久々に中古CDを買ったぞ!
ぜーんぶブコフにて、各¥250也。以下列挙。
La'cryma Christi
Sculpture of Time
POCH-1657
La'cryma Christiの1stアルバムにして最高傑作だそうです。
俺にとっての初La'cryma Christiは、どこで聞いたかたぶんLhasa。その頃は彼らのシングルが次々とチャート上位に顔を出していたので、続けざまに未来航路、In Forest、Without you、永遠などを耳にし、記憶に残るバンドとなったのでした。
ヴィジュアル系にくくられるバンドにしては演奏技術が高いらしいということも気になっていて、しかしCDが欲しくなるところまではいかなかった。
WikipediaやらAmazonやらでフラフラするようになって彼らのことを思い出し、何かいいのないかなと探して出てきたのがコレ、Sculpture of Time。
同じヴィジュアル系では、Laputaの翔~カケラ~裸も¥250でないか探したんだけど、俺が行った店舗にはなし。残念。¥500で他のはあったけどね。エマダラとか。
ちなみに上記したLa'cryma Christiの曲はひとつもこのアルバムには収録されていません。
「昔聞いた曲を久しぶりに思い出し、改めて聴いてみたいと思ってそれの入っているCDを買う」ことの多い俺にとっては珍しい。
今回の購入品では、これと直下のCDのみが帯付き。
Artension
Into the Eye of the Storm
RRCY-1028
Vitalij Kuprij率いる、Metallum曰くProgressive Band。
Ring of Fireで聴いたVitalij Kuprij、Rageその他で聴いたMike Terrana、Royal Huntで聴いたJohn West、あとの2人・Roger Staffelbach(Gt.)とKevin Chown(Ba.)のプレイは今回初めて聴きます。
前から聴きたかったんですけど、バンド自体の知名度があまり高くないようで、自然とレビューなんかもあまり見かけられないのでいくつか出ているアルバムの内何を買えば?と迷っていたのですが、一応このデビュー作が最も好評だったようなのでコレで。
前ブコフの同店舗に行ったときは1000円台だったので、今回¥250で見つけられたってのもデカイですね~。
バリバリのテクニカルっぷりを期待してはいますが、正直今回買ったものの中では最も質が高そうとは思えないCDです。
Vitalij Kuprijのピロピロが最大のミドコロなんだろうなあ・・・と思うと、どうしてもね。
イングヴェイのアルバムにありもしないバンドサウンドの面白さを求めるような冷めた悟りが聴く前からありますね。
第一このクソダサいジャケからしてあー、テンション下がる。
Royal Hunt
Paradox
TECW-25535
前持ってたんですけど、なくしちゃいましたので買い直し。つまりどんなアルバムが知ってるってことですね。
さてRoyal Huntの最高傑作はコレかMoving Targetか?
個人的にはこのParadoxです。
Moving Targetの収録曲はライブアルバム・ビデオの1996で聴いた方がずっとかっこいいので、敢えてスタジオ盤で聴く必要がないと思えるからです。
初めて聴いたときは感動しました。
やはりD.C. Cooperは、André Andersenはスゴイ。
Slash's Snakepit
It's Five O'clock Somewhere
MVCG-169
初めて聴くバンドです。
ラインナップはSlash以下、Eric Dover(Vo.)、Gilby Clarke(Gt.)、Mike Inez(Ba.)、Matt Sorum(Ds.)、あとDizzy Reedがキーボードを弾いていますね。
縁があるのはGuns n' Rosesでそのプレイを聴いたからということで、Slash、Matt Sorum、Dizzy Reedだけ。
バンドとしてどうかってよりも、Monkey Chowという曲が聴きたかったので買いました。¥250だし。
この曲、初めて買ったギター教則本の課題曲だったのです。
曲を聴いたことがないままに譜面通り自分で弾いたイントロのフレーズが、ヘタクソなものなのに妙に耳に残りまして。「おお、これどんな曲なんだろう・・・」と。
それから10年くらい経ってますけどね(笑)。やはりラクリマと同じく、ネット巡りが習慣になってからCDを買って聴こうと思ったわけです。
Guns n' RosesみたいなのはGuns n' Rosesで十分なので(厳密にはAppetite for Destruction)、シブめなのが出てこないかなぁと期待してます。
Van Halen
Van Halen III
WPCR-1600
ExtremeのGary Cheroneを加えた一度きりのラインナップで録音されたアルバム。
悪名高さはどんなサイトでのレビューでも変わらず。
絶賛してる人もいますが「わかるヤツにはわかる」的ポジションの作品であることは確かなようです。中古市場に出回ってる数もハンパないですね。
CDを買う動機のひとつに「こわいものみたさ」があるとすれば、今回の購入品の中ではこれがそれの為に選ばれたものであると言えます。
何が悪かったのか。
歌か?
Gary Cheroneの歌はExtreme II: Pornograffittiでしか聴いたことがありません(且つ、これが俺の持つ唯一のExtreme作)。個人的にはあまり好きなボーカリストじゃありませんが、あのアルバムが徹頭徹尾「曲ありき」だったことを思えば、Van Halen III収録曲のデキ次第で好みは大した問題じゃなくなるのでしょう。
酷評については「退屈」という言葉を一番目にした気がします。
とすると単に曲の質の低さが故か。
Eddie Van Halenのプレイが凡庸なものになっていたとか?
「ギター弾きには面白いアルバム」だそうですのでこれはないのか。
ある意味今回買ったものの中では最も聴くのが楽しみなCD。
腐ってもVan Halen、大丈夫なんじゃないの?と思ってますが・・・果たして。