2012年1月21日土曜日

声調の見極め

 いやいやちゃうんスヨ。昨日はね、ベトナム語について話題にしよーと思ってたの
 でもSkylarking聴き出したら、さあ記事書こーとやり始めたら、頭ん中見事に最初書こうと思ってたことが吹っ飛んでたのね。
 書き終わった後で気がついたもん、あれ、そういやベトナム語のベの字も出てきてないじゃんって。Skylarkingとの話題2本立てにだってできたのに、ホント、Skylarkingに思考が支配されてたんだねぇ・・・。
 というわけでベトナム語ですね。
 既に語学書を撮影した画像で示したわけですが、勉強のためにと買ったのは白水社のニューエクスプレス ベトナム語(9784560067888)。
 今は第4課まで進んでます。2課までは本文の暗記完了。
 ケッコウめんどくさいよ、ベトナム語のタイプ。

- Chào chị.
- Chào anh.
- Tôi tên là Takeo. Còn chị tên là gì?
- Tôi tên là Mai. Xin lỗi, anh là người nước nào?
- Tôi là người Nhật. Rất vui được gặp chị.
- Tôi cũng rất vui được gặp anh.

 ベトナム語キーボード上の、声調記号やなんかの特殊な文字の位置がまだ指に馴染んでなくてね~。半・手探りだね。
 さて上のは第1課。そして次が第2課。

- Anh cò phải là lưu học sinh không?
- Vâng, tôi là lưu học sinh. Còn chị có phải là sinh viên không?
- Không, tôi không là sinh viên. Tôi là nhân viên văn phòng.
- Thế à. Bây giờ chị đi đâu?
- Tôi về nhà. Còn chị?
- Tôi đi thư viện. Chào chị. Tôi đi nhé.
- Vâng, chào anh.

 で、形容詞が初登場し、文章が本格的に長くなってき始める第3課、類別詞やらが初登場する第4課・・・と続くわけですが、第3課はたぶん、本文に用いられている単語の綴りはすべて覚えていると思うんですが、文章の内容を細かい点いくつか暗記しきれてないんですよね・・・。
 ちょっと書いてみましょうか。気候の話です。

- Hôm nay nóng quá nhỉ.
- Vâng, nóng thất, nhưng không oi lắm. Thường thường mùa hè Hà Nội nóng và oi lắm.
- Thế mùa đông có lạnh không?
- Vâng, rất lạnh.
- Còn thời tiết thành phố Hồ Chí Minh thế nào?
- Thành phố Hồ Chí Minh nóng quanh năm.
- Thế thì thời tiết miền Bắc và miền Nam khác nhua nhỉ.

 ウーム、なんか違う気がするんだよな・・・。4行目まではバッチシのはず、それ以降がなんかなぁ。
 とまあ、こんな感じです。順調の一言に尽きますね。
 ただやっぱり声調への苦手意識は克服できそうにないですねー・・・。
 実は最近勉強する言語、全部語学書に付属のCD聴きながらやってるんですよ。
 今までは見向きもしてなくて、本の値段をムダに釣り上げてるだけのマジモンのゴミだとしか思ってなかった。
 今までは課毎の本文を丸暗記して、1課から順に書いていったり、日本語訳を読んで原語に戻したりして進捗具合の確認としていたわけなんですが、いや、聞き取った言葉を書いていく方が勉強の質が上である気が最近してきましてね。
 学研・すぐに役立つドイツ語はCD2枚組の大ボリュームで、課毎の間にある文法解説のページまで声の吹き込みが及んでいるわけですが、これがも~、ビックリするほど話すスピードが早いの。課毎の文章ちゃんと暗記してても、言葉がパッと出てこないのなんてザラ。黙読の際頭の中で音なき音として思い浮かべているものや己が読める速さや己がよしとしている音韻のリズムが、本来のものとはかけ離れてるってことだね。
 デンマーク語はどう足掻いても簡単な文の聞き取りすら不可能だと思ってたが、同じくゲルマン系であるドイツ語も結構アレなんだね・・・。
 当然、平行して勉強しているペルシャ語も、付属CDに収録されている音声を聴くようになったわけですが、こっちは結構聞き取りやすいですね。まぁ、話すスピードがさほど早くないからなのかもしれないけど。
 ラテン文字・āで示される音は、実際は「オー」っぽく聞こえたことに面食らった以外は、本の冒頭で、言葉で説明された発音についてのイロハを鵜呑みにしてただけで聞き取りが適う程度には平易でした。
 イタリア語に至ってはもう楽チン楽チンだね。しかし大学でイタリア語を専攻してた知り合いの話によると、普通の会話スピードだと何言ってるのかマジでわからんらしいですが・・・。まぁ、そいつは自分で成績良くないって言ってたからあんまアテになる話じゃないかもしれないですけどね。
 とまあ、CDを用いての勉強が新たに始まったわけですが、ベトナム語はCDを何度聴いても声調の見極めがうまくいきませんね~。
 俺が言葉毎の声調記号もちゃんと覚えられているのは、それの明示も兼ねる正書法のおかげですね。暗記してしまえばこわくないと。たとえば中国語なんかは初見で文字を見ただけじゃどんな調子で読まれるものなのかわからんわけじゃないですか。軽声とかもあるし。
 チベット語も、聴いても聴いても声調が身につかんなぁ。
 ベトナム語もそうだが、音声のある言葉を共に読めばその語の音読の際の調子は身につくけど、声調自体の、それぞれの高低差を相対的に見極めた身につけ方ができてるってわけじゃないんだよなぁ。
 なーんとなくわかるような、いやしかし気のせいかも?
 ベトナム語の声調に対しては、今んとここんな感じで接しております。
 ・・・ところで上のタイプしたベトナム語なんだが、打ち込んだラテン文字や記号が全然正しい形で反映されてねえーな・・・どうなってんだヨ。ダセーじゃねーか。フォント変えてもヘンテコなのはそのままだし・・・。

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