2011年9月9日金曜日

D.C. CooperがRoyal Huntに再加入!!!

 3日ぶり?
 なんか1日空けちゃうだけで次の日も興が乗らなくて、そのまま今日まで更新なし。
 このまま記事書くのやめちゃうのかななんて自分でもこわくなったり。

 でも話題ありゃ書くんですよオリャー。
 話題なかったの。
 ギリシャ語の転写しかタイプすることなかったの。
 「話題候補」として挙げたやつどれかについて書ければよかったんだけど、どれひとつとしてそれなりの長さのある記事一本分として語ることがまだ足りてないんだよな~。
 そして既に語る予定としてその名の挙げられたものたちを差し置いて、新たな、そして絶対に取り上げておかねばならない大注目のニュースが更新していない内に届いてきたわけだ!

D.C. CooperがRoyal Huntに再加入!!!

 語ることはない!ないが、これについて俺がどんだけ驚いたか、どんだけ喜んだかを、まったくその衝撃が誰にも伝わることがなかろうとも、文字に変えてここに綴っておかなければならない!
 これは最早義務だ!
 永遠のD.C. Cooperフリークとしての!
 思えばRoyal Huntの3rdアルバム・Moving Targetで初めてその歌唱を聴き、つべで初めて動いている姿、歌っている姿を見てからというもの、私は永遠の彼の虜となったわけです。
 ホモじゃないんです。
 むしろホモだったらその内に飽きてたかも。
 ホモだったら菊に茎を云々って感じでしょうが、俺は歌手としての彼がたまらなく好きなだけなんだ。
 正直顔はそんなにかっこいいと思わないし、ガタイも大してよくない。
 だけど歌い手としてステージに上がったときに披露する、歌と身体の動きを併せたドラマティックで躍動感溢れるパフォーマンスといったらもう!
 助走なしで狙った高音に到達できる凄腕サンですが、それが故にワリと淡白に聞こえることがなくもないです。
 うまいのはわかるけど、それで?みたいな人、どんなジャンルにでもいっぱいいるでしょ。
 ともすれば時にそういう風に見られがちなボーカリストでもあると思うんです、D.C. Cooper。
 そういう観点からすれば、D.C. Cooperよりも心に響く歌い方のできるシンガーってのは、人によってはHR/HMでも枚挙に暇がないのではないでしょうか。
 俺はあまり開拓しない人なので名メタルボーカリストの名を挙げよと言われても数が知れてるんですが。
 だけど彼はあのパフォーマンスがね!
 掛け値なしの素晴らしさ。
 見る人によってはこっ恥ずかしいなと思うかもしれない。
 けどそれがいいんじゃん!
 いつの時代もヒーローってのは堂々としたナルシーですから。
 まぁ程度はわからないながらも、やっぱり俺イケてるからこんな動きしてもサマになるよと思っちゃってるかもしれない。そう自負すらしているのかもしれない。
 彼はキメに合わせてステップ踏んだりするんだ。
 俺はライブ楽しんでんだ、お前ら(客)も俺を見て楽しんでくれよと積極的にそういった動きを披露してるってのもあると思うんだけど、基本的には単に好きでやってるんじゃないかと俺は考えてる。
 生来のドラマティックさを愛する感性・・・うーん、成功者のヒケツなんじゃないでしょうか。
 とにもかくにもRoyal HuntにD.C. Cooperが帰ってくる。
 俺はJohn Westはキライじゃなかったですよ。
 以前、Acceptのボーカル、そしてUdo Dirkschneiderの後任としてのDavid Reeceについて語ったことがありましたが、John Westという武器は、Royal Huntの魅力をいささかも損なうことのないまま、D.C. Cooper期とは違った強さをバンドに与えてくれたんじゃないですかね。
 単純に声質から来る歌唱の迫力だけで言えばD.C. Cooperよりも明らかに上でしたし、2000年に入りどのバンドも軒並み音の芯がぶっとくなっていく中、John Westの力強い歌唱はRoyal Huntをエクストリームメタルムーブメントから完全に弾き出された存在にさせなかった主要素のひとつだと思います。
 勿論André Andersenが律するバンドの方向性に多少のヘヴィさを加味したということも見逃せませんが、その変質したバンドサウンドを常に凌駕する歌を聞かせてくれたJohn Westってのは、やっぱり偉大な存在だったのです。
 というかもう、単純にうますぎなんだよね、彼は。
 バックはズドズドピロピロしてないともうデビューできねぇんじゃねーか!?ってくらい今メタルはヘヴィ志向・テクニカル志向が極まってるように思えますが、ボーカリストも朗々と歌い上げるタイプの人が極端に減って叫びに迫力があれば合格みたいな風潮はなんとかならんかなと思います。
 比較の対象として凄すぎるかもしれませんが、結局Jørn Landeあたりには歌唱力は勿論、シャウトを耳にして得られるエキサイトメントにもどうせ敵ってないんですから。
 そんな中、John Westは稀少な、今も生き残るハードなメロディアスシンガーなんですよね。
 えー、ところでD.C. Cooperの前任はJohn WestではなくMark Boalsなわけですが(笑)、個人的に好きじゃないので語るにどうでもいいです。
 とにもかくにもRoyal HuntにD.C. Cooperが帰ってくる。
 メタル界の人事異動に関しては、Nevermoreの後任ギタリスト・ドラマーは誰なのかとか、KamelotRoy Khanの後に歌うのは誰なのかとか、Vaderにはもうある程度長く居つくようなセカンドギタリスト・ベーシストは加入しないのかとか、メタルじゃないけどGotthardの後任ボーカリストいい加減発表せえよとか色々関心事が尽きませんが、今後しばらくこのD.C. Cooper再加入を凌駕する衝撃的なニュースはそうそうあるまいて!

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