2011年10月4日火曜日

もうギャーギャー言う系のボーカリストはイイワ・・・

 もうギャーギャー言う系のボーカリストはイイワ・・・って思ってたけど。
 探すにそういうヤツ以外がなかなか見つかりにくいので、仕方なく色々聴いてみることにした。
 ・・・というか、俺の今の嗜好がエクストリームメタルになってるんだから、ボーカリストがわめいてるのは当たり前か・・・。
 そこで見つけたコイツらThreat Signal
 掘り出し物みたいな感のある紹介の仕方ですがおそらくある程度知名度のあるバンドだと思いますw
 まずFace the Dayという曲のドラミングを同バンドのドラマーが披露している動画を観て、「おっ、かっこいいな」と。
 曲じゃなくて、ドラマーがねw
 まぁこういう入り方も大事なんですよ。
 何に対してであれ興味は持たせたもん勝ち。
 次に曲を聴いてみた。
 セール上の分類としては「Melodic Death Metal」なんだけど、北欧系統のボーカリストがわめくところがデスライクなだけでバックの演奏は全然デスメタルじゃない、というスタイルとは明らかに一線を画してまして、・・・えー、実際なんて形容すればいいんでしょうかねコレ。

⑤ ③ ④
① ②

Jon Howard - Vo.
ジョン・ハワード
Chris Feener - Gt.
クリス・フィーナー
Travis Montgomery - Gt.
トラヴィス・モンゴメリ
Pat Kavanagh - Ba.
パット・カヴァノー ※
Alex "Rüdy" Rüdinger - Ds.
アレックス・リューディンガー

  ※Pat Kavanaghの苗字の読みはこの記事を根拠にしています。ちなみにMarqueeは「カヴァナー」としています。
 まずKavanaghをen.wikipedia.orgで検索、surnameとしてヒットしましたが発音は表記なし。そこでこの名を持つ人間の記事にあたることにしました。特に英語圏の人間にとっては初見で読みのわかりにくい本名を持つ人の記事には発音記号が併記してあることを知っていたからです(たとえばエンヤ(Eithne Ní Bhraonáin)やビョーク(Björk Guðmundsdóttir))。
 最終的な手段は総当りということになっていたでしょうが、幸い一発で発見。
 「Niamh Kavanagh」・・・これ読めねぇぞ~とクリックしてみたら果たしてその通り、「読めない人」認定されてましたw
 余談ですが、彼自身の顔つきもあって最初はインドらへんの人かなにかだと思い、「カヴァナグ(कवनघ्として)でいいのかな~」とか思ってました。語頭がKでなくCだったらきっと違った考えを持っていたと思います。というのも、K-でアイリッシュってのは個人的にですがしっくりこない。
 AnathemaDanny, Jamie, VincentCavanaghなんですよね。俺はやっぱこっちがいい。

 あと彼らについて興味を持てたのは、クリスのギタープレイのおかげでもありますね。
 玄人好み(たぶん)のこなれたテクニカルさが観ていてキモチイイ聴いてキモチイイ、いいギタリストです。
 トラヴィスも悪くないのですが、ちょっと頑張ってますって雰囲気がね・・・クリスに比べると余裕がなく、少なくともこの動画では彼のやりたいことに合わせてますって感じ。
 さてニューアルバム・Threat Signalから先行してフルで公開されている曲は今のところFallen Disciplesと、Alex Rüdingerのドラミングにフォーカスを置いた、上にリンクを貼ったFace the Dayの2曲だけのようです。ちなみにFace the Dayと同じ手法で撮影されたAlex RüdingerによるFallen Disciplesの動画もアリ
 ・・・第3者が全曲30秒ずつのサンプルを繋ぎ合せたものをアップしているのはナイショだ!俺は1曲目と2曲目だけ聴いてやめた。・・・ホントだぞ!
 ベースがすごい気持ちいい音を出しているのが個人的にとても好印象です。
 Kavanaghの名前の読みをちゃんと調べたこととか、顔の濃さ、この音作りやなんかでこのベーシストはもう忘れられそうにないですねw
 ギターも含めた全体的な演奏は、まぁもう今はみんな当たり前のようにデビューしたときからやたらウマくて相互的に個性の違いがあまり感じられないっていうのもあるし、まったくの新しさが感じられる作風でもないから、こういう曲にはこういう演奏だろうと、手堅いなっていう印象だけ持ちました。
 まぁ、まだ2曲しか聴けてないわけですし、アルバムをイチから最後まで聴いたときの感想がどうなってるかはわかんないっすね。楽しみです。
 ボーカルはウルサイっすねー。このバンドはいいなと思いましたけど、こういうボーカルはホントもうマジいらないって考えに偽りはありません。
 新作の販売網についてですが・・・すでにMarquee / Avalonから邦盤を2枚出している彼らですが、新作も同レーベルが手がけてくれるのでしょうか?
 ただまあ、こういう値段で買える海外盤があるのかと思うと、なんか邦盤買ってるのってたまにアホらしくなってきますよね・・・。
 なにはともあれThreat Signalの3rdアルバム・Threat Signalはヨーロッパで10月7日、北米で10月11日にon sale!
 邦盤出るかどうか早く決まれ!

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