ようやっとの2日目!
アルバニア語(shqip(シュチプ))編です。
セ・セディーユとトレマのタイプが可能なキーボードならなんでも表記に使えます。と、なるとフランス語キーボードが向いてるのか?と思う人もいるでしょうが、俺はスペイン語キーボードを利用してます。「フランス語を打つためのもの」と考えて使ったことある人なら一度は感じたのではないかと思うのですが、フランス語キーボードの並びは冗談かと思うほど扱い辛い。AとQで位置を交換していることも鬱陶しい(フランス語ではどちらもよく使うのでタイプミスがその分増す)。
さて、アルバニア語の学習成果ですが・・・始める前からナンですが、アルバニア語、なっかなか慣れません。
タミル語は文法要素毎に単元をつくって解説を載せることができましたが、アルバニア語ではムリそうです。
というわけで、ある課の最初に載せてある文章(勿論暗記したもの)に含まれている品詞や語の形態、構文などを取り上げて、学習成果を確認することにします。
I. Çdo ditë, në mëngjes, në orën gjashtë e një çerek, Agimi del nga shtëpia dhe shkon në punë.
II. Ai është mekanik dhe punon në Uzinën e Traktorëve.
III. Uzina e Traktorëve është larg, prandaj Agimi del herët nga shtëpia.
IV. Tani ora është gjashtë e gjysmë.
V. Në rrugët e qytetit ka shumë lëvizje.
VI. Autobusët kalojnë në rrugë vazhdimisht.
II. Ai është mekanik dhe punon në Uzinën e Traktorëve.
III. Uzina e Traktorëve është larg, prandaj Agimi del herët nga shtëpia.
IV. Tani ora është gjashtë e gjysmë.
V. Në rrugët e qytetit ka shumë lëvizje.
VI. Autobusët kalojnë në rrugë vazhdimisht.
第何課だか忘れましたが、これが今最も新しい、暗記している文章。実際にはIだのIIだのは付いてなくて、便宜上分けた文章群はすべて繋がっています。
文字としては、とにかくëが目立ちますね。前にも書きましたがこれはシュワーで、この文字にはアクセントが付きません(後述するある文法要素の解説に於いて重要な点です)。
まずは最初の文章。
チュド・ディタ, ナ・マンヂェス, ナ・オラン・ヂャシュタ・エ・ニャ・チェレク, アギミ・デル・ンガ・シュタピア・ゼ・シュコン・ナ・プナ
Çdo ditë, në mëngjes, në orën gjashtë e një çerek, Agimi del nga shtëpia dhe shkon në punë.
毎日、朝の6時15分に、アギムは家から出て仕事へと向かう。
Çdo ditë, në mëngjes, në orën gjashtë e një çerek, Agimi del nga shtëpia dhe shkon në punë.
毎日、朝の6時15分に、アギムは家から出て仕事へと向かう。
çdo ditëはフランス語で言うchaque jourにあたります。jourと違い、ditëは女性名詞です。この2語による表現以外に、名詞に先んじて立っている形容詞を見たことがないので、çdoがditëに合わせて語形を変化させているかどうかはわかりません。
文法性が存在する言語なんだからそりゃ語形は変わってるんじゃないの?とも思えるんですが、ヘンな要素てんこ盛りなせいでそう素直に考えきることをさせてくれないのが俺にとってのアルバニア語です。
ゾマ・ヌク・アシュタ・エ・マゼ
Dhoma nuk është e madhe.
その部屋は大きくない。
述語として用いられる形容詞には、「前置定冠詞」なるものが付随します。「前置定冠詞」を従える形容詞は語によるそうで、男性形ならi、女性形なら上にあるようにeです。「述語としての形容詞」に「定冠詞」ってなんじゃそりゃって感じですが、偶然にも今同時進行で学習中のバスク語も、述語形容詞に定冠詞が付随します:
グルツェア・ゴルベア・メンディコ・プンタン・エデルラ・ダ
Gurutzea Gorbea Mendiko puntan ederra da.
