2014年5月30日金曜日

忘れかけてました

♪Decapitated - Carnival Is Forever

 自分がブログ持ってるなんてこと、忘れかけてました。私はよく見るブログ、初見のブログ関係なしに、最終更新の日付を確認するクセがあるのですが、そいういう人から見れば、このブログが放棄されたと勘違いされたとしても仕方ないですね。いやいやしてません。たぶん、精神的に余裕がなかったんだと思います。大事があったわけじゃあないですが・・・。
 放棄はしてませんでしたが、放置してはいました。しかしそれでも人は各々の検索結果からここを訪れる。何か価値ある情報はありましたか?でしたらよいのですが。
 相も変わらず言語の勉強が好きです。最近はヘブライ語、ポーランド語にお熱です。ポーランド語はややこしいですね。個人的には、スラヴ系言語で、ロシア語と並んで最も扱い辛い言語だと思います。学習経験のあるスラヴ系言語の内、比較的平易に感じるのはセルビア語並びにクロアチア語、続いてチェコ語。やったことはありませんが、マケドニア語なんて、格がないそうですね。本があれば是非勉強してみたい言語のひとつです。
 メタル熱は・・・薄れかけてるとは言いませんが、なんか最近あんまり聴いてませんね。とは言え、聴いてる音楽のジャンルはと言えば専らメタルなわけですが。
 うるさくてかなわん!みたいなのが聴きたいんですが(ボリューム上げて聴けよ、とかそういう話じゃなく)、ヘヴィメタルの中でも異端に傾倒してる連中の演奏でないと、そういうのなかなかないんですよねえ、実は。
 Metallicaが出てきた当初、彼らの音楽性はヘヴィメタルフリークスにすら「こんなもん音楽じゃない」と言われたそうですね。過激さを追求しているのは大いに結構ですが、「音楽じゃない」ものは聴きたくないんでね・・・アヴァンギャルドメタル(エクスペリメンタルメタル)に救いを求めてるんですが、なかなかいいのがないっすねえ。あ、でも、探索の最中に知ったThy Catafalque(ザイ カタファルク)のRengeteg(レンゲテグ)ってアルバムは結構良かったです。ハンガリー人による1人バンド(かつては相方がいた)で、歌詞はすべてハンガリー語(ココポイント高し!)。アヴァンギャルドに分類されてますが、少なくともこのアルバムはブラックメタル寄りです。1人バンドによくあるドラムがプログラムによるものであり、これに抵抗を持つ人って少なくないと思うんですが、それが大丈夫ならThy Catafalqueが現在所属するSeason of Mist自身がYouTubeでフルをアップロードしてるので、ご一聴あれ。
 Mastodonみたいにガシャガシャしてて、Strapping Young Ladみたいに重厚感も疾走感もたっぷり、SYLやDarkaneのようにインダストリアル要素が味付け程度に含まれていて、Viraemiaみたいにメカニカルなピロピロが入ってて(Brain Drillはセンスが感じられないのでダメ)、Annihilator(というかJeff Waters)みたいに歌えるギターリフが奏でられてて、Rusty CooleyJeff Loomisがやってるようなクッソ熱いギターソロが聴けて、Dimmu BorgirとかCradle of Filthがやってるようなオーケストレーションバリバリで大仰すぎない方向性のブラックメタルみたいに単調さもある(いやこの2つのバンドも好きですけどね)、・・・そんな都合のいいメタルバンド、いませんかね?
 Strapping Young Ladは実は凄く理想に近いバンドだったんですが、厳密に言うと、中でもCityというアルバムがいいわけなんですよ。最後のアルバムとなったThe New Blackに至るまで方向性はそのままでしたが、3rd以降どこかつまらなくなってしまった惜しいバンドです。まぁ、Devin Townsend自身が、The New Blackが出たばかりの頃のBurrn!のインタビューで、いい年していつまでも怒りまくってファックアティテュードを振りまいてるわけにもいかなくなったって言ってましたしね。その通りでしょう、それは。年取って且つ子供までできてしまえば致し方のないことです。俺はもっと、もっと!の姿勢が強くなってきてますが。
 Death AngelThe Dream Calls for Blood、聴きましたか。Relentless Retributionも良かったですけど、なんか凄いスラッシーなもん出してきてビックリしました。前作がメロディアス志向なら、今作はブルータル志向。重くて暗いものができそうだってRob Cavestanyが言ってた通りではあるんですが、なんかForbiddenOmega Waveみたいなものが出てくるかと思ってたんで、ここまでスラッシーなものはまったく予想外で嬉しかったです。Exodusの、The Atrocity Exhibition...Exhibit Aと、Exhibit Bの違いに似てます(と言っても、前者はRelentless Retributionほどメロディアスなボーカルラインが豊かであるというわけではないですが)。俺はRob Dukes加入以降のやたらとヘヴィな路線もいいものであることにAで気付かされましたんで、Aもかなり好きなんですけど、Bも勿論、スラッシュメタルファンとして諸手を挙げて歓迎したいデキでした。
 そんなわけで、メインストリームに位置する(若しくは、そこに近い処にいる)バンドが悪いってわけじゃあないんですが、なんかもっと、こう・・・こう・・・もっとヘンなの、いないんですか!

 うるさくてヘンで、だけど一緒に歌える要素も多いバンド、求む!

過去の記事(アーカイブの頻度: 週毎)