2011年8月30日火曜日

平丸と吉田氏

 バクマン。13巻で爆笑した!
 毎巻面白く読ませてもらってるけど、今回は声出して超笑った。
 143ページの一番左下。
 俺の琴線に触れる会話のテンポでした。
 平丸の荒っぽい喋り方も面白く、最後の「出たよ「よく聞け」」で大声が漏れるに至りました。
 うーむ、平丸と吉田氏の不毛なやり取りが今までも大変滑稽であったが、この巻ラストの歩道橋での言い合い位にまでページを費やし、インパクトの強いものに発展するとは思わなかった。スゴイぞ!
 この2人のいくつかのやり取りだけでなく、「ラッコ」の連載終了が作家に伝えられたのを皮切りに2人のやり取りはどんどん乱暴に、そしてどんどんバカバカしさを増していく。

 漫画業界から消してやると実も蓋もない脅しをかける吉田氏
 ネームを床に放る平丸
 「シナリオ」と称した白紙をてんこもり用意した吉田氏
 4年間の連載の労をねぎらった担当に「そんなセンチはいらないんだよ」とのたまう平丸

 ポウシェ発見!かと思いきや実は安岡に10万で売られていて最早彼の私物となっていたこと、それがわかったときの「俺が買ったス」のセリフ、他にもラッコ最終回、カリブ海での「私は自由だ!」という最後のコマもなんだかミョーに気に入った。
 そして蒼樹を巻き添えにした末の、あの歩道橋でのやり取り、相変わらず台詞回し、たとえば「つまり今までは嘘偽りだらけ」「そこは否定せん!」「しろよ!」など言葉やテンポ、右往左往する平丸+蒼樹と吉田氏の動きなど一瞬たりともテンションの落ちない見事な場面。
 個人的にクライマックスは、吉田氏が怠け者の平丸のことを天才だと告げるコマ。あとはオマケかな。ホントのラストにして〆は「付き合ってください」らへんだけど、もうあそこは平丸と吉田の間に交わされたものではないし。
 それにしても蒼樹さんはカワイクなったよな。
 さて俺も遂にあと読んでいないのが、最新刊である14巻だけとなってしまった。1ヶ月に1巻買う、ってのはムリだね。こんな面白い漫画の購入を先延ばしになんて、どだい俺にはムリ。
 また話の盛り上がりに寄与しそうな、新キャラにして新たな漫画家候補が出てきて、まったく俺のバクマン。に対する興味は全然尽きそうにないぜ!
 ここ数ヶ月はCDにさっさと1万円分費やしてしまっているので、漫画は月2、3冊程度しか買えていない。
 月を置くことで興味が薄れてしまったタイトルもあるけど、生徒会役員共荒川アンダー ザ ブリッジマギは早く続きが読みたいなぁ・・・。
 月イチ刊行の今日から俺は!!は、1ヶ月に1度必ず出ることがわかっているのはいいんだけど、つまり次を読むまでに絶対に1ヶ月は待つことが前提になっているのが同時に苦しいわぁ。

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