ゴルベア山の頂上にある十字架は美しい。
そう、述語形容詞「ederra」の語末の「a」は定冠詞なのです(原形・eder)。そして、アルバニア語の定冠詞も、この言語が属する「バルカン言語連合」の諸語に見られる特徴のひとつである「後置定冠詞」で、上の「Dhoma nuk...」の文章だと「dhoma」の「-a」がそれにあたります。このdhomaの不定形はdhomë(女性名詞)です。
しかし時折「前置定冠詞」が登場することがあり、「e madhe」という一例はそれを示しています。また、上記長文にも幾つか含まれており、たとえば「Uzina e Traktorëve」がそれにあたります。「トラクター工場」という意味で、「工場+後置定冠詞=Uzina(< uzinë) 前置定冠詞=e トラクター(複数属格)=Traktorëve(< traktor)」という構成です。
「në mëngjes」は「朝に」で、nëは「...で」とか「...へ」を意味する前置詞で、今に至るまで頻出しています。
アルバニア語の前置詞の大抵は後続の語に対格を要求するそうで、nëもそのひとつです。
ではmëngjesは対格か?と言うと、確かにそうですが、主格とまったく語形は同一で、単数不定形(=定冠詞の付いていない形)に於いては、その語形は性にかかわらず常に主格=対格です。
そして、これの直後の「në orën gjashtë e një çerek」の「orën」は、その原形が「orë」で、「orën」は「対格定冠詞」の付いた形です。「gjashtë e një çerek」は「6と1/4」という意味ですが、これによって直前の「時間=orë」が修飾されているが為に定冠詞を従えた形になっています。対格を要求する前置詞の直後にある名詞になんらかの修飾する要素が付随していると、不定形でなくなるそうです。ちなみに、orëの「定形単数主格」はoraです。
ここで20までの数詞を列挙。
●1~10
një(ニャ)
dy(デュ)
tre / tri(トレ(男性) / トリ(女性))
katër(カタル)
pesë(ペサ)
gjashtë(ヂャシュタ)
shtatë(シュタタ)
tetë(テタ)
nëntë(ナンタ)
dhjetë(ズィェタ)
●11~20
njëmbëdhjetë(ニャンバズィェタ)
dymbëdhjetë(デュンバズィェタ)
trembëdhjetë(トレンバズィェタ)
katërmbëdhjetë(カタルンバズィェタ)
pesëmbëdhjetë(ペサンバズィェタ)
gjashtëmbëdhjetë(ヂャシュタンバズィェタ)
shtatëmbëdhjetë(シュタタンバズィェタ)
tetëmbëdhjetë(テタンバズィェタ)
nëntëmbëdhjetë(ナンタンバズィェタ)
njëzet(ニャゼト)
një(ニャ)
dy(デュ)
tre / tri(トレ(男性) / トリ(女性))
katër(カタル)
pesë(ペサ)
gjashtë(ヂャシュタ)
shtatë(シュタタ)
tetë(テタ)
nëntë(ナンタ)
dhjetë(ズィェタ)
●11~20
njëmbëdhjetë(ニャンバズィェタ)
dymbëdhjetë(デュンバズィェタ)
trembëdhjetë(トレンバズィェタ)
katërmbëdhjetë(カタルンバズィェタ)
pesëmbëdhjetë(ペサンバズィェタ)
gjashtëmbëdhjetë(ヂャシュタンバズィェタ)
shtatëmbëdhjetë(シュタタンバズィェタ)
tetëmbëdhjetë(テタンバズィェタ)
nëntëmbëdhjetë(ナンタンバズィェタ)
njëzet(ニャゼト)
何故か俺、数詞の覚えだけはいいんだよなあ・・・。
「11から20」に含まれる、20を除く数詞は、「-mbëdhjetë」という共通の綴りを引っさげていることがわかりますね。更に分化させて、「-dhjetë」は、言うまでもなく「1~10」に含まれる「10」で、「-mbë-」というのは、「...の上に」を意味する前置詞「mbi」に由来するそうです(まだ現物にお目にかかっていない)。それにしても、「14」の「-rmb-」という重子音は珍妙ですね。学習経験のある全言語を通しても初めて見ました。この辺からも、印欧系の言語としては異質な印象を受けます。
さて次、「Agimi del...」の冒頭の「Agimi」がこの文章の主語ですが、この和訳を「アギミ」でなく「アギム」と書いたのは、「-i」が定冠詞だからです。女性人名「Verë」とその定形「Vera」は、カナで書くとどちらも「ヴェラ」ですが、男性名詞に付く後置定冠詞はiやu(shok > shoku(友人)、mjek > mjeku(医者))なので、不定形(呼称などとして用いる)と定形のカナ音写には違いが生じます。
「del」は「dal」の直説法現在形3人称単数です。この動詞の代表形である「dal」とは、フランス語で言う「sortir」ですが、このsortirが「不定詞」であることに対し、「dal」は「直説法現在形1人称単数」です。アルバニア語の動詞には不定形がないそうで、これもバルカン言語連合の特徴のひとつです。同じ法、時、人、数を以って動詞の基本形とするラテン語やギリシャ語-これらには不定詞があるが-に通ずるものがありますね(ギリシャ語もバルカン言語連合の一員。但し定冠詞は後置されない)。
「dhe=そして」は、「edhe」や「e」とも綴られます:
アギミ・ゼ・ヴェラ・ヤナ・ヴァラ・エ・モタル
Agimi dhe Vera janë vëlla e motër.
