2011年2月8日火曜日

SFBD-0022

FXBLF-1866

 ↑いつもは音楽ですが、「♪」ないでしょ?そう、これはでぃーぶいでぃー
 “Home Alone” (無印)です。
 今年出た、DVDとBlu-ray Discが1パックで\1,490という至高の一品。
 ・・・ま、ウチにはBlu-rayの観られる機器もパソコンもないんで、質の比較は当分先のことでしょうがね。
 入れて再生してほっとくと字幕がなく、登場人物が母語で話してる。「字幕出そう」と思って間違えて選んだのが「英語(米国)」。英語字幕ですな。
 そこでしょーもない意地を発揮。「英語で全編理解してやる!」。
 まだ家の中で大人たち子供たちがガチャガチャ荷造りしてる場面。早くも既に2、3の言葉、表現に未知のものが。
 それでも観続けていると気づいた。

 「全台詞をちゃんと起こしてねーんだなあ

 一気に興醒め。
 日本語字幕で観まーす。

 さてさて話変わってSoilworkThe Panic Broadcast
 2度聴きましたが機会が悪く寝転びながらだったのでいずれの場合も途中で寝ちゃいました。
 決してタイクツだったからではないですよ。
 つーか・・・
 凄くね?
 いやマジで。
 CD入れて再生して・・・フェードインから曲始まって本領発揮!となってもうその瞬間KO(ノックアウト)。
 なんだこりゃ?
 脱メロデスしてゴミになったのはSoilworkじゃなくてIn Flamesだったか?いやこれは確実だ。そしてSoilworkもか?Come ClarityってIn Flamesだっけ?Soundtrack to Your Escapeとか、Lunar Strainとか、Colonyとか。代表曲らしいが全然琴線に触れなかったStand Ablazeとか。
 おおう、調べてみたら全部In Flames・・・聴いたことないのによくアルバムの名前なんて覚えてるもんだ。
 つーかじゃあSoilworkの作品で知ってるものは?
 ライナーノーツに何作か名前書いてあったけど、そういや聞いたことないのばっかだったような・・・。
 つまり、Soilworkはカスだと思ってたのは、北欧出身で脱メロデスを遂げたという共通点を持つIn Flamesと混ぜて語られているところをこれまでに幾度か目にしてきたからなのだろうか?
 まぁもういいんだそんなことは。
 正直ちゃんと覚えてるの1曲目だけだけど、1曲目で既にヤバイ。
なんかオリジナルギタリストが復帰した作品だってことだけど、それが功を奏しているのだろうか?
 つーかメロデスバンドってブラストビートやんないんだと思ってたよ。
 ボーカルはしばらく聴いた後にどっかで耳にしたような感じと考える・・・あ!DarkaneLayers of Liesで歌ってた人とそっくりだ!
 昨日書きそびれました。このThe Panic Broadcastについての印象は絶対描こう!と一聴して思ったのですが・・・。
 さて沢山CDを買ってDVDも1本買って、漫画も3冊買って。
 昨日は漫画3冊とも読みました。
 とらドラ!③・④とこどものじかん⑨です。
 とらドラ!は①・②持ってるんだけどその後すっかり存在を忘れてて、昨日ふと4巻を目にして手に取り、 裏表紙を見ると香椎 奈々子(merci à Wikipedia)がなんだかとても可愛かったので買おうと思いました。
 原作である小説版は知らんので、何と比べるまでもなく非常に秀逸なデキであったアニメ版と比べながら漫画版は読んでるわけですが、「竜児は私のものだあー!」が全然読み応えなくてガッカリ。漫画版は大河が一気にまくしたてて叫んだだけじゃん、あれ。もっとじっくり気合入れて描こうよ。絶叫にとっては比重大きくなかった出来事だったのかな?大河VS生徒会長、バレンタインで5人集まったときの一件と併せ、個人的に(アニメ版)とらドラ3大名シーンのひとつですよ、プールのあれわ。
 絶叫版とらドラはたまにものすごくキャラがかわいく描いてあったり、漫画的記号的表現や基本的な画力は優れたものがあると思っているだけに、たまにおざなりだったり真っ白なシーンが出てきたりすると余計がっくりきます。思い入れ強い作品だからってのもあるけどネー。
 さて今日はバイト始まるまでに4枚あるディスクの内1枚は観ておこうと思い、昨日買ったDVDの封を開けました。
 DIR EN GREY / UROBOROS -with the proof in the name of living...-です。初回限定盤、SFBD-0022。 4枚組で、1枚目は2010年1月9・10日に行われた武道館公演の1日目が収められています。
 一言で言うと・・・割と良かった。
