マジかよ・・・。
D. HousholderとM.L. FirkinsのCD、入荷された実物を見ましたがなんと紙ジャケ。
しかもつくりが、MetallicaのRide the Lightning(UICR-1053)みたいに開くタイプじゃなくて、以前いつかの記事で話題にしたAcceptのRussian Roulette(EICP-1254)と同じ、CDとか歌詞カードが一纏めにして紙の容器に入れるようになってるやつなのね。俺の初紙ジャケCDは上記のRide the Lightningだったから、紙ジャケはどれもこういう仕様かと思ったら、Russian Roulette買ってビックリした。こっちの方が一般的なのかな。LPの再現だってんならまぁそうか。
これすげー取り出しにくいの。おまけに中がキュウクツになるからCDに悪そうでしょうがない。StratovariusのPolaris、Elysiumみたいに、紙ジャケ(デジパック)だけどCDを収められるプラスチックのトレイが中に据えられている、ってのなら全然文句ないよ俺。
いつも思うんだけどさ、リイシューを紙ジャケで出すのってイヤがらせなのかな?豪華な印象を受ける奴ってどれくらいいるんだろう?オリジナルがLPだったものはその復刻の名目を目にすることもあるけど、ジャケのサイズも再現しなけりゃ意味なくね?
全世界で供給されているCDのジャケの殆どがプラケースだろうし、紙ジャケは一緒に並列させて統一感がなかったり、そもそもジャケのみならずその中で保管するCD自体も傷みやすかったりで長期保存にまるで向いていない。傷みやすいといっても余程扱いがヒドくなけりゃ1年程度でどうにかなってしまうレベルでもないけど、「次も買ってね^^」って無言のアピールを放ってるかのようにも感じられてしまう。しかも大抵限定盤だから買い替えが適わないなんてザラだろう。キレイな新品を求め買わせようとしている印象は受け取り方次第といえばそうであるが、なんにせよタチの悪いフォーマットに変わりはない。
確認せず買った俺も悪いが、ジャケのアートでなくジャケの素材で手に取る気がなくなるなんて、紙ジャケはHR/HMに多いどんなダサいジャケ以上に購入意欲を削ぐ無敵の仕様だなあ。紙ジャケ考えたやつ死ねばいいのに(もう死んでるか)。