アギムとヴェラは兄妹だ。
前者はまだ実際の使用例を見たことがありませんが、後者は頻出しています。勿論前置定冠詞「e」とは全くの別物です。
「shkon」は「shkoj」の直説法現在3人称単数形。
様々なヨーロッパの言語と同様、アルバニア語でも活用の特徴によって動詞が分類されています。現時点で既に登場しているのは第1、第2形で、「shkoj」は最も基本的な第1形に分類されます。
●単数(動詞の前のものは人称代名詞、以下同)
unë shkoj
ti shkon
ai(男性) / ajo(女性) shkon
●複数
ne shkojmë
ju shkoni
ata / ato shkojnë
unë shkoj
ti shkon
ai(男性) / ajo(女性) shkon
●複数
ne shkojmë
ju shkoni
ata / ato shkojnë
そして「dal」は第2形です。
●単数
unë dal
ti del
ai del
●複数
ne dalim
ju dilni
ata dalin
unë dal
ti del
ai del
●複数
ne dalim
ju dilni
ata dalin
第1形に比べるとかなり人称・数毎の特徴となる語尾が異なっていますね。
第2形所属には他に「flas=話す」などがあり、こちらは、
s. / pl.
flas / flasim
flet / flisni
flet / flasin
flas / flasim
flet / flisni
flet / flasin
という活用を見せます。「-s」が「-t」に、語幹の母音「-a-」が「-e-」に変わるなど、「dal」にプラスアルファの暗記が求められますね。
「nga shtëpia」は、書いた通り「家から」という意味であり、「nga」は主格を要求する前置詞です。
「shtëpia」の原形は「shtëpi(女性)」で、語末の母音がアクセントを持っている場合、それは後に付けられる冠詞になんら影響されないまま音が保たれます。末尾がëである語の場合は、既出の「dhomë > dhoma」からわかるように、これは消滅します。a, e, o, uがある場合は-jaが付き、更にeは脱落させられます(例: dritare(窓) > dritare-ja > dritarja)。
「në punë」の「punë=仕事」は、これを修飾する語がないので、対格ではあるが原形のまま。なんで定冠詞がついてないんだろう?「“自分の”仕事」なんだから特定のものだろうに。
では次の文章。
アイ・アシュタ・メカニク・ゼ・プノン・ナ・ウズィナン・エ・トラクトラヴェ
Ai është mekanik dhe punon në Uzinën e Traktorëve.
彼は機械工であり、トラクター工場で働いている。
Ai është mekanik dhe punon në Uzinën e Traktorëve.
彼は機械工であり、トラクター工場で働いている。
「është」はフランス語・estに相当します。原形・jam。
unë jam / ne jemi
ti je / ju jeni
ai është / ata janë
ti je / ju jeni
ai është / ata janë
「uzinën」は「uzinë」の定形単数対格です。後に属格複数名詞・traktorëveを従えているので、不定形から脱しているわけですね。
「traktorëve」は原形が「traktor」で、不定複数「traktorë」に定形複数属格語尾「-ve」を付随させた形です。
ウズィナ・エ・トラクトラヴェ・アシュタ・ラルグ、プランダィ・アギミ・デル・ヘラト・ンガ・シュタピア
Uzina e Traktorëve është larg, prandaj Agimi del herët nga shtëpia.