 京は今回、まだ歌えてた方だと思う。コンスタントに高音を出す方法に気づいたのかな?結構すんなり高いところまで声を持っていけてたんじゃないでしょうか。
 でもま、我、闇とて・・・はダメでしたね。まあ喉がたとえ無傷でもライブだとダメかあれは。
 UROBOROSリリース後のシングルとして発表された激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇は初めて聴いたので新鮮でした。これはスタジオ版を知らないからなのか、大分うまく歌えてる印象でした。路線変更はしてないけど、ちょっとTHE MARROW OF A BONEUROBOROSの収録曲とは違った感じ?次のアルバムどんなもんになるんでしょーなあー。
 デスボイスもどきや甲高い奇声は、普通に歌って出す高音よりもうまいこと出せてたと思います。Amazonにもそういう指摘があった。
 Child preyとかTHE FINALCLEVER SLEAZOIDのカップリングとして収録されてたライブ音源は・・・もうホント、楽器だけ鳴ってるかの如き演奏だったもんね。それに比べりゃこのデキでも天と地の差、まぁようやくスタート地点って感じだけどw
 今回京の歌を聴いてて思ったのは、彼はヘタだということ。
 カネ払って聴けるレベルじゃない。
 単なるヴィジュアル系バンドのひとつに過ぎなかった頃に比べたらそりゃあみんな成長しましたよ。Toshiyaって今はずっと指で弾いてんだね。Shinyaのドラムセット、なんだありゃ?(Shinyaから見て)左のハイハットの上にあったの、もしかしてフロアタム?昔LUNA SEA真矢もど派手なラック式のドラムセット組んでましたけど、Shinyaのはもはや上をいってるね。ただ両人とも「そこまでいらないんじゃ・・・」って思わされる程度のプレイしかしてないのは共通してますけどw
 ギター隊も頑張ってます。ヴィジュアル系の頃の名残か、アルペジオはキレイに響かせてきますね。エフェクターを駆使しての様々な演出も見事。みなさんコーラスもなかなか決まってました。
 でも京は・・・。
 彼ひとりだけヴィジュアル系のまんまじゃないのか。
 他の4人はできないことができるようになったんだと思う。
 でも京は昔からやってることにもっと凄みを持たせられるようになっただけ。
 歌のレベルそのものは上達してない・・・。
 ご本人はうまく歌えてるかどうかには興味ないらしいですが、興味持ちましょうね。そもそも彼、明らかにうまく歌うことに対する願望が見てとれますもん。
 昔のへっぽこライブ音源に比べれば万倍マシにはなってました。
 だけどやっぱりヘタでした。
 叫びとかはまぁいいんじゃないですか。歌い手として致命的に薄っぺらい。
 あとさ、インギーのDVDとか観るときにも思うんだけどさ、明らかに弾いてないところには音入れないでおきましょうよ。そんなたくさん確認したわけじゃないけど、Toshiyaのベースは確実に追加録音あり。両手放してたのに鳴ってたとこあったからね。
 ひとりでもこういうのがいると、大分修正してんじゃないの?と勘繰ってしまう・・・。ギターはクリーンもノイジーなのもかなりきれいに鳴らしてたとように聞こえたので、修正してたら非常に残念。
 あ、あとShinyaくんのドラミングは非常に華がありますね。もっと映してやってください、彼を。序盤結構映ってたと思ったら、終盤殆ど空気じゃん。
 映る、と言えば、会場にいた人には視覚的になんらかの薄くない効果のあったであろう背後のディスプレイ、カメラワークの激しい今回のDVDを観てる人間としては正直大して意味がないので、後半数曲で5分割してメンバーそれぞれを映し出していてくれたのは良かった。
 その後半に組み込まれてた残 -ZAN-、今ライブではあんなアレンジにしてやってんだね~。俺は原曲のままの方を支持するね。キレた演奏なら今みんなもっとドカンとできるはず。非常に中途半端。
 半端と言えば、客のノリ。悪すぎでしょう。ギャーって言ってるだけ。京のアオりはライブにありがちなだけのものだったのか、はたまた本当にノリの悪さを感じ取ってガナってたのか・・・。口からマイク放して客席向けたら歌えってことだよ。叫べってことだよ。俺、羅刹国なんてこのDVDで5年ぶりくらいに聴いたけど、いまだに歌詞とかノリとか覚えてるよ。京がマイク向けた箇所で心の中で叫んださ。
 さて、明日は2日目を聴くでしょうか聴かないでしょうか・・・明後日お休みなので、明後日でもいいかな。
 2日目のDisc IIにはボーカル最難曲のひとつ、 -saku-が入ってるのでどう表現できてるのか楽しみ。

 じゃ、Home Aloneに戻ります。

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