2010年12月17日金曜日

キャンディーズ ゴールデン☆ベスト

♪MHCL-111

 キャンディーズ ゴールデン☆ベストです。
 買う切欠となった曲は春一番でしたが、他の歌も文句ないデキのものが揃っています。
 早見優はヘタでしたがキャンディーズ、あとそれからピンクレディーは容姿とかパフォーマンスとかと共に、紛れもなく歌唱力でも売ってたんでしょうな。素晴らしい。まぁ俺はこの2組の女性たちは別にかわいいとも思わないんですが、でもこのベストのパッケ、CDを外すと現れる3人一緒の写真には惹かれました。すげーレトロですが妙な色気が・・・。すげーレトロだから、なのか?昔のエロゲ絵のクオリティに驚嘆するときみたいな気分。
 あとバックミュージシャンとアレンジ。半端ないっすね、マジで。打ち込みだらけの昨今のアイドルミュージックはマジ聴いてらんない。俺が「アイドル聴いてみよう」と思ってまず昔のものに目を向けてみる理由はここにある。
 今まだ2周目ですが、これは長く聴けそうですよ。#1途中の自己紹介は勘弁して欲しいですが・・・彼女たちに思い入れのあるファンなんかにはこういうのがたまらんのでしょうかな。
 ちなみにこのベスト、ライナーノーツや楽曲解説、ヒストリーなんかの歌詞に先駆けて載ってたりするものが一切ない。そういうものがあったところで、この3人のどれがランでどれがスーでどれがミキかなんていちいち教えてくれてたかどうかわかりませんが、そういうわけで俺はいまだに誰が誰なんだか知りません。
 一緒に歌ってるだけでなく、しっかりハモってるのがたまらなく好印象。昔から常々、モームスだのエーケービーだのの大人数で重厚なコーラスを形成すればどんだけ歌にメリハリが出ることかと思ってましたね。ひとりひとりの表現力のなさ、声量のなさのカバーなんかもしれないですけどね、みんなでバカみたいに同じ音程で歌ってるのって。AKBのライブ、或いはTVパフォーマンスは紛れもなく口パクらしいですが。だから今度ソロデビューする板野の歌はヤベーんじゃねーかと言われてるんだそーです。AKBの歌のメロディとか曲調自体は、曲は10も知りませんが、少なくとも知ってるものはすべて好ましく思えるものばかりなので、歌い手のショボさが残念な限りですなー。
 あと、Mr. Bigの再結成第一弾アルバム、What If...も買いました。
 まずひとつ言っておきたい。謳い文句がすげー気に入らん。「1st、2ndの頃に近い」って・・・その2作に思い入れがある人がそう言わされてるならすごくかわいそう。本気で宣伝の通り思ってるならまったくのツンボ。全然違うわ。
 ハードロックハードロックしてるのには好感を抱けたけどね。まぁ再結成してまさかアルバム出すとは思ってなかったので、2kという安さと発売の嬉しさを勢いにして買っちゃったってのが正直なところなんですが、イイはイイですよ。でも間違いなく1st、2ndのクオリティに近いなんてことは絶対ない。ここにAddicted to That RushやMerciless、Alive and Kickin'、Green-Tinted Sixties Mindのような名曲はない。
 悪いなんてことも決してないけど、中途半端なんだよな。
 ハード極まるわけでもなく、すごくポップなわけでもなく、年相応にシブいわけでもなく・・・絞って欲しかった。今でも元気一杯感は伝わってきたけどね。それにしてもPat Torpeyひとりだけ老けっぷりが半端ないなぁ・・・。Billy Sheehanは昔からあんな面構えだしw 「売れてる・売れてない」が精力の衰えに影響するんかね。Paul Gilbertはアルバムずっと出してるし、Eric Martinは日本でも仕事あるもんな。洋ピン男優みたいな風体が好きだったんだけどなぁ、Pat Torpey。
 あと、Sound Horizon7th Story Märchenも買いました・・・が、これはまだ聴いてません。6th Story Moiraで、アツくもなりましたが、主に語りでサムい思いをしたので、買ったはいいがちょっと構えてしまうんだよね。特に今回、語り多いらしいし・・・。前評判一切仕入れずに買ったんですが、そのままでさっさと聴いときゃよかったー。
 それにしても中のCD取り辛いよコレ・・・。

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