me, Knowing YouとThat's Meのつくりが殆ど同じだったり。
映し方からしてたぶんストーリー性を含んでいるんだろうなというビデオもあるんですが、When I Kissed the Teacherを筆頭にショボいつくりの一言。
基本的には、だいったいAの2人と、ビデオではピアノでなくギター弾いてる方(未だにBの2人はどっちがどっちなのか知らない)の3人が終始カメラ目線で歌うというつくり。ピアノの人は4人で声合わせてる部分でカメラ目線。まぁ、CD音源でホントに4人全員で声出してたのかどうかはわからないけど。ギターの人はひとりでも歌えるんですよね、Does Your Mother Knowとか。とかって、それしか知らんけど。ていうかあの人ビデオでギター掻き鳴らしてるけど、鳴らしてる箇所全部で実際にギターは入ってないような気が・・・。
音源が素晴らしいの一言に尽きるだけに、ビデオのデキのショボさにはギャップを楽しむどころじゃないくらいのガッカリ感を与えられますね~。
まぁ、宣伝戦略のひとつとして大して重要じゃなかったんでしょうね、おそらく。
今だと何億かけた!とか○○がゲスト出演!とか謳い文句にしてきますけど。曲があってのビデオなんじゃねーのかよ。
まぁ何はともあれようやく観られたDVD。
ビデオのデキはアホみたいだし、これはABBAだけでなくプロモビデオってのは口パク・エア演奏が普通ですが、ビデオの上にかぶせられた歌は確かにAの2人が歌ったものであり、誰とも比肩することのない圧倒的な魅力に満ち溢れた奇跡的な楽曲の数々は確かにこの人たちがつくって、歌ったものなんだなあと、聴覚のみならず視覚も通して一層感慨深くなります。
この超人たちがなんだか身近に感じられるってだけでもこのDVDは買って良かった観て良かった、ですね。
この超人たちがなんだか身近に感じられるってだけでもこのDVDは買って良かった観て良かった、ですね。
あと、ABBAはやっぱりスゴイと再認識させてくれたコト、CDも久々に聴こうかなという気にさせてくれたコト、これもナカナカ重要。
スタジオ作はあまり数が多くありませんし、The Visitorsから遡って買っていってみようかな・・・。