2011年10月30日日曜日

ソレが名作であったが為に

 大したニュースじゃねんだけど・・・SargonKelly Conlonが加入。
 Sargonってバンドは初めて知ったし、Kelly Conlonの動向を追いかけていたわけでもないのですが、個人的に影の薄いベーシストだと思っていて、DeathSymbolic録音に関わったが同バンドのベーシストとしてはそれで終わったが如く、以前書いた記事に名前を挙げて以降は滅多にその名を出すこともネットでその名を見ることもないだろうなと予想していたものの意外にも早めの再会となったので話題にすることにしました。
 影が薄いどころか、Metallumによると現在5つものバンドを掛け持ちしている働き者(実際精力的に活動中かどうかは知らん)ですが、まぁ個人的には知らんバンドばかりなので結局存在感に大きさを覚えないことに変わりない。
 しかし過去在籍していたバンドには既に名を出したDeath以外にMonstrosityVital Remains(ライヴメンバー)があり、元Deathであると共に元Monstrosityとして通りがいいようです。俺もこの2バンドは知ってる。
 まぁつまりはよく名前を覚えている人は覚えていると。そしてデスメタルフリークスの間では、俺とは違って「元Death」としてだけでは語られないと。
 俺と彼との縁はDeathを通してこそのものでしかないと言ってもいいので、Symbolic一作のみの参加となったことが影が薄いという印象を持ってしまう最も大きな要因になってると思います。
 まぁDeathでプレイした経験のあるメンバーの殆どが短い間だけ雇われていたと思うので殊更Kelly Conlonのみがその在籍期間の短さを指摘されるべきではありませんが、彼のプレイが録音されたSymbolicがHR/HM史に永劫に残るほどの名作であったが為にまず忘れることもないですね・・・。中途半端な存在なワケです。

③ ① ②

Frank Van Kwartel - Vo. / Gt.
フランク・ヴァン・クウォーテル ※F
Kelly Conlon - Ba.
ケリー・コンロン
Alex Marquez - Ds.
アレックス・マルケス

 ※F:
 苗字読み方わかりません。パナマのバンドなのでスペイン語読みしようかとも思いましたがKとWを含んでいるのが同言語による言葉らしくないので英語読みしました。ただ「Van」ってあるから、アメリカ、イギリス、スペインいずれとも関係なく実際はオランダ系の人なのかもしれません。

 画像がこの上なくちっちぇーんですがKelly Conlonを含む最新ラインナップによるショットはこれ以外ないっぽいんで仕方なくこれに。
 さて、ジャンルはThrash / Death MetalとMetallumにはありますが、音源が公開されてるなら実際聴かねばなということでマイスペで最新作・In Contempt収録のタイトルトラックを聴いてみました。
 ・・・スラッシュですね。
 うん。
 コア系要素の混じったものモダンなスラッシュじゃなく、がむしゃら感たっぷりの旧式スラッシュ。
 ・・・目新しさが皆無ってのは別に彼らに限ったことじゃないので、その事実に評価の下し方を固定させはしませんが、凄みもないのは問題だなぁ。
 まぁ、これが初のフルレンス作なので、これからどうなるかはわかりません・・・が、少なくとも俺は別に楽しみにはしないっすね・・・。
 Kelly Conlonに思わぬ形で再会したように、いずれどこかで偶然また目にするんじゃないですかね。「あぁ、そういやこんなバンドいたいた」と。
 そんときゃKelly Conlon残ってなさそうだな・・・。
 余談だけどSargonって言葉に出会ったの、サガフロ2の某キャラ以来のことだわ。

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