2010年12月10日金曜日

今回の3枚

 Belinda Carlisle、God Only Knows、そして村下孝蔵!買いましたよ。
 いや~いい!村下孝蔵いい!Belinda CarlisleもHeaven Is a Place on Earth以外もすげーカラフルなポップで良かった。God Only Knowsも、OAバージョン以外を今回CDで初めて聴いたわけだが、いい!カップリングの「集積回路の夢旅人」の歌詞にはテーマとしてオタメガがわかりやすく取り上げられてて、最初イタい曲だったら#1のGod Only Knowsがぶち壊しだなと思ったんだけど、パッケージにも「God only knows~集積回路の夢旅人」と続けて書いてあるように、トラック上は分かたれてるけど事実上組曲の一部みたいなもんだね。曲間1秒もなしに#2は始まるし。「ボーカル」クレジットがなくて、「コーラス」でアニメ本編のキャラクターの中の人達が参加してるのがわかるけど、一体どんなのかと思いきや、どうもこうもそのまんま、確かにコーラスで1曲中通してましたね。最初から最後まで大仰な内容でした。
 とにかく今回の3枚のCDの買い物は大当たり!
 つーかなんかいつの間にか村下孝蔵のことフォークシンガーだと思ってたんだけど、なんでだろ?曲が進むたびに「全然フォークじゃないよな・・・」という印象が強くなっていきましたけど、別にフォークシンガーだと紹介されてるわけでもありませんでした。赤い鳥とか山本コウタローと併せて注目しだしたから勘違いしちゃったのかしら。
 ヒットしただけあって、「初恋」以外にも、「春雨」、「踊り子」、「ゆうこ」、「少女」、代表曲と言われるものにはすべて胸を打たれました。やっぱオリジナルの魅力は凄まじかったよ、「踊り子」。そらおとfのEDテーマとして聴いたときのパッとしない印象が嘘のようだ。この中でも特に「少女」は、「初恋」の如くしっとりと切ないおとなしめの曲かと思いきや、今回買ったベスト盤の中でも1、2を争うほどカラフル、他の言葉を探すとすると、派手、の一言。こういうのが基本の作風じゃない人が歌ってると余計にエキサイトしますねぇ。いやでも、「初恋」が大好きになって、これのイメージを基に村下孝蔵像をCD拝聴に至る事前に勝手に膨らませていったわけだから、2枚目まですべて聴いてみて、色んな曲書いた人だったんだなって驚いた。プロデューサーによる収録曲の解説を読んでみると、このプロデューサーとか、収録曲の殆どを手掛けた編曲の水谷って人との綿密なる共同作業の賜物でこうしたさまざまな作品ができていったんだってわかるけど、それにしても「月あかり」を最初に聴いて、あとからあとからああもカラフルな曲群がワラワラと出てくるとはふつう思わないでしょう。
 カバーも良かった。「22才の別れ」と「氷の世界」しか知らなかったけど、いや~、歌ウマイ、あとプロデューサーも書いてたけど、ギターもすごくキレイに弾くのねこの人。レコーディングじゃ滅多に弾かなかったようだけど、確かになんで?と思っちゃうね。
 あとはキャンディーズとアリスかー。楽しみだー。
 つーか早く注文しなきゃ!

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