2012年1月27日金曜日

Còn chị cũng muốn học tiếng Việt?

今日ベトナム語の勉強をしていたら、「lịch sử」という言葉が出てきた。

 これが含まれていた文の全体は、「(Tôi học tiếng Việt) để nghiên cứu về lịch sử Việt Nam.」。和訳は「(私はベトナム語を勉強している)ベトナムの歴史を研究するために。」。
 nghiêncứulịch、sửが初出の言葉で、Việt Namは「ベトナム」、統語法を鑑みればこれの直前にある言葉が「歴史」だとは初見でもわかるんだけど、「về(ヴェー)」がクセモノ。
 これは、ここまでの学習に登場した際は常に「行く」という意味を持っていたので、「研究」という言葉に含まれているとしても、「歴史」のそれだとしてもしっくりこない。
 しかし、別言語ではあるが、ヘブライ語の「来た」-בא(ba’)-という普通の動詞が、定冠詞付きで-הבא(ha-ba)-形容詞として機能し、「次の」を意味するので-השנה הבאה(ha-shanah ha-ba’ah)=来年-、これと同じく移動に関係するvềも、形容詞的に用いられて時間的概念の段階の明示を被修飾の名詞に与えるのかもしれないと思い、和訳で「歴史」とされる言葉の一構成部品ではないかと考えました。
 しかし、Việt Namの直前の、vềを含まない二語の音に何か引っかかった。
 仮名にすれば「リ・スー」。
 「歴史」の読み仮名は「レキシ」。
 ・・・少々ではあるが互いに似ていると認められる程度には、音に近似性がないだろうか?
 そこで、「lịch sử」でググッてみた。
 すると、他でもないこの2つの単語が合わさった言葉でWikipedia tiếng Việtがヒット!
 果たして、「レキシ」は、「ヴェー・リ・スー」ではなく、「リ・スー」だったというわけだ。
 ・・・ハイ、ここまでが前振り。
 でさ、Wikipediaベトナム語版にアクセスしたわけなんだけども、画面左上のWikipediaのロゴ、あるじゃん?あれ、記事数が大きな数に達したりすると、色々装飾が施されたりするでしょ。丁度ベトナム語版が今それに当たってるようで、ロゴを見るに、おそらく記事数が25万になったのかな?
 で、そのロゴがかっちょいーの!
 ああ、やっぱり文字って素敵だなぁとうっとりしましたね、思わず。
 これは話題にしたい!と思って、画像として即保存しましたよ。


 こんなのです。
 真ん中はたぶん「tết」と書いてあるんでしょう。意味はわかりませんが。
 この文字が筆で書いたような見た目であることと、その赤い色、その下にあるなんだか読めない言葉、それからバックのロゴの縁を飾る緑(青?)。
 素晴らしいセンスです!
 左下にも何かミョーなものが見えますが・・・これはマジでなんなのかわかんないすね。
 今回が初のWikipediaベトナム語版へのアクセスかどうかは覚えてませんが、いずれにせよ今はベトナム語の勉強中、何か理解できる言葉はないかと探してみましたが・・・。
 ホントに部分的にですが、まず上の画像のWIKIPEDIAの真下に見られる一語、「thư」は、「図書館」を意味する「thư viện」として本に出てきました。
 探したとは言えさらーっと見ただけのようなものなのであんまり多くの文は読みませんでしたが、「Wikipediaにようこそ!」的なことが書いてあると思しき、トップページ上方真ん中の文-Chào mừng bạn đến với bách khoa toàn thư mở Wikipedia tiếng Việt!-を構成している言葉の内、既に上で登場している「thư」、「tiếng Việt」を除けば、「chào」、「đến」、「với」は知ってます。と言っても、「chào」単体ではどういう意味かは知らなくて、「chào chị」など相接の言葉に含まれるものとして学びました。他2つは前から順に「来る」、「~と共に」です。

Anh đến Hà Nội bao giờ?
あなたはいハノイに来たのですか?

Ngày kia chị đi xem phim với tôi không?
明後日、俺と一緒に映画を観に行かない?(女性に対して)

 で、「ようこそ!的な文」の真下の文章-Hiện chúng ta có 280.342 bài viết và 265.653 thành viên đã đăng ký. Rất mong nhận được sự tham gia tích cực của bạn!-からは、1「chúng ta」、2「」、3「bài」、4「」、5「thành」、6「viên」、7「rất」、8「được」、9「của」、10「viết」がわかります。
 それぞれ、

1「我々(聞き手を含む; 含まないのは「~ tôi」)」

2「持つ; ~がある; 疑問詞」

Tôi không xe máy.
私はバイクを持っていない。

phải cả hai cái đều là xe Nhật không?
この2台のバイクはどちらも日本製ですか
※厳密には「có phải」で一まとめ。「phải」自体の意味は「正しい」。

3: 本では「○課」の「課」に当たる言葉として登場

bài mt
第1

4「そして; ~と」

Thường thường mùa hè Hà Nội nóng oi lắm.
普通、夏のハノイはとても暑く蒸す。

5: 本では「都市=thành ph」として登場

Thời tiết thành phố Hồ Chí Minh thế nào?
ホーチミンの気候はどんなものですか?

6: 本では「学生=sinh viên」或いは「会社員=nhân viên văn phòng」として登場

Các anh chị có phải là sinh viên không?
あなたたちは学生ですか?

Chúng tôi là nhân viên văn phòng.
我々は会社員です。

7「とても」

Mùa đông Hà Nội rt lạnh.
冬のハノイはとても寒い。

8「できる」

Rt vui đưc gặp chị.
あなたにお会いできてとても嬉しいです。

9「~の(もの)」

Cô Hoa là cô giáo tiếng Việt ca tôi.
ホアさんは私ベトナム語の先生です。

 です。
 この2つはおそらく簡単な内容の文章でしょうし、意味は、他言語版Wikipediaから察するに「Wikipediaは誰でも編集可能なフリー百科事典です」というようなことが書いてあるのだと思います。
 ベトナム語によるこの文章を読むだけでそういった読解をすることはまだ適いませんが、ちゃんと語彙力は増しているようですし、拾った単語を含んだ例文が即座に思いつけることは、ささやかなようでいて何気に凄いことなんじゃないかと、自分でも思います。ま、暗記している本の文をそのままここに引っ張ってきているだけなんですが。
 前振りは長いし、いくつかわかる言葉があった!という内容で話が脇道にそれてもまた長いしでいつも通り内容の愚茶具茶っぷりが目につきますが、ホント、ただベトナム語版Wikipediaのロゴが超かっこいい!と、それだけに端を発した記事だったんです・・・はい。
 そうだ、ところでさ・・・やっぱりベトナム語、ここでタイプすると前回と同じく正しく表示されないんだけど、上のWikipedia.viからのふたつの文をコピーしてここに貼っつけたとき気づいたんだ・・・「あれっ、ちゃんとなってる」って。
 つまりはネット上のベトナム語表記をコピペするとここでも正しいバランスでベトナム語の字母が綴れるってことで、一旦自力ですべて書いてから、表記の正しくない言葉をひとつずつググッて出てきたものをここにせっせとコピペして今回の記事は完成させられました・・・。
 或いは、LexilogosのClavierを利用して入力するとかかね・・・。
 折角タイプできるのに、超アホらしいよこんなもん。

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