Trivium、In Waves付属のDVDを観たイキオイでMetallica、St. Anger付属のDVDも観たはいいがThe Unnamed Feelingで飽きてやめたと書きました。
この更新やめてた3日間でもう2度観まして、内先の1度はやはり途中でやめて、今日3度目の正直で最後まで観ました。ちなみに初めて最後まで観たのではないですよ。
で、その勢いで、Soulfly、Omen付属のDVDも観ました。こちらは初めて。
朝早くに再生していたのであまり大きな音を出さず(最近なんだかイヤフォン・ヘッドフォンってウザいなと思って、以前専ら聴くときはイヤフォンを使っていたときには考えられないくらい使わなくなりました)観賞しました。
Omenの感想書いたときにも言ったことですが、Max Cavaleraの作る曲って同じフレーズの繰り返しがマジ多い。
彼らのライヴはDVDで堪能するものではなく、実際に参戦してナンボなんだなと思わされましたよ。
Joe Nunezのドラミングが凄まじい・・・プレイに関して面白かったのはそこくらいっす。
勿論名手・Marc Rizzoのピロピロギターソロ、Dimebag Darrell系統の素っ頓狂なワーミーフレーズも耳に楽しくはありましたが、聴覚のみを以っておとなしく楽しむものであるCDで聴く分には「おおっ」って感じなんですけど、あのマッチョなライヴで出てくるとタンマかけられたようであんまりいい効果はないですな。
俺はSepulturaを聴いたことがなく、Max CavaleraのプレイもSoulflyとCavalera Conspiracyで知っているだけ、ライヴでのパフォーマンスは今回このDVDで初めて見ましたが、同じくDVDで見られたMatt HeafyやJames Hetfieldとは違って、そのギタープレイはバンドに必要不可欠ってわけではないんですな。
音の分離があまりよくなかったので(このライヴ作品の音としてはそんなに悪いことでもないが)、Max Cavaleraはちゃんと弾いているのかどうかすらわかんなかったです。何回かギター持ち代えてましたが、チューニング別に使い分けてただけでしょうかね、たぶん。ちなみに少なくとも2曲はギターを弾かず、ではなくて、持たず、で歌ってました。
Bobby Burnsのベースはドンシャリで爆音の隙間隙間にその音色が見出せるのですが、まぁなんか埋もれがちだし彼自身のパフォーマンスも面白くないしで、ヘンな髪型、刺青だらけの腕、コーラス、客の煽り、また、Max Cavaleraよりも客寄りにいたこともあって存在感は抜群でしたがどこか空気。華がねぇのかね。
Marc Rizzoのプレイは上の通りですが、1曲目のアタマで見せたのを皮切りにライヴ中数回披露した後ろ回し蹴りが、ムキムキな彼の身体から繰り出されたのがすごく自然なカンジ。あんな身体してんだからプロポーションもプレイと同じく重視してんだろうけど、それにしたって回し蹴りとは・・・David Lee Roth以来だよ、こんなミュージシャン見るの。
それにしてもこういうマッチョなギタリストのことは、過去記事中に何度かした「ギターを構えた姿勢について」の話を書くときには頭になかったので、ギターを構える位置が高くてもこういう人ならアリだなと新しい観念を与えられました。
あのギターの位置は大分左手が自由のきく、いい試行の賜物なんでしょうが、ピロピロについては結構ムラがありました。爆走パートで身体の至るところに、より過激に動かすための勢いをつけてると、リズムに乗っているとはいえソロパートなんかで途端に指先での繊細なフレーズを要求されるとうまく制御つかないんですかね。
途中、Drumsというトラックがありまして、Joe Nunezのドラムソロかな?と思ってましたが、Joe Nunez、Marc Rizzo、Bobby Burns、そしてMax Cavaleraと彼の選定したオーディエンスのひとりをステージに上げての打楽器の乱打です。まさにDrumsですね。
Max Cavaleraと同じくブラジル出身のバンド、AngraのRebirth World Tour - Live in São Pauloにも、本編にはありませんでしたが、確か日本でやったバンド全員での打楽器によるパフォーマンスがボーナス映像で収められていました(ちなみに何故取り扱いのない商品にリンクつけてるかと言うと、「これが」俺の持っているものだからです)。ブラジル人にはそうせずにはいられない何かがあるんですかね。
客をステージに上げる・・・と言えば、Avenged SevenfoldのLive in the LBCを思い出します。いや別に珍しい行為でないんでしょうけど、俺はこの2つのDVDでしか見たことない光景なもんでね。
あのDVDではPanteraのWalkを客のニーちゃんに歌わせてましたが、明らかにパワー不足・・・途中M. Shadowsがワンフレーズだけ合いの手を入れるんですが、さすが、全然迫力が違いますね。一般人の素人と比べて改めて思い知らされました。
ちなみに仕様なのかなんなのか、そのM. Shadowsが合いの手を入れるまさにそこで俺のDVDは一瞬音が途切れます。Goddammit。
なんか脱線しましたが、一言で言うとあまり面白くありませんでしたっと。
観るなら広ーいリビングに置いた大画面のテレビで、ドッタンバッタン暴れながらですかね。
さてこの勢いで次はこれまた初となるRage / Strings to a Web付属のDVDも観ますよお!
尼のレビューで見てしまいましたが、これはオフィシャルブートじみた画質・音質が特徴だそうです。
うーん、これはPCのショボいスピーカー通して聴いちゃ絶対ダメかも・・・。