トラクター工場は遠いので、アギムは早くに家を出ている。
Uzina e Traktorëve është larg, prandaj Agimi del herët nga shtëpia.
トラクター工場は遠いので、アギムは早くに家を出ている。
「larg」、「herët」は副詞、「prandaj」は「...だから...」という接続詞です。
タニ・オラ・アシュタ・ヂャシュタ・エ・ヂュスマ
Tani ora është gjashtë e gjysmë.
今、時刻は6時半だ。
Tani ora është gjashtë e gjysmë.
今、時刻は6時半だ。
アルバニア語の時刻表現は、X時30分までは「X時+半分」と言い表し、30分から1分でも過ぎると、「Y時-A分」と言うことで「X時B分前」と表現します。「-(マイナス)」を意味する前置詞は・・・ありゃ、なんだっけ?Pを含んでるってことだけしか頭に残ってない・・・w
ナ・ルガト・エ・チュテティト・カ・シュマ・ラヴィズィェ
Në rrugët e qytetit ka shumë lëvizje.
町の通りにはたくさんの交通がある。
Në rrugët e qytetit ka shumë lëvizje.
町の通りにはたくさんの交通がある。
さて、「Uzina e Traktorëve...」と「Tani ora...」の2文については書くことが思いの外少なくてちょっと困りましたが、こちらでは上手な解説に困る要素が登場。
まず、「rrugët」は、rrugë(=通り; 女性名詞)の定形複数対格形で、「e qytetit」はqytet(=町; 男性名詞)の定形単数属格形です。
この課までに登場した格は、主格、対格、属格、そしてこの課にはない「奪格」、これまでの学習でまだ一度も使用例のない「与格」があります。
ドラピ・アシュタ・アファル・デラス
Dollapi është afër derës.
洋服ダンスはドアの側にある。
前置詞「afër=...の側に」が、奪格名詞「derës(< derë(女性名詞))」を要求しています。語形としては与格と同じで、前置定冠詞を持たないことを除けば、属格と同形です。つまり、語形: 属格=奪格=与格です。単数に於いては、ですが。複数についてはまだわかりません。
属格は、「e Traktorëve」や「e qytetit」の例を見ればわかるように、前置定冠詞を持っています。また、今回はどちらの前置定冠詞もeですが、これは女性名詞が先立っていることが原因で、男性名詞の後ではiが出現します。といっても男性名詞「主格」の後でのことで、単数対格や、名詞複数形のあとではeとなります。つまり、前置定冠詞に影響を持つのは、これを出現させる名詞ではなくて、その名詞が修飾する語の形態なのです。
男性名詞の代表としてvëlla(兄弟)を、女性名詞代表としてdritare(窓)を取り上げて、曲用一覧を示します。複数形は対格と属格を除いてまだ習っていないので、単数形だけ(もしや複数形でも属格=与格=奪格なんだろうか?)。ちなみに、ホンの一例です。たとえば、男性名詞定形単数対格の語尾が-in, -unになるものもあります:
ナナ・エ・テウタス・アシュタ・マスウェセ・ナ・ウニヴェルスィテティン・エ・ティラナス
Nëna e Teutës është mësuese në Universitetin e Tiranës.
テウタの母はティラナ(アルバニアの首都)大学で教師をしている。
1. 男性名詞
1.1. VËLLA不定形
- nom.(主格) vëlla
- gen.(属格) i / e vëllai
- dat.(与格) vëllai
- abl.(奪格) vëllai
- acc.(対格) vëlla
1.2. 同定形
- nom. vëllai
- gen. i / e vëllait
- dat. vëllait
- abl. vëllait
- acc. vëllanë
2. 女性名詞
2.1. DRITARE不定形
- nom. dritare
- gen. i / e dritareje
- dat. dritareje
- abl. dritareje
- acc. dritare
2.2. 同定形
- nom. dritarja
- gen. i / e dritares
- dat. dritares
- abl. dritares
- acc. dritaren
既述しましたが、曲用間で語形の共用が目立ちますね。vëllaと同じく「兄弟」を意味する、アルバニア語と同じ印欧語族系であり、曲用がアルバニア語と同じ数の分だけあるラテン語の「frater」が、
s. / pl.
frater / fratres
fratris / fratrum
fratri / fratribus
fratre / fratribus
fratrem / fratres
frater / fratres
fratris / fratrum
fratri / fratribus
fratre / fratribus
fratrem / fratres
と、単数だけで5つもある、というか格毎に独自の形を持っていることを考えれば、大分単純化したものです。勿論、古い時代のアルバニア語はもっと複雑な語形態を有していたのでしょうが。
そして、「ka shumë lëvizje」についてですが、「ka+X」で、フランス語で言う「il y a+X」を意味します。「ka」は、「kam=持っている」の3人称単数です。Xが単数であっても複数であっても、語形は「ka」のままです。「形容詞+複数名詞」という組み合わせである「shumë lëvizje」がその証明になっていますね。「il y a」の用法と同じです。
そういえば、上で「çdo ditë以外に形容詞に先行されている名詞を見たことがない」と書きましたが、嘘っぱちでしたね。
s. / pl.
kam / kemi
ke / keni
ka / kanë
「jam」の活用にとてもよく似ています。なんだかすごく重要な意味を持つ共通点である気がしないでもないです。
アウトブサト・カロイナ・ナ・ルガ・ヴァジュディミシュト
Autobusët kalojnë në rrugë vazhdimisht.
バスがひっきりなしに通りを通行している。
Autobusët kalojnë në rrugë vazhdimisht.
バスがひっきりなしに通りを通行している。
さて最後の文章ですね。
「kalojnë」は、見ての通り第1形です(< kaloj)。
「autobusët」は、autobus(男性名詞)の定形複数主格です。
実は、ここまでわざと名詞複数形の解説を避けてきました。上の「lëvizje」なんかも主格複数形です(女性名詞)。
というのも、アルバニア語に於いて、複数形指標の語尾や、単数形から複数形へ変える際の手順は実にその種類が豊かで、今に至るまでの学習だけに於いても殆ど把握できてません。
男性名詞は、概して語末に「-ë」か「-e」を持つことが多い気がしますが、たとえばvëllaは「vëllezër」になります。その他、「-nj」、「-k > -q」、語幹の母音が変わるもの、色々です。正直、古典ラテン語・古典ギリシャ語の方が遥かに覚え易いです。また、方言が数多くあり、その影響で複数形を2つ以上持つ名詞もあるそうです。アルバニア語にいまいち慣れることができていない今の段階じゃムリゲー。
但し、女性名詞は男性名詞ほど複雑じゃないっぽい・・・かな?最初に出てきた複数形指標は「-a」です。これは単数主格定形の指標語尾でもあるので、定形単数主格と不定形複数主格では同じ語形を取る女性名詞が散見されます。また、女性名詞は-ëか-eで終わっていることが多く、不定形単数主格で、前者を語尾に持つ一部の名詞と、後者を持つ多くの名詞は複数形でその語形を変えず(ditë > 不定形単数複数: ditë; dritare > 同: dritare)、また、その他の母音を語末に持つもので、且つその母音がアクセントを有している場合も単数形=複数形だったりします。このことも、男性名詞に比べて複数形の覚え易さに寄与しています。
基本的な定形複数主格の指標は、両文法性共通で-t、対格も同じく-tです(あくまで「基本的な」、です。ちゃんと覚えてない^^;)。
とまあ、こんな感じです・・・。ツカレタ。
俺が使っている本のアルバニア語に対する解説が正しいと仮定すると、それを暗記して己の言葉で説明ができればその内容はアルバニア語の知識として正当なものであることになりますが、正直ちゃんと記憶できているかどうか自信ないです。本が実際に正しいかどうかは別として、もしかしたら覚え違いでここに書いたことは間違いだらけかもしれません。すっごい時間かけて書いたワリには・・・。詳しい人から見れば冷笑・爆笑ものかも、今回の記事。
「自信を持つ」って大切ですね。それなしでは、間違ってないことにもその正しさをひたすら疑ってしまう。
次回は最終、バスク語です。これもいつ書くことになるかわかったもんじゃありませんが・・・。
アルバニア語の挨拶って、そういえばまだヒトコトも知りません。「comment vas-tu ? / comment allez-vous ?」にあたるものは知っていますが(si je? / si jeni?)、今要るのはこれじゃない。
というわけで、gabon!(バスク語で「おやすみなさい」。見た通り読んで下